概要
子守の魔女
その性質は困窮
何処かに落としてしまった赤ん坊を探し続け、人間を見つけるとその年齢を問わず誰彼構わずおんぶ紐を伸ばして捕まえようとしてくる魔女。
ただしうまく捕縛できたとしても今度は落とさないようにときつく締め上げるあまり窒息させてしまうだろう。
ちなみに、まだ幼い精神をもつこの魔女は進んで子守をしているわけでは決してなく、赤ん坊が好きな訳でもない。
恵まれた生活を送る者達を嫌い目を伏せ、自身を呪い続けている。
(『マギアレコード』内の魔女・ウワサアーカイブ#131より)
プロフィール
外見
画面に収まらないほどの巨体。頭は米で出来ており、紫色のケープを被り青い取っ手が刺さっている。おんぶ紐を伸ばし宙を舞うその姿はまるでクラゲのようである。
また口の端から灰色のおかゆの様なものが垂れている。実は向きを逆に変えると、女性の子宮の形をしており、下半身の匙は……ひぃ!
特徴
自身の腕がわりであるおんぶ紐を叩きつけるほか、おにぎりを射出して攻撃する。
登場時や退場時には赤ん坊そっくりの泣き声を上げる。 ひぃ!
魔女の結界
無数の石が散らばる河原にビー玉が転がっている。また画面左端には壊れた日本家屋のようなものがある。
活躍
メインストーリー
メインストーリー第七章11話のBATTLE1で登場。車輌基地にまんまと引っかかったいろは達に対し、天音姉妹が差し向けた。
スペシャルストーリー
ココイチとのコラボストーリーである「イチカレーと10辛級のクライシス」では、これと同じ姿の魔女がココイチのトラックを襲って結界に引きずり込み、トラックの中身であるカレーの材料を狙っていた。
店に材料が入ってこないために開店ができないピンチを救うべく行動を開始したチームみかづき荘のメンバーのうち、いろは、やちよ、ういのグループは結界を発見し侵入(残った鶴乃、さな、フェリシアは他店から材料を分けてもらっていた途中、「お姉ちゃん」を探しているところと遭遇)。やちよがトラックを逃がそうとしているところ、別のトラックを叩いているところをいろはの攻撃を受けて逆上し、いろはとういを追いかけるが、ういの指示を受けたいろはが持っていたカレーの材料を投げつけられたところ、そちらに興味を移し、その隙に倒された。
いろはたちが店に戻ると、鶴乃たちから、店長と彼女の妹が魔法少女であること、そして妹がカレー好きであることを知らされる。それを聞いたいろはは、先ほど倒した魔女がその妹ではないかと責任を感じていたが・・・?
テレビアニメ
2期6話に多数登場。ただし布の色が青くなっている。
その他
真名の由来はおそらくおしん。
説明文からは生活困窮者、望まぬ妊娠をした者、ベビーシッターなどであったことが予想出来る。
そこから派生して、使い魔の真名を「小鳥」と「子取り」のダブルミーニングとする他、ドロップ素材である取手を「(子供を)取る手」とする解釈がある。
関連タグ
ドッペル(マギアレコード):命名法則から困窮のドッペルと導き出せる。