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武旦の魔女

うーだんのまじょ

武旦の魔女。その性質は自棄。霧の中を虚ろな足どりで永遠にさまよい続ける魔女。いつも傍らにいる馬が何だったのか魔女にはもう思い出せない。(魔法少女まどか☆マギカポータブルより)
目次 [非表示]

ゲーム『魔法少女まどか☆マギカポータブル』に登場する魔女の一体である。


※この先、ゲーム及びアニメ本編に対するネタバレがあります。









































概要編集

Ophelia


もういい……あたしは一番大切だった家族を救えなかった……巴マミも死んじまった……そしてこの上、さやかまで……

あたしにはもう、何もない!何もないんだ!!呪ってやる!あたしはこの世界の全てを呪ってやる!

バッカヤロォオオオオッッ!!!!


佐倉杏子が魔女化した姿。

杏子ルートで魔女化してしまったさやかを暁美ほむらが先回りして倒した際、杏子のSGが濁りきっていると出現する。


父親を救うために魔法少女になったにもかかわらず、その父親に魔女呼ばわりされた挙句に家族を失い、他人のために魔法を使うことをやめた杏子。

そんな折、杏子は似たような境遇のさやかに自分を重ね合わせ、彼女に希望を託そうとしていた。

しかし、さやかは魔女化しそれでも希望を捨てずまどかと共に魔女結界最深部へ向かうも、すでにさやかだった魔女はほむらの手によって葬られた。

全てを失った杏子の僅かな希望が全て絶望に変貌、彼女までも魔女化させた。

その後についてはほむオフェを参照。


謎の魔女結界の5番目、忘却の結界30層目にも登場。杏子を前線に出せば、ある意味己との戦いが実現する。


マミのドキドキ ティロ・フィナーレにも登場。


外観及び能力編集

佐倉Ophelia杏子

騎馬兵のような勇猛さを感じさせる武旦(ウーダン)の魔女。

武旦とは中国の京劇において、派手な立ち回りを専門とする女性役者のことである。

頭は蝋燭になっており中華風の着物(漢服)をまとっている。

馬は蹴りこそ大ぶりなものの足取りは虚ろで、魔女にはこの馬が何者なのかはもうわからない。

(まどか、さやか、マミの魔女には苗字があることから、苗字、即ち家族とする説と、マミである説が有力)


馬の踏みつけと自己を槍に変形しての強烈な一撃を繰り出し、自己と全く見分けのつかない強力な使い魔を創造し、猛攻をかけてくる。

ステータスが魔女の中でもトップクラス、特に攻撃力が高いので上手く補助技を使わないとすぐにゲームオーバーになってしまう。

また、分身もHP以外は本体と全く同じステータスなので、囲まれないように注意して戦わなければならない。


使い魔編集

武旦の魔女の手下。その役割は行進

霧の中を規則正しく歩き続ける。主である魔女がこの使い魔の側に寄る事はない。


中国の女官のような姿をした使い魔。

灯を掲げる先導タイプと何も持たない通常タイプの二種がいる。

攻撃時には頭部を龍に変化させ、首が伸び、振り回してきたり、長射程の炎を吐いてきたりする。

また、先導タイプは通常タイプをどんどん召喚して物量で仕掛けてくることも。

先導タイプはレベルドレイン、通常タイプはパラメータドレインも使えるため、早めに倒さないと使用キャラクターのステータスが下がり、二度と戻らなくなることも。


長らく名称が不明であったが、2016年に開催された「MADOGATARI展」において「Zoe(ゾーイ)」であると判明した。


ドキドキ ティロ・フィナーレでは後述の結界内の金魚も使い魔扱いなのか敵キャラとして登場している。

魔女名編集

Ophelia

ヨーロッパの女性名。おそらく元ネタはシェイクスピアの戯曲『ハムレット』のヒロインで、主人公ハムレットの恋人であるオフィーリアだと思われる。

オフィーリアは劇中で父の死を聞き、悲しみのあまり、ついに正気を失い花をいっぱいに抱えながら川に飛び込み(もしくは誤って落ちて)溺れ死んだ結末となっていることから、目の前で父が母と妹と無理心中した杏子の過去の境遇とリンクしていると考えられる。

発売前にはこの父親のトラウマにさやかの話が加わって魔女化するのではないかと予想されていた。


ちなみにドイツ語で読んだときの読み方は「オフェリア」だが、元ネタの読み方でもある英語読み「オフィーリア」の方が広まっている。


魔女の結界編集

深い霧の中、ところどころにカンテラがぶら下がり、柱のような五線譜があり、金魚が泳いでいる水底のような結界。

赤い石畳の細い路は、万里の長城を想起させる。

また、杏子が防御に使用していた格子のような模様も見られる。


擬人化編集

Oktavia_von_Seckendorffらと同様に正体が判明していることから、佐倉杏子にOpheliaを模した衣装を着せたイラストが多い。

馬部分の解釈としては騎馬として独立している物の他、本体と一体化していわゆるケンタウロス型になっている物も見られる。

また杏子の髪の色が赤であるため、杏子の髪型をOpheliaの頭部の炎に見立てたイラストが多数存在する。


…それから約10年後、マギアレコードにおいて佐倉杏子 ドッペルver.の実装が発表されまさかの公式化。


二次創作での扱い編集

美樹さやかの魔女化した姿である人魚の魔女Oktavia_Von_Seckendorffとのカップリングであるオフィオクが生まれ、まさに魔女版杏さやである。

まじょ×まじょWitch love


関連タグ編集

魔法少女まどか☆マギカ 魔女(魔法少女まどか☆マギカ) 佐倉杏子 魔法少女まどか☆マギカポータブル

Kriemhild_Gretchen Oktavia_von_Seckendorff Candeloro Homulilly

ほむオフェ:直接対峙する二人


ドッペル(マギアレコード)自棄のドッペルとして実装された。

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