概要
振子の魔女
その性質は右往左往
この魔女の振子の音を聴いた者は同じ場所をぐるぐると回るばかりで先へ進めなくなってしまう。
同じ場所で同じ時を過ごすことを何よりも望み、夢中で頭を揺らし続ける。
もともとは振子時計の魔女だったらしいが、時間の存在を拒否するこの魔女は文字盤の数字も針もすべて捨ててしまった。
(『マギアレコード』内の魔女・ウワサアーカイブ#126より)
プロフィール
外見
画面に収まらないほどの巨体。
振子時計から木の根のような触手が伸び、自身の魔女の口づけが描かれた割れたガラス板を抱えている。
振子の重心には上下逆の唇がある。
動かなそうな解説文に反し、振り子を大回転させて相手を巻き込む、ガラス板をガンガン叩き付けるといった豪快な攻撃を繰り出す。
アニメ版では触手が赤い毛糸で描写されている。
特徴
フェリシアが激闘の末にようやく撃破していることから、相当強力な魔女であったことが窺える。
魔女の結界
使い魔の結界に加え、振り子や歯車が付け加えられている。
また飾ってある額縁には、電車や廊下を思わせる背景と佇む人物の画像があるが、魔女との関係は不明。
活躍
メインストーリー
第5章に登場。アリナ・グレイが名無し人工知能のウワサの結界内に隠していたが、いろは達がウワサを消滅させたため、アリナの作りだした結界内に匿われる。アリナはそのまま逃走しようとするが、フェリシアに追いつかれたため逆に彼女を結界内に閉じ込めて魔女に食わせてしまおうと考える。しかし、フェリシアの奮闘によって魔女は倒され、アリナの目論見は瓦解した。
第6章5話のBATTLE5でようやく登場。
テレビアニメ
第10話で登場。原作通りひとりぼっちの最果てに隠されていたが結界を破壊された事に激怒したアリナが6体の個体をいろは達に差し向ける。
うち一体は鶴乃とコネクトしたフェリシアによる炎のハンマーで倒され、残りはマミの命令で天音姉妹によって回収された。
余談
本来はメインストーリーのプロローグ(チュートリアル)で最初に戦う魔女となる予定だったが、委員長の魔女に役目を奪われ、メインストーリー第6章では子守の魔女の手下にまで先を越された経歴を持つ。(外部リンク参照)
関連タグ
ドッペル(マギアレコード):命名法則から右往左往のドッペルと導き出せる。
郷愁のドッペル:同じ時間を繰り返している魔女繋がり
ヨコハマタイヤ:魔女が落とす素材がこれに似ているともっぱら称される。