感情の起伏に乏しい魔法少女。
特に波風も立たない穏やかな家庭に生まれ、両親の愛情を受けながら成長していった。
しかし、生来のものなのか、非常に冷めた性格となり、淡々とした生活を送っている。
一方、内心では刺激を求めている。
（『マギアレコード』内アーカイブ「魔法少女」より）

左:通常　右:魔法少女姿

プロフィール

出演作品	マギアレコード
性別	女性
出身地	神浜市中央区
学校	中央学園
年齢／学年	16歳／高校1年生
身長	162cm
肩書き	魔法少女
願い事	お金
固有魔法	透明化(※)
ソウルジェムの形状／色／位置	ダガー状でメインはブリリアントカットのダイヤ／青／左太股
武器	ダガー
キャラクターデザイン	H2SO4
声優	石上静香

(※)CROSS_CONNECTION~魔法少女すずね☆マギカの描写およびマギアアーカイブVol.1から

人物像

失感情症に似た何事にも動じないクールな少女。
幼少期から感情の起伏に乏しく、怒りや喜びといった感情を知識としては理解していても、自分が実感することはなかった。そのために物事は合理性と損得勘定のみによって判断していた。
人並み以上に何事もこなせるが、何かに執着したことはない。そんな彼女は自分が何か執着できるものを求めていた。
魔法少女になったのも、別に悲願があったからではなく、魔女との闘いに何か得るものがあるのではという、純粋な好奇心からだった。そのため、願いは無難な金銭にしたらしい。だが、結局魔法少女になっても彼女が満たされることはなかった。

魔法少女仲間である粟根こころとは同級生であると同時に親友であり、彼女が初めて友愛や喪失への恐怖といった感情を感じた大切な存在である。
こころに関してはだけは感情を表に出すこともあり、特にこころが傷つけられた場合は怒りの感情(メインストーリー8章)ひいては殺意めいたもの(CROSS CONNECTION)すら垣間見せる。

ちなみに幼少期に母親から進められて始めた水泳をいまでも続けている。彼女にとっては惰性で続けていたにしかならなかったが、今では日常の一つになっているという。

魔法少女として

武器は西洋短剣。
青い鬼火のような炎を纏い、姿をくらますステルス系（？）の魔法を得意とする。そのため相手の背後から切りつける、アサシンのような戦い方をする。

戦闘スタイルとしては防御を全く考えない攻撃一辺倒。キュゥべえからも迷いがなく強いと高い評価も得ているが防御も考えた方がいいと忠告も受けている。
ただし、まさら自身は明日すら求めておらず死ぬことを全く恐れていないのでその忠告を聞き入れることはなかった。

元々魔法少女としての強さについては一定の評価がなされていたが、すずね☆マギカコラボのCROSS CONNECTIONにてその真価を披露しプレイヤーに衝撃を与えた。
その固有魔法は姿形や気配を高度なレベルで消し、攻撃に移る際も誰にも全く何も感じさせないという強力なもの。魔法少女殺しとして凶行に走る天乃鈴音の粟根こころへの不意の一撃を透明化状態ではじき、鈴音に一切存在を悟らせる事なくパニック状態にあるこころを離脱させた。
不意の事態にも全く動じず、的確に判断して指示・行動する辺りもセンスの高さがうかがえる。

メインストーリー8章のヘリポートの戦いでは疲弊している魔法少女が多い中、余力を残している発言をしている。

御園かりんの固有メモリアで稼いでそうな魔法少女のリストの中にピックアップされている。

ゲーム上の性能

基本データ

属性	光
タイプ	アタック
イラストレーター	H2SO4（★3〜5）
実装日	初期実装（★3〜5）

ディスク構成

Accele	Blast（縦方向）	Blast（横方向）	Charge
×2	×0	×1	×2

最大ステータス

レアリティ	レベル	HP	ATK	DEF
★3	Lv.60	12,982	5,763	4,153
★4	Lv.80	16,874	7,499	5,399
★5	Lv.100	21,142	9,063	6,639

コネクト「もう終わらせようよ」

レアリティ	効果
★3	確率でクリティカル［Ⅹ］
★4	確率でクリティカル［Ⅻ］
★5	必ずクリティカル&確率で防御無視

マギア「インビジブル・アサシン」

レアリティ	効果
★3	敵単体にダメージ［Ⅲ］& 追撃（自／1T）
★4	敵単体にダメージ［Ⅴ］& 追撃（自／1T） & 回避（自／1T）
★5	敵単体にダメージ［Ⅶ］& 必ず追撃　& 確率で防御無視（自／2T）&　必ず回避（自／1T）

「楽しいことでも無いもの…終わらせましょう」

英語表記は「Imvisible Assassin」。

左目から噴き出した青い炎で相手を幻惑し、死角から短剣を突き立てる。突き立てた後、周囲に青い結晶状の刃が放射状に降り注ぐ。

その見た目から全体攻撃と勘違いされがちだが、実際には単体攻撃である。

ドッペル「索漠のドッペル」
リリース4周年記念配信イベント「Magia Day 2021」にてドッペル解放が告知された。

レアリティ	効果
★5	敵単体にダメージ［Ⅸ］& 必ず追撃　&　確率で防御無視（自／2T）&必ず回避	（自／1T）

専用メモリア「無味乾燥」

勉強、習い事、遊び、色々なことを経験してきた。
小さな頃から水泳もやってきた。
それでも彼女は、何1つ興味を持てない。
そんな彼女の日常は、つまらなく、毎日が退屈であった。

基本データ

レアリティ	★3
タイプ	スキル
装備可能	加賀見まさら
イラストレーター	大熊まい

ステータス

レベル	HP	DEF
Lv.1	424	504
Lv.20	636	756
Lv.40	1,060	1,260

スキル「クリティカル・ストライク」

特殊能力	効果	発動ターン
通常	必ずクリティカル（自／1T）	15T
限界突破	必ずクリティカル（自／1T）	13T

活躍

メインストーリー第1部『幸福の魔女編』

第8章『偽りに彩られ神浜』
ももこ編より登場。
まさらがこころを傷つけられたせいで感情を露わにしている。
調整屋で説明を受けた後、他の魔法少女達と共にヘリポートに駆けつける。

第10章『浅き夢の暁』
最終決戦では、ワルプルギスの夜の攻撃からあいみを退避させる。

魔法少女ストーリー（加賀見まさら）

※この他、粟根こころ（1話〜3話）の魔法少女ストーリーに登場。

1話「不可解な微笑み」
ある時、魔法少女として魔女に追い詰められていたこころをまさらが助けたことから、こころに好感を持たれる。こころはまさらと仲良くなりたいようだったが、魔法少女として優秀でなかったこころはまさらに付いていくのやっとの状態で、感情の乏しいまさらからは特に何とも思われていなかった（八雲みたまにも「こころの片想い」と評されている）。
「私が居なくなったところで、あの子には何のデメリットもないのに」

2話「その傷の理由」
ある日のこと、こころが魔女の攻撃でやられそうになった時、まさらは初めて「何か（誰か）を失う恐怖」を感じ、彼女をかばって負傷してしまう。それ以降、こころはまさらに負い目を感じるようになり、まさらはこころを遠ざけるようになる。
「あの子と一緒にいたら…私は傷つくの？どうして？」

3話「利己的な庇護欲」
八雲みたまから「自分（の心）を守るためにこころを遠ざけている」と指摘され困惑するまさら。そんな折、まさらに認められたいという一心で単身で魔女に挑むこころだったが、実力及ばず追い詰められてしまう。そこに偶然駆け付けたまさら。二人は互いの心情を吐露し合い、わだかまりを解消して共に魔女を退治する。
それ以降、まさらはこころに対する友情を自認し、二人は親友と呼べる距離まで近づく。そんな二人を見つめながら、みたまは心中で「加賀見まさら守りたいものがあればこそ…あなたはきっともっとずっと強くなれる」と呟くのだった。
「初めて未来のことを考えた。それが何故なのかはわからないけれど」

衣装ストーリー

アウトドアウェア「わからないけど嫌じゃない」

水着（2018年）「まさらの非日常」

冬服（2020年バレンタイン）「チョコレートの理由」

期間限定イベント

あの日の一番を超えて
詳細は該当記事を参照。

みかづき荘のMerry Christmas
エピローグにこころと登場。普段感情の起伏に乏しいまさらは、静かに降る雪に、「綺麗だわ……」と微笑んでみせた

アラカルトバレンタイン〜みんなの気持ちの届け方〜
江利あいみ編に登場。
バレンタインが間近に迫ったある日、まさらはこころと共に江利あいみに相談を受けていた。それはバレンタイン当日に好きな彼にどうやってチョコをあげればいいか、現実的なまさらの意見を聞きたいということだった。
あいみの妄想に振り回されつつも、まさらはある提案をする。早速それを実行するあいみ。果たしてあいみはチョコを彼にあげることが出来るのか……！？

『CROSS CONNECTION〜魔法少女すずね☆マギカ〜』
粟根こころとともに登場。天乃鈴音と対立する。終盤、他の魔法少女が殺人に対して否定的な見解を示す中、唯一無言を貫き、肯定ともとれる描写を見せた。

『遊狩ミユリの現在修業中!』
こころとの登山中、道に迷うミユリと遭遇し声をかけるもクマと間違われて逃げられる。しかし登山道に走っていった為安心した。