石中魚の魔女。その性質は蟄居。
自身の結界内に特定のガラクタを収集し巣を作っている魔女。チューブ状の巣に引きこもっている時間が何より大好き。
普段は巣の内部を泳いでいるだけだが、迷惑そうな侵入者に対してはエリマキを出して威嚇しながら体当たり攻撃をしてくる。
砂場の魔女には一瞬で引き裂かれてしまったが、魔女の中で特段弱い訳ではない。(ガイドブックのみ)
結界の中の空がパスタであふれているのは、かつて見たパスタの姿をした神様を模しているらしい。
(マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝 TVアニメ公式ガイドブックより)
概要
プロフィール
外見・特徴
まるで筆で描かれたようなベタ黒のオオサンショウウオで、六本の足を生やし頭部に巨大な眼のような口を持つ。
結界内の筒状構造物の内部を泳いでいる時は蛍光色に光る。
現状アニメ版公式サイトには魔女図鑑が存在しないが、下記のシャフトのツイートにて設定画が公開され、2020年12月25日に発売されたアニメ公式ガイドブックで詳細な設定が明かされた。
結界がパスタの姿をした神を模しているからか中身がペペロンチーノになっており、死亡する際に必ず「体が破裂してパスタの臓物を撒き散らして絶命する」という、見ようによってはかなりグロテスクな描写が見られる。
魔女の結界
パスタで覆われた空に無数の金網が漂い、それが足場になっている。
活躍
第1話に登場。冒頭でいろはと戦い、素早い動きで彼女の攻撃をかわすも、駆けつけた黒江の奇襲を受け、羽を生やして突撃。
その後、逃げのびて一旦戦いは中断したが、後日再び登場。魔女の口づけをつけられた乗客がいろはを黒江を切り離し、結界ごといろはを神浜市に連れ込んで襲いかかるも、そこで遭遇した砂場の魔女に体を引きちぎられ絶命する。
その後グリーフシードは駆けつけたやちよによって倒された砂場の魔女と共に回収された。
ゲーム版
黒江の魔法少女ストーリーとイベント「Little Bird's Star」の最初のバトルに登場。
後者ではOPでいろはがこの魔女と激闘し、黒江が駆けつけようとするも逃げられてしまう。
元ネタ
魔女文字による真名Boxwoodは西洋つげを指す。大きな一つ目、山椒魚の外見などは漫画家つげ義春の作品が由来と思われる。
なお真名の読みはアニメ版ガイドブックで正式に公開された。
ちなみにこれは余談だが、茨城県の伝承には「石の中の魚(中国読みでは石中魚)」というものが存在する。
関連タグ
いろはちゃん(マギア☆レポート):オオサンショウウオ呼ばわりされたことがある。
獄門の魔女、批評家の魔女、卜者の魔女、ハナミチの魔女、肉焼きの魔女、ヨダカの魔女…アニメ版オリジナルの魔女繋がり。
三輪みつね:あちらは引きこもりの魔法少女。