「…でもよかった…私を塔から連れ出してくれたのが特別な存在で」
概要
生まれつきのひきこもり体質で不登校だが自分を変えたいと思っている魔法少女。
ネットでは昔から明るいキャラクターを演じており、変身している時はヒーローとしてそのキャラを演じている。
かつて外に出た時の美しい思い出が支え。
(『マギアレコード』内アーカイブ「魔法少女」より)
プロフィール
出演作品 | マギアレコード |
---|---|
性別 | 女性 |
出身地 | 神浜市中央区※ |
学校 | 中央学園 |
年齢/学年 | 不明/中学2年生(2年前) |
身長 | 不明 |
肩書き | 魔法少女 |
願い事 | 一生涯の引きこもり保障 |
固有魔法 | 認識の改竄 |
ソウルジェムの形状/色/位置 | 電池マーク/青/マント |
武器 | テーザー銃? |
キャラクターデザイン | 文倉十 |
声優 | 水瀬いのり |
※:自宅の所在地。
人物像
期間限定イベント『ガールズ・イン・ザ・フッド』にて初登場した少女。
人見知りの引きこもりで、常にネットを嗜んでいる。本人曰く友達付き合いが苦手で外出を恐れ、学校に行けなくなったため好きで不登校やってるわけじゃないとのこと。
こうした性格のため、木崎衣美里や藍家ひめなのような陽キャと話すことが大の苦手である。
銀髪のボブカットにジト目。灰色のパーカーを着用している。
飾利潤とは自宅がマンションの隣同士だが、初対面時まではお互いにそのことを知らなかった。
初登場イベントにおいて、彼女は最後まで魔法少女になることはなかった。しかし、開催予告の画像では指輪をはめていることが確認できる(ゲーム内のものは修正された)ため、今後魔法少女として登場することは確実と見られていた。
そして約半年後のイベント『ディペンデンスブルー』において、実際に魔法少女になったことが判明した。
しかし魔法少女時の自分とのギャップに悩んでおり、それを変えるために潤とヒーロー活動を行っている。
魔法少女として
裏地に電子配列が刻まれた黒マントが特徴で、さながらダークヒーローを思わせる風貌をしている。
相手の認識を「改竄」し、錯乱させる能力を持つ。
「ヒーローとして」のキャラ付けとネクラな自分の本性を隠す為に常にネットゲームをしている時のキャラクターを演じている(その際、語尾に「w」が付くことが多い)。
ゲーム上の性能
潤と同じチャージゴリラ。さらにCharge消費無しの効果が追加されている。
基本データ
ディスク構成
Accele | Blast(縦方向) | Blast(横方向) | Charge |
---|---|---|---|
×1 | ×0 | ×1 | ×3 |
最大ステータス
レアリティ | レベル | HP | ATK | DEF |
---|---|---|---|---|
★4 | Lv.80 | 23,320 | 6,519 | 6,659 |
★5 | Lv.100 | 30,080 | 8,320 | 8,604 |
コネクト「まずはコンビネーションかなw」
レアリティ | 効果 |
---|---|
★4 | 攻撃力UP[Ⅶ]& Charge後ダメージUP[Ⅴ]& Charge消費なし |
★5 | 攻撃力UP[Ⅸ]& Charge後ダメージUP[Ⅶ]& Charge消費なし |
マギア「ハッキング・ライオット」
レアリティ | 効果 |
---|---|
★4 | 敵単体にダメージ[Ⅴ]& 攻撃力UP(味全/3T)& Charge後被ダメージUP(敵単/3T) |
★5 | 敵単体にダメージ[Ⅶ]& 攻撃力UP(味全/3T)& Charge後被ダメージUP(敵単/3T) |
ドッペル「悪あがきのドッペル」
レアリティ | 効果 |
---|---|
★5 | 敵単体にダメージ[Ⅸ]& 攻撃力UP(味全/5T)& Charge後被ダメージUP(敵単/5T) |
専用メモリア「ディスガイズ」
町の明かりなんて全てなくなれば良いのにって思う
夜の帳が町を包み込んで全てが黒になれば画面の向こうが正だから
たった二十何インチの本当の世界
これから偽物の世界が幅を利かせるまでの数時間だけが生きている時間
基本データ
レアリティ | ★3 |
---|---|
タイプ | アビリティ |
装備可能 | 三輪みつね |
イラストレーター | mepo |
ステータス
レベル | HP | ATK | DEF |
---|---|---|---|
Lv.40 | 1187 | 1187 | 0 |
アビリティ「チャージエキスパート[Ⅲ]→[Ⅳ]」
特殊能力 | 効果 | 発動ターン |
---|---|---|
通常 | Charge後ダメージUP[Ⅲ]&ChargeディスクダメージUP[Ⅲ] | - |
限界突破 | Charge後ダメージUP[Ⅲ]&ChargeディスクダメージUP[Ⅳ] | - |
活躍
期間限定イベント
初登場。飾利潤が落としたヨーヨーがフードに落ちてきたのをきっかけに彼女と知り合い、魔法少女について少しずつ知っていく。あした屋の子供達と仲良くなったのを機に、潤についていけば変われると期待を抱き、彼女に憧れて魔法少女になろうとするが止められる(潤は神浜の外に引っ越すため、自分と魔法に頼らずみつねに外に出てほしいため)。
潤が引っ越した後、再び引きこもるようになり、次のシーンでキュゥべえが現れ…
知名度を上げるため、潤と共に宝崎市でヒーロー活動を行っている。
その道中でネオマギウスのメンバー集めの為に遠征に来ていたひめな達に出会い、紆余曲折あって潤と共にメンバーに加入したのだが……
以前のカミケで起こった事件を解決したのは魔法少女ではないかという噂話の調査をミユリにお願いしていた。
しかし足フェチがメンバーに引かれた事で即売会に行くのを辞めたミユリに調査を断られたため、ネットで情報を集める事に。ただミユが足フェチである事は周知なので今更気にする事なのかと疑問を持ち、行き違いがあったのではと感づく。
なおミユの動向については彼女の通常アカウントがサークルの情報にいいねを押してた事で知っていた。
メインストーリー2部『集結の百禍編』
第5章「揺れて恋歌に霞む理想」
メインストーリーに初登場。前述のイベントの後もネオマギウスに所属していることが確定。
イベントでの出来事(後述)を経て固有魔法が使えなくなってしまったものの、ドッペルを出すことで固有魔法以上に強力な改竄ができることも判明する。
しかし作戦遂行やひめなを守るためにドッペルを酷使した影響なのか、ねむと同じく下半身麻痺に陥ってしまい、実質的に戦闘不能となってしまう。
- なお、この第5章においてみつねは一言も台詞を発していない。メタ的な話になるが、おそらくは後にフルボイス化する際に生じる問題が関わっていると思われる。
第7章「トワイライト・レムナント」
里見メディカルセンターに入院していることが判明。
あまりドッペルを使わなかったのに下半身麻痺に陥った原因について、ねむは「とても重い絶望のせい」だと仮説を立てているが、本人は思い当たる理由が無く、一時的な症状と折り合いをつけている。
自分と潤のヒーロー活動がひめな達の助力によって良い感じに運んだ事に喜びを見せた一方で、神浜市長選が原因の東西対立のニュースを聞いて取り返しのつかない事をしたと後悔する。詳細は不明だが、ひめなとみつねは市長選に何らかの形で介入したようである。
- なお、今回は第5章と異なり、それなりに台詞がある。
第9章「光差す正機迷宮」
灯花による電波望遠鏡のセキュリティ解除には虹彩認証が必要となるため、みつねの改竄能力が必要と、ひめなの指示でみつねの元に向かった時雨とはぐむだったが、みつねは病室で間もなく退院できると告げるとともに、これまでのドッペルの使用で改竄していたはずの自らの記憶が元に戻っていたことを明かす。
そしてひめなの指示で市長選の西側候補の目的を改竄していたこと、さらにひめなが一般人に対し行おうとしている計画の実態も明らかにする。
全てを知った時雨とはぐむはみつねを伴って病室から抜け出し、ユニオンに救いを求めようと逃走する。
魔法少女ストーリー
三輪みつね
時系列的には「ガールズ・イン・ザ・フッド」の1年半後からメインストーリー第1部の時期に当たる。
第1章「理想を汚して」
- 潤との別れの後もそのまま引きこもりを続け、潤と別れる夢を見続けていたみつね。潤がいないさみしさが募りつつも、学校の先生の訪問も親からの心配も拒否。ネット上に書き込んだことについてもワンパターンでかつ虚しいリアルが見えてると否定され、そんな状況に嫌気がさす。キュゥべえからの営業を受けるが「自分を変えるために契約する」というのは潤との約束もあり流石に拒否。だがキュゥべえからは「潤との出会いや強制力を伴わない契約、負担になる約束を守り続ける事で今の君を苦しめている」と指摘され、潤を待ち続けるのも期待を裏切り続けるのにも嫌気がさし、「魔法少女という立場に対する理想を打ち砕く」という考えが思いつく。
- そして契約したみつねは周囲から自分の事を何も言われなくなり、徹夜しても疲れなくなって自宅で引きこもり生活をエンジョイ。それもそのはず、願った内容は変わろうとして苦しむくらいならずっと変わらない方がいいとして「魔法少女が理想と反するような人物だと分からせるために、一生涯の引きこもりを保障して欲しい」というもの。これで誰からも干渉されずに自身の魔法少女像を穢せて悠々自適……のはずがそうはうまく行かないのが魔法少女の定め。魔女を倒すことをしてこなかったため、ソウルジェムが濁ってしまっており、不調を感じるようになっていたのである。
- ということで渋々魔女を倒しに行ったみつね、初めての戦いで怯んでしまうも、キュゥべえからの助言で自分はヒーローであるとキャラ付けを行い、魔女の撃破に成功。結界に捕らわれていた女性も救出するが、女性から名前を聞かれると「名乗るほどのものじゃありませんから~~~~!」と逃げ出してしまった。しかし女性から助けた事を感謝されており、魔法少女となった今なら変われると希望を抱いた。
- 「お礼を言われるなんて…今の私なら、きっと」
第2章「汚れを拭って」
- ヒーローというキャラ付けのおかげもあり、魔女退治の要領が掴めるようになったみつね。時には本当にヒーローとして人助けも行っているのだが、そんなある日魔女との戦いで劣勢に立たされたとき、ベテラン魔法少女のひなのの協力を得て倒すことができた。それでもキャラで偽るだけでなく、本当に強くならなければと思い、ひなのの実力を見て彼女から弱点等を聞こうとするが、「定石などない、魔女にも個性がある。習うより慣れろ、そうすれば少しずつ強くなる」とのアドバイス。だが、ひなのから名前を聞かれるとやっぱり逃げてしまう。
- 数ヶ月後、そのアドバイスをしっかり守って地道に戦ってきたみつね。実力も伴うようになって自信もつき、「正義のヒーロー」を名乗るようになった。そのみつねがパトロールで歩いている頃、ひなのは衣美里から「神浜のヒーロー」、つまりみつねについての噂について聞かされていた。直後、魔女の反応を感じた2人は結界の場所を探すも見つからず。その時屋上には魔女の口づけの影響で飛び降りようとする女性の姿。だが間一髪のところで救ったのはみつねだった。
- 予期せぬ再会、そしてみつねの成長にひなのは感心。そして先ほどサイエンスショーで使った手作りラムネをプレゼント。と、ひなのを追いかけて来た衣美里が合流するが、みつねの姿を見て興奮する陽キャの衣美里に対し、生来の陰キャのみつねは逃げ出しひなのは衣美里にその事を告げる。
- 自分が魔法少女時のみとはいえ変わることができたと感じるみつね。しかし胸の中にはもやっとする物がある。だが気にしないようにしようともらったラムネを食べるのだが手作りであった為、ひなのの言う「吸熱反応でひんやりする」というのはなく、むしろあした屋での潤との日々を思い出して胸が熱くなってしまう。
- 夜中再びパトロールに出るが、昼間の魔女の気配が。探しているうちに再びひなのに出くわす。件の魔女は攪乱が得意で結界の場所を巧妙に偽装しているという。なので手分けして探すことになったのだが、いそうな場所どこもフェイク。地図上の残る場所を見るとあした屋だったため、みつねは驚愕した。
- 「過去が私を呼んでる…でも、どうしよう…」
第3章「隠れていたもの」
- 思わずあした屋に向かって走り出してしまうみつね。ひなのの制止も振り切り着いてみれば、そこには結界とイキガミの魔女の口づけがあった店主のおばあさん。ひなのを待たず、意を決して自分一人で魔女と戦うことにする。
- と、その時やってきたのは羽根からの報告を受けていたみふゆ。やちよとの思い出の場所を潰すわけにはいかず、魔女を確保すればアリナへの手土産になると結界に入るが、そこにはボロボロになりながらも魔女と戦っているみつねの姿があった。みふゆが止めようとしても戦い続け、ふと「自分が戦っている理由って?」と疑問がよぎる。「思い出の場所を守りたいから」と理解した矢先、魔女の一撃を食らい「助けて」と潤の名前を思わず言ってしまう。そしてそのままソウルジェムが濁りきった。
- 深層世界の中、もう一人の自分を向き合うみつね。「さっきみたいに言えば?助けて、潤って」と言われた上で、自分の痛いところを突かれる。どうして必死になっていたのか、そんなに変わろうとしていたのか、潤のことを捨てきれない過去を掘り起こされた。だがみつねは笑いながら自分のことを理解した。潤との思い出が苦しくて決別しようとしたけどできない、それどころか潤への思いが強くなり追いかけるようになっていた。潤が大切である、過去を捨てきれないのであるなら、弱い自分を受け入れると吹っ切れたみつねはもう一人の自分を抱きしめた。「おかえり、私」「ただいま、私」「おかえり、潤」
- 直後みつねはドッペルを発現し、魔女を倒すことに成功する。倒せたとは言え疑問符が付いているみつねに、みふゆはドッペルについてを説明。マギウスの翼への勧誘も行うが、みつねは「秘密結社は好きだけど入りたくない。私、引きこもりだから」と断る。みふゆも無理強いせずそのまま立ち去った。直後やってきたひなのと衣美里と話し、ひなのにラムネのお礼を告げ、潤に対して新たな誓いを心の中で思ったのだが、やはりぐいぐい行く衣美里には敵わず、再び逃げ出してしまったのだった。その最中「ゆっくりと、少しずつ潤のような、潤に誇れるような存在になろう」と決意する。
- 「結局、私の中にずっと在り続けたんだね…」
衣装ストーリー
みみねというHNでネットに書き込みをしている。
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柚希ほとり:ヒーローに憧れる魔法少女繋がり。
笠音アオ:みつねは魔法少女ストーリーで、blue_axeというプレイヤーとゲームで協力プレイをしているが、このプレイヤー名は「Crimson Resolve~深紅の決断~」でアオが使っていたものである。
石中魚の魔女:あちらは引きこもりの魔女。
ディペンデンスブルーネタバレ
「私を、変えてくれた…たったひとりの…たったひとりの…本当に大切な…人…」
「もう私、死にたがってるんだ……だから…私は…!」
後に宝崎市の事件の原因が「無意識の内に使っていた自分の固有魔法」だったと判明した際、罪悪感に駆られたみつねは「罪滅ぼしの為に独りで戦う」と、ドッペルを発動させてひめな達の記憶を改竄した後にどこかへ去っていった。
そして宝崎市の事件増加に便乗して力を蓄えた子守の魔女に独りで立ち向かうが歯が立たず、ピンチに陥っていたところに記憶を取り戻した潤達と合流。和解を経てネオマギウスの面々と共に立ち向かったものの、完全に仕留めたと思い油断した隙を突かれ潤が魔女の手負いの一撃を喰らい、治療も虚しく泣き崩れるみつねの腕の中で息を引き取る。
これに耐え切れなくなったみつねは、潤の意志を背負って生きていく為に、自分の固有魔法で潤の死に対する自分の認識を『潤は両親の仕事の都合で海外に引っ越し、当分帰ってこない』と改竄した。
なお、自ら記憶を改竄したみつね自身は気づいていないが、病院に見舞いに来たはぐむと時雨に挨拶した際「ハローハロー」と言っている。これは元々潤とコンビを組んでいたとき、人に会った際それぞれ「ハロー」「ハロー」と挨拶していたのを踏襲して、みつね1人で言うようになっていたものであり、これに気づいた時雨は流石にこらえきれず病室を出て行ってしまっている。
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更紗帆奈、日向華々莉:こちらも記憶を改竄する魔法を使っていた。しかもみつねと違いそれを利用して悪事・・・と言うか犯罪、もしくはテロ行為を働いた愉快犯。
第二部12章のその後はウワサの力のお陰で足が回復。そして自身のSNSの経験をかごめの為に役立てているとのこと。