「我も時女一族のひとり お役に立てて何よりでありますよ」
概要
時女一族に身を寄せている、実直な魔法少女。
堅物で融通が利かないように見えるが、情にもろい一面もある。
兼業で猟師業を営む家庭で育ち、狩りの腕前はかなりのもの。
大のミリタリー好きだが、その趣味は隠しているつもり。
(『マギアレコード』内アーカイブ『魔法少女』より)
プロフィール
出演作品 | マギアレコード |
---|---|
性別 | 女性 |
出身地 | 湯国市 |
学校 | 湯国市立湯国学園 |
年齢/学年 | 16歳/不明 |
身長 | 不明 |
肩書き | 魔法少女 |
願い事 | 祖父の干渉を止めて欲しい |
固有魔法 | 幽霊を呼び寄せる |
ソウルジェムの形状/色/位置 | 銃弾?/薄い黄色/帽子 |
武器 | 小銃 |
キャラクターデザイン | 蒼樹うめ |
声優 | 入江麻衣子 |
※年齢は魔法少女ストーリーで判明。
人物像
時女一族に所属する湯国市出身の魔法少女。家は猟師で、山篭り生活なため世間の世情に疎い。家族は祖母と両親が確認されており、午前0時のフォークロアのメンバーとの関わりも知っている。
髪はオレンジのショートボブで、夜でも目がきく。一人称は「我」、語尾は「であります」と古風な軍人口調で喋る。
ちなみに猫舌である。
仲間思いな性格で身内にはわりとフランクに接しているが、敵対者や部外者に対してはややドライ気味。
また、後述する生い立ちから「魔法少女は希望も未来もない、どう足掻いても救われない虚無の存在」と考えている。
普段はセーラー服等で隠しているが、体中には彼女が魔法少女になった事が原因で他の生徒から受けた切り傷ややけど等の生々しい古傷が刻まれている。
傷そのものは治そうと思えば治せるものの、「魔法少女はただ捕食される側でしかない」という教訓と私情で市民や同胞を巻き込んでしまった自身への戒めとして、あえて傷を残している。また、この経験は魔法少女を虚無と感じる原因にもなっている。
魔法少女として
彼女のミリオタに反映してかソ連の軍服を思わせる衣装にリボンやフリルが付いている。
隠密行動に長けているらしく、初登場時はやちよ達ですらその気配を察知できなかった。
小銃を武器とし、狙撃による遠距離戦を得意とする。銃剣による近接戦闘も可能。
死者の霊を呼び寄せ会話するという降霊術のような固有魔法を持つ(第6章で判明)が、職業柄「命の冒涜」である事を理由にあまり使いたがらない。
彼女の願いは「祖父からの干渉を止めて欲しい」というもので、自身の進路だけでなく、ミリオタかつスチームパンク好きという趣味に関してもあれこれ言われるのを毛嫌いして契約してしまうが、願いの結果祖父の父(つまり曾祖父)の代からあった戦争の慰霊碑が取り壊され、祖父はショックを受けてしまい寝込んでしまった。日々弱っていく祖父の姿を見ていたたまれなくなり、その後悔の念が元で降霊術が固有魔法となったという。
ゲーム上の性能
サヴァイヴに蘇生、味方死亡時に攻撃&防御UPを持つ。
基本データ
ディスク構成
Accele | Blast(縦方向) | Blast(横方向) | Charge |
---|---|---|---|
×2 | ×0 | ×1 | ×2 |
最大ステータス
レアリティ | レベル | HP | ATK | DEF |
---|---|---|---|---|
★4 | Lv.80 | 24,268 | 6,565 | 6,748 |
★5 | Lv.80 | 30,331 | 8,203 | 8,435 |
コネクト「手を貸すでありますよ」
レアリティ | 効果 |
---|---|
★4 | 攻撃力UP[Ⅶ]& サヴァイヴ & 味方を必ずかばう |
★5 | 攻撃力UP[Ⅸ]& サヴァイヴ & 味方を必ずかばう |
マギア「突貫!絶対必中弾雨」
レアリティ | 効果 |
---|---|
★4 | 敵単体に属性強化ダメージ[Ⅴ]& 防御力UP & デバフ効果を1回無効 & 状態異常を1回無効(味全/3T)& 蘇生 |
★5 | 敵単体に属性強化ダメージ[Ⅶ]& 防御力UP & デバフ効果を1回無効 & 状態異常を1回無効(味全/3T)& 蘇生 |
ドッペル「保障のドッペル」
レアリティ | 効果 |
---|---|
★5 | 敵単体に属性強化ダメージ[Ⅸ]& 防御力UP & デバフ効果を2回無効 & 状態異常を2回無効(味全/5T)& 蘇生 |
専用メモリア「見えないものに狙われて」
ただ横たわるだけの、ゆるくてやわらかい静かな時間
体は傷付かず、心も穏やかでいられる
物事の起伏とは無縁の世界でいられるのは、きっとひとつの至福
だけどそれは、眠りに落ちていても、死んでいても同じかもしれない
基本データ
レアリティ | ★3 |
---|---|
タイプ | アビリティ |
装備可能 | 三浦旭 |
イラストレーター | - |
ステータス
レベル | HP | ATK | DEF |
---|---|---|---|
Lv.1 | 480 | 480 | 0 |
Lv.40 | 1200 | 1200 | 0 |
スキル「ノーブル・スピリット」
限界突破 | 効果 |
---|---|
通常 | Accele MPUP[Ⅱ] & MP獲得量UP[Ⅰ] & 防御力UP[Ⅰ] |
限界突破最大 | Accele MPUP[Ⅱ] & MP獲得量UP[Ⅱ] & 防御力UP[Ⅱ] |
活躍
メインストーリー第2部『集結の百禍編』
第2章『微笑みと火花』
1話ではキモチを巡るプロミストブラッドとの抗争で、彼女達に姿を見せず狙撃を行った。2話「アラウンドエネミー」で初登場。
第5章『揺れて恋歌に霞む理想』
神浜市民会館でのネオマギウスの抗争にて、藍家ひめなを射殺…したと思われたが三輪みつねのドッペルの認識改竄能力に阻まれた。
第6章『薄氷のレゾンデートル』
静香の治療のために作中初めて固有魔法を行使。
それを知った夏目かこと三栗あやめに真実を知ってしまい罪悪感に苦しむ深月フェリシアをその固有魔法で救ってほしいと懇願されるも、いずれ争うこととなるチームの一員だからと断ろうとする。しかしユニオン非所属の二人から更に「仲間ではなく友達として」救いたいと言われたためしぶしぶこれを了承。両親の霊を呼び出したことでフェリシアの心を救うことに成功する。
それでも旭は「たとえ救わずこのまま死なせたとしても、結果は大して変わらなかった」と、珍しく何処か冷めた様子で見ていた。
「魔法少女は虚無であります」
そして終盤、午前0時のフォークロアの一員であることが判明する。
第7章『トワイライト・レムナント』
ユニオンと共にプロミストブラッドとの最終決戦に参加。
涼子を庇い重傷を負って気絶し、体中についた様々な古傷を時女一族に見られた事で時女一族は彼女の出身地について調べる事にした。
第8章『夢のなごりに芽吹く花』
静香の母によって三浦家の源流は朱鷺(とき)家で、分かれて苗字を変更。集落は日本海側に一つしかなく、今は湯国市に編入されている事が判明。
先の戦いでのダメージはヨヅルの調整で回復。ちかから誰が古傷をつけたのかを聞かれると、本家が自分の地元に向かったから分かるとする。
自分を迫害した地元の連中に対しては「一概に悪者にはできないが、感情が憎悪から怒りに変わり暴力という形を伴い始めると昨日までの友達は消えている。彼等にとって世の悪は全て魔法少女のせいであり、報復すれば槍玉に上げられ魔法少女達がさらに苦しむ」としている。
そういう理由があって学校には行っているが家には帰ってない事が祖母によって明らかになっている。
そして時女一族と信念を同じくできず、一族をひっかき回すのは不本意だとして一族を抜けるも、全てが終わればまた迎えに来るとも言われる。
尚、皮肉にも「魔法少女が人間に虐げられている」という事実を思い知らされたこの一件は後に静香が自らネオマギウスに寝返る一因となっている。
第9章『光差す正機迷宮』
アナザーにてサーシャの親戚が経営してるワンルームにルームシェアしている事が明かされる。
魔法少女ストーリー
三浦旭
- 1話「」
- 2話「」
- 3話「」
期間限定イベント
ラビがネット上に構築した魔法少女のグループに後から加入。
魔法少女を世間に周知させる過程でクラスメイトの黒田に魔法少女と魔女の真実を打ち明け、一時は信用してもらえた。しかし湯国市オールスターフェストの途中に魔女が原因の事故で黒田と両想いになった灰谷を含む大勢の人々が死亡し、魔法少女が人々に害を成す存在だと誤解され、逆恨みした黒田を始めとするクラスメイト達から迫害されるようになった(身体の傷はこの後につけられた)。
太助の助力もあり、紆余曲折を経て黒田率いる撲滅派も猛省。しかしその場のノリで撲滅派に加わったり傍観していた人々に一人感情を爆発させた。
最後に信頼回復のために犠牲者の霊を被害者の遺族と対面させようとするも、ラビの固有魔法で強化されていた自分の固有魔法が暴走。たった今起こったバスの転落事故の犠牲者の断末魔が人々を襲い、心が壊れてしまうという最悪の事態を引き起こし、湯国での魔法少女の信頼は完全に地に落ちてしまった。
ピュエラ・ヒストリア アレクサンドリアの蜃気楼編
実は時女一族として静香達と共に古代エジプトに遡っており(このため「チベットのラクシャーシー編」で13世紀のチベットに向かったラビ達フォークロアの3人とは別行動を取っている)、ストーリー後半、再びエボニーの魅了で無力化された静香達を救うべくエボニーの香炉を狙撃することで救出する。
今になって登場したのは偶数人数では多数決ができない事と友軍を待機させれば有事の際に手を打てるからと涼子に提案した為(つまり万が一の切り札)であり、今まで付かず離れずの距離を保ちつつ、定時連絡をとっていたから。
クレオパトラの最期を見届け、エボニーの魔女化を阻止した直後は撤退すべく周囲を警戒しつつ殿を担当した。
元ネタ説
名前、及びキャラクター設定について、かつて新潟県に存在した旧三面集落をモチーフにしている説がある。
旧三面集落は人々から「マタギの里」と呼ばれ、狩猟、採集生活を主としていた。ここには平家の落武者が住み着いて集落が出来たと言う「平家の落武者伝説」が今でも残っている。市区町村としては朝日村(現在は村上市と合併、閉村)に属しており、現在は奥三面ダム建設に伴い水没している。
旭の家は猟師を営んでおり、源流は朱鷺家である。新潟県の県鳥は朱鷺であり、符合が見られる。
また、灰色革命冒頭で旭は朱鷺集落の山中で「平家の落人伝説」を裏付ける石碑を発見している。
名字は三面(みおもて)→三裏→三浦、名前は朝日→旭、の形にずらしたものと考えられる。
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第二部12章の後は人里離れた山で暮らし、時女集落の近くでジビエ料理店をオープン。
食材を確保した日だけ営業しているという。