紹介文
おめかしの魔女。その性質はご招待。
理想を夢見る心優しき魔女。
寂しがり屋のこの魔女は結界へ来たお客様を決して逃がさない。
(魔法少女まどか☆マギカポータブルより)
おめかしの魔女。その性質はご招待。
理想を夢見る心優しき魔女。
結界の奥にあるおうちで毎日お茶会を開いているが、そこで出される食物を口にした者はその魂を抜かれてしまうだろう。
寂しがり屋のこの魔女は結界へ来たお客さまを決して逃さない。
その体はとても小さく、ティーカップに入ってしまうほど。
キーホルダーのように手下の体にくっついて移動する。
(MADOGATARI展より)
概要
巴マミが魔女に変化した姿。魔女文字による真名はCandeloro(キャンデロロ)で、タグでは主にこちらが使用される。
アニメ『魔法少女まどか☆マギカ』には登場しないが、ゲーム『魔法少女まどか☆マギカポータブル』ではアニメ本編で魔女化しなかった魔法少女の魔女化が当初から示唆されていた。後にゲーム雑誌で正式に発表され、彼女が該当第一号となった。
『マギアレコード』ではご招待のドッペル、またホーリーマミとして礼拝のドッペル、巴マミ 水着Ver.として常夏のドッペルという名義でも登場。
真名について
真名のCandeloroはイタリア語圏の男性名あるいは姓である(女性名はCandelora)。『魔法少女まどか☆マギカ』に登場する魔女の名前はドイツ語由来の女性名が多いのだが、これは「ティロ・フィナーレ」・「レガーレ」などイタリア語の技を多用するマミを意識してイタリア語関連の名前を付けたと推測される。
なお、本来の読みはカンデローロまたはカンデロロだが、本キャラクターは英語読みの「キャンデロロ」が定着している。
『魔法少女まどか☆マギカ』に登場する魔女の真名(魔女文字)は、魔女や使い魔の類にしか読めない設定であるため公式には原則として未公表であるが、この魔女については『魔法少女まどか☆マギカポータブル』の予約特典である特製カスタムテーマにて真名が明かされた。人魚の魔女の真名がファーストネームだけ公式で発表されていることを除けば、主要魔法少女5人が魔女化した存在の中でフルネームが判明している唯一の魔女である。劇場版『叛逆の物語』からはお菓子の魔女に次いで2体目となる。
外見
緑色(あるいは水色)のワンピース(スモックにも見える)に、黄色の巨大な鍔の広い帽子(ボンネット)をかぶった姿。帽子には魔女文字で「Candeloro」と記されている。
背中にお守りのような形のタグ(名札)が付いており、これを使って使い魔に憑依することができる。このタグには魔女文字で「Candeloro du Polignac(キャンデロロ・ドゥ・ポリニャック)」と記されており、2016年開催の「MADOGATARI展」では後半の「du Polignac」が使い魔の名前であると判明した。
腕は魔法少女時の攻撃手段だった黄色いリボンで、マミの髪型に似た縦ロール状のツインテールのような形となっている。
顔は黄色のボンネットを花弁に見立て、先端がピンクのおしべのようなものが出ている。
マミのグラマラスなボディも更に強調されている。
また、特筆すべきはそのサイズであり、魔女単体ではコーヒーカップに収まるほど小さい。
主要魔法少女5人が魔女化した存在の中では最小であるだけでなく、お菓子の魔女(Charlotte)の第一形態よりも小さく、現時点で判明している魔女の中では最小の魔女であると考えられる。
結界
結界前半部は金の装飾が施された巨大な皿が浮島のように並び、それぞれに虹の橋がかかる。
果物の実った木が生い茂る空間には巴マミを想起させる花が浮かぶ。
極彩色で彩られた結界は華美でありながら、どこか毒々しさも感じさせる。
尚、マミルートではすぐに魔女戦となる為、謎の魔女結界・忘却の結界15層目辺りから確認できる。
結界最深部は森林をバックにしたお茶会会場のような屋敷の中で、テーブルの上に巨大なケーキやティーセット(ティーソーサーやティーカップ)が並ぶ。
また、プレゼントのように包装された箱が無数に転がっており、屋敷の壁には「HAPPY BIRTHDAY」の文字が確認される。
魔女が誰の誕生日を祝おうとしていたかは定かではない。
あるいは魔女として「生まれた」自分自身の誕生日パーティーへの「ご招待」なのかもしれない。
戦闘において
戦闘においてはバインド効果のあるリボンでプレイヤーを拘束したり、使い魔に憑依して「ティロ・フィナーレ」のような攻撃も使ってくる。
また、憑依しているときに攻撃をすると使い魔を庇い、通常よりダメージを与えることが出来る。
HPと攻撃力が低く、登場レベルも低い(レベル3しかない)ため、まどかをしっかり育てていればあっさり倒せるが、この魔女に負けることも完全クリアの条件の一つなのでそれを目指すのならば、まどかを一切育てずに戦うが吉。
なお、エクストラの「謎の魔女結界」で登場する際は、相応のレベルに上がっている(レベル69)ため注意が必要。
使い魔
おめかしの魔女の手下(Du_Polignac)
おめかしの魔女の手下(あかいろさん)。その役割はご案内。
放っておくと逃げ出してしまうため、魔女によって手足を縛られている。
魔女の大切なお友達。
(魔法少女まどか☆マギカポータブルより)
おめかしの魔女の手下。その役割はご案内。
結界の中に入ってきた人間を魔女のお茶会へと誘う。
放っておくと逃げてしまうため、魔女によって手足を縛られている。
魔女の大切なお友達。
見た目の色によって、あかいろさん、ももいろさんなどの違いがあるが、役割はすべて同じ。
(MADOGATARI展より)
魔女文字による真名はDu_Polignac(ドゥ・ポリニャック)。『魔法少女まどか☆マギカポータブル』発売当初は公表されておらず、2016年開催の「MADOGATARI展」にて明かされた。なお、「du」は男性系接続詞、「Polignac」はフランス語系の姓となっている。
結界の中に入ってきた人間を魔女のお茶会へと誘う。放っておくと逃げてしまうため、魔女によって手足を縛られている。魔女の大切なお友達。魔女自身が憑依することで、ティロ・フィナーレのような攻撃を放つことができる。
容姿によって、赤色の髪のポニーテールで槍を使うあかいろさん、桃色の髪のツインテールで弓矢を使うももいろさんなどに区別される。2016年開催の「MADOGATARI展」では、ゲーム未使用のバリエーションが4種が存在する事も明らかになった。これらは強いて名付けるならあおいろさん、くろいろさん&むらさきいろさん(2種)、みどりいろさんである。彼女らは鹿目まどかや佐倉杏子などに酷似しており、持っている武器も非常によく似ている。Holgerのように、魔女が生前想いを抱いていた相手を具現化させたものである可能性がある。
活躍
『魔法少女まどか☆マギカポータブル』
- ストーリーモード
- 「あなたが側にいてくれるなら」(通称:巴マミルート)にて登場。暁美ほむらが契約していないことから、本編第10話の1周目に相当する時間軸であると思われる。魔女結界におけるBGMはGertrudやAlbertineと同じものが使用される。
- 鹿目まどかとほむらの仲に嫉妬し、精神が不安定になっていたマミは、魔法少女になって間もないころに魔女に襲われている子供を救えなかったトラウマを作る原因となった銀の魔女(Gisela)と対峙する。
- この時、ソウルジェムが濁っているかどうかによってストーリーに分岐が発生し、濁りきっていた場合はまどかとほむらを呼ばずに単身戦いを挑む。辛くも勝利するが、その時助けた人間が皮肉にも前述の救えなかった子供の母親であり、「なぜ死なせてくれなかったのか」と詰め寄られたことで自分自身の魔法少女のあり方が揺らいでしまう。
- 直後にまどか達が到着するがすでにソウルジェムは限界を迎えており、「今まで人々を助けてきたのも、結局は子供を死なせた罪から逃れたいという自分の願いのためにやっていたのではないか」という本音を吐露した直後、魔女化してしまう。
- 謎の魔女結界
The_different_story
未登場。ただし、下巻でこの魔女の結界を連想させる描写が存在する。
マギアレコード
マミのドッペルとして登場。その他scene0にて愛生まばゆがマミと自分が魔女化する未来を予知した(魔女の姿は出ない)。
Pixivでの扱い
雑誌で発表されるやいなや、巴マミファンや魔女ファンによるイラストが一斉に投稿された。使い魔が鹿目まどかと佐倉杏子に酷似しているため、彼女らと一緒に書かれる場合が多い。
擬人化
正体が判明しているため、巴マミにCandeloroを模した衣裳を着せたイラストが多い。ロロマミさんという専用タグも存在する。
関連タグ
魔法少女まどか☆マギカ 魔法少女まどか☆マギカポータブル マギアレコード
救済の魔女 人魚の魔女 武旦の魔女 此岸の魔女 くるみ割りの魔女 お菓子の魔女:見滝原の魔法少女の魔女たち。
Candeloro ご招待のドッペル 光輪の魔女 礼拝のドッペル 陽気の魔女 常夏のドッペル
Kriemhild_Gretchen Oktavia_von_Seckendorff Ophelia
Homulilly:2つの姿と性質を持った最初の魔女。