「一度背負った罪は生涯下ろせないんですよ…」
「時女の魔法少女にとって私は異質なんです」
概要
時女一族に所属する暗殺者だった魔法少女。
心配性で思いやりがあり聞き上手。村や集落では大人から非常に愛されており、年下からはお姉さんとして甘えられている。
今も過去の自分に苦しめられており、時々暗い影を見せることがある。
(『マギアレコード』内アーカイブ『魔法少女』より)
プロフィール
出演作品 | マギアレコード |
---|---|
性別 | 女性 |
出身地 | 霧峰村 |
学校 | 霧峰村立霧峰中学校 |
年齢/学年 | 不明※/中学生 |
肩書き | 魔法少女/時女一族の巫 |
願い事 | 両親が抱いている自分への悩みを解消してほしい |
固有魔法 | 浄化の光(ヒーリング)? |
キャラクターデザイン | 蒼樹うめ |
CV | 大西亜玖璃 |
※年齢は時女静香より1つ上(配信番組「Magia Day 2022」の大西の発言より)。
人物像
メインストーリー第2部『集結の百禍編』から登場する魔法少女であり、時女一族の巫(かんなぎ)の1人。同じく巫(=魔法少女)であり友人の広江ちはる、時女静香と共に活動しており、期間限定イベント『深碧の巫』では主人公の1人として活躍する。
時女の一族だが時女集落ではなく、集落がある山のふもとに住んでいるので、静香とは違い現代文明の知識も身についている。
右頬にほくろがある。
魔法少女として
静香、ちはるは和装だがすなおのみクラシカルな洋装がベースになっている。
ソウルジェムは黄色で変身後は雫型で腹部につく。
武器は宝玉。
固有魔法は癒しの力の模様。
ちはる及び霧峰村の記事にもあるが、時女一族の巫は基本的に「神官である神子柴によって決められた願いを久兵衛様に叶えてもらうことで巫になる」形なのだが、すなおは時女一族においてはイレギュラーな形となった。
彼女の魔法少女ストーリーで明かされるのだが、両親はある頃からすなおの事を心配に思うようになり、悩みがあるか毎日のように聞くようになった。以前と変わってしまった両親を慮るすなおも「自分が両親の悩みを作り出してしまった」と思ってしまい自らを追い込むようになる。その時すなおの前に姿を現したのが久兵衛様で、彼女は営業を受けて「両親の悩みを解消して以前のような状態に戻して欲しい」と願ったことですなおは巫となった。
こうしてすなおの一家は以前のように笑顔のある家庭に戻った……かと思ったら両親はまた悩むようになる。実は悩みの根本は「すなおが一族のしきたりで巫にならざるを得なくなり、悪鬼と戦うのが心配」という親心であり、最終的に巫となったことでその悩みは一層深くなってしまう。この結果両親はより過保護となった(後に両親の悩みと過保護は解消)。
それどころか、一族のしきたりを破り自らの意思で願いを叶えたことに集落を統率してきた神子柴の逆鱗に触れ、すなおの一家を叱責する。両親をかばうすなおは両親の無事と引き替えに神子柴から「他の巫が集落の掟にたてつくような事態がある場合監視し暗殺するという使命」を負わされる。
結果として多くの罪もない少女が神子柴のいうまま巫になり生贄になってしまった。そして、その行為を黙認したすなおは、さらに一族のしきたりに背くものを抹殺することになったのである。
ゲーム上の性能
基本データ
ディスク構成
Accele | Blast(縦方向) | Blast(横方向) | Charge |
---|---|---|---|
×2 | ×1 | ×1 | ×1 |
最大ステータス
レアリティ | レベル | HP | ATK | DEF |
---|---|---|---|---|
★4 | Lv.80 | 18,963 | 6,697 | 6,389 |
★5 | Lv.100 | 23,714 | 8,499 | 7,827 |
コネクト「今はあなたを支えたいんです」
レアリティ | 効果 |
---|---|
★4 | 与えるダメージUP[Ⅶ]& HP回復[Ⅵ]& 防御力UP[Ⅶ] |
★5 | 与えるダメージUP[Ⅸ]& HP回復[Ⅷ]& 防御力UP[Ⅸ] |
マギア「明日への戒め」
レアリティ | 効果 |
---|---|
★4 | 敵全体に属性強化ダメージ[Ⅴ]& 確率でスタン(敵全/1T) & HP自動回復(全/3T) |
★5 | 敵全体に属性強化ダメージ[Ⅶ]& 確率でスタン(敵全/1T) & HP自動回復(全/3T) |
ドッペル「諦念のドッペル」
レアリティ | 効果 |
---|---|
★5 | 敵全体に属性強化ダメージ[Ⅸ]& 確率でスタン(敵全/1T) & HP自動回復(全/3T) |
専用メモリア「公民館でお手伝い」
全ては気持ちに従った結果だから、心配する要素はどこにもない
楽しそうだなって思った時も、大丈夫かなって思った時も
自然と体が前に出て、彼女はお手伝いのために働いてしまう
今日だってそう。お婆ちゃんたちと団子を作るのが楽しみで仕方がない
基本データ
レアリティ | ★3 |
---|---|
タイプ | スキル |
装備可能 | 土岐すなお |
イラストレーター | mepo |
ステータス
レベル | HP | ATK | DEF |
---|---|---|---|
Lv.1 | 446 | 0 | 486 |
Lv.40 | 1,115 | 0 | 1,215 |
スキル「エスペランサー・ストライク]」
特殊能力 | 効果 | 発動ターン |
---|---|---|
通常 | 確率でクリティカル[Ⅲ]& 攻撃力UP[Ⅴ](自/1T) | 9T |
限界突破 | 確率でクリティカル[Ⅳ]& 攻撃力UP[Ⅵ](自/1T) | 8T |
活躍
期間限定イベント
深碧の巫
メインストーリーに先駆けて登場。
魔法少女ストーリー
土岐すなお
- 1話「いざ喧騒の中へ」
時系列はちはるの魔法少女ストーリーより後で、メインストーリー第2部第1章の前日譚。
都会に慣れるために時女の三人は買い物をし、集落に無い物に触れてみるも静香は上手く適応できずにいた。
そこで神浜に行く事に対し親から何か言われているかを二人に問い、ちはるは答えを出したものの未だすなおは親にその事を言えておらず。
里に帰った三人。そこでちはるの母から村で育てている果物「だいだいっこ」が腐るほど余ってしまったという悩みを聞かされ、すなおは集落の維持費稼ぎも兼ねて観光業を営む案を出すも様々な問題が山積みなのが現状。
その時都会に出稼ぎに言っている男性からだいだいっこを扱った物産展の話が挙がり、里と町の距離が遠すぎるため静香は二人と物産展の手伝いをする事に決めた。これに対しちはるの母は他の二人の両親とスーパーに連絡を入れようとするが、すなおは自分自身で両親の説得を試みる。
- 2話「すれ違った過去」
翌日、三人は店舗スタッフのサポートを受けつつアルバイトをする事に。すなおは両親が店に来ることとなり、もし接客が上手くいかなければ神浜行きを許してくれないだろうと不安になっていた。
三人のバイトはお互い上手くいかず。中でもすなおはまた失敗して更に両親を心配させてしまうと思い悩む。
何故すなおの両親は娘の事を心配しすぎているのか、話は1年ほど前に遡る。
ある日、両親は自分を置いて時女一族の集落に向かい家に戻ってきたのだが、二人は娘に何も語らないうえ毎日のように質問を繰り返しすようになった。
それからすなおも両親に何かしたのかと悩み精神的に追い込まれ、自分の全ての行動が二人を悩ませているのではと考えるようになってしまう。
そんな中キュゥべえが姿を現し、すなおは「両親が今抱いている私への悩みを解消して」と願い魔法少女となり事情を知った両親は以前のように戻った…かのように見えたが今度は娘が魔女と戦う事への不安に苦しみ過保護になってしまった事で自身の願いに後悔する。
その後すなおは時女のしきたりについて聞き、両親は時女の存在を知らない娘が巫になって欲しくなかった事を知り、話を聞いた静香は両親の信頼を勝ち取るため、明日の物産展を何が何でも成功させようと言うのであった。
- 3話「3人一緒なら」
両親を安心させる為に三人の活躍をきちんと見せなければならない。すなおも二人がいるから大丈夫と意気込むものの結局上手くはいかず。
すなおの両親に見られていることに危機感を感じた静香はスタッフに配置換えを提案し、二人をフォロー。鼻が利きすぎるちはるに万引き犯を捕まえさせ、粘り強く聞き上手のすなおに少し面倒な客を対応させる。
これにより営業は成功をおさめ、すなおの両親は娘を心配してばかりで信じれなかった事を謝罪。改めて両親は娘と向き合うことにし、すなおも自身の神浜行きを認めて欲しいと両親に頼み込んだ。
メインストーリー第2部『集結の百禍編』
第1章『前書きは靴音と一緒に』
ちはると静香と共に自動浄化システムがあると言う神浜にやってくる。
ある日、3人はいろはとういと出会い、翌日に町の案内をしてもらう事にした。
しかしいろはだけ所用が出来たため、その日はういが鶴乃、フェリシア、さなを連れて来て案内をさせる事にした。
案内の中ですなおたちはうい達が自分達と同じ魔法少女である事を知る。そしてその直後、キモチを発見し交戦、苦戦するもののどうにか撃破する。
その直後、ういがいろはから加勢に来て欲しいと言う報を受けて、3人もうい達に電波望遠鏡へ急行する。
そこで初めて魔法少女同士の戦いと言うすなお達にとっては信じられないものを目の当たりにする。その際、里見灯花の手引きでいろは達と共にキュゥべえと話をする事に。その際、キュゥべえの目的や魔法少女の真実も知る事に。そしてすなおはキュゥべえと決別し、自身の罪をつぐなうべく、時女一族や世界中に存在する魔法少女を救うべくいろはたちと行動を共にすることになる。
第2章『微笑みと火花』
第3章『内なる常夜の夜明け』
第4章『彼方の群青』
第5章『揺れて恋歌に霞む理想』
時女一族の本拠地に乗り込んできたひめなに唆され、多数の構成員やちかと共にネオマギウスに移籍してしまう。
しかしそれはネオマギウスの拠点を暴き、組織ごと潰すための演技だった。
最終的にひめなは旭に射殺されたと思ったが、ひめなはみつねのドッペルの改竄で生き延びていた。
第9章『光差す正機迷宮』
さなの描いた絵本が静香を救うと考え、彼女にそれを送信するも一蹴されてしまう。
しかしちはるとキモチの石を用いた対話で静香と共に絵本の役を演じた事によって相互理解を完了させ、静香を元に戻した。
第6章アナザー『盾の隙間から変わる世界』
かごめの護衛を終えたさなと通話し、静香が性善説を説かれて以来、偏った善悪に固執し現実逃避している事と以前さなから勧められたこねこのゴロゴロの大長編の事を話す。
後者の作中の決死の行動は監督の幼少時の体験である事を告げ、事情を知らないながらもさなの行動に意味がある事を示した。
余談
担当声優の大西亜玖璃は、アニメ『マギアレコード』第一部の2話にも「女子中学生B」役で出演している。
関連イラスト
関連タグ
二葉さな:前述の通り、こねこのゴロゴロ仲間。
第二部12章のその後はヘルパー資格など誰かを助ける為の資格を収集中で、将来は自分で施設を作りたいらしい。