眞尾ひみか
まおひみか
「アタシ特製のドリンクは元気になる!」
たくましい商売人にして魔法少女。
8人家族の長女で、母親と死別して以来、父親と共に一家を支えている。
家族と共に生きていくことにかけがえのない幸せを感じている。
家計はいつも火の車で、それ故に隙があれば小銭稼ぎをしようとする。
(『マギアレコード』内アーカイブ「魔法少女」より)
初登場は公式紹介マンガ「マギア☆レポート」。その後長らくプレイアブル実装はされなかったが、実装直前のニュースでなんとマギレポの作者のPAPA氏がデザインを担当している事が判明した。
7人きょうだいの長女で、6人いる弟や妹(このうち、弟2人は「ひみお」と「ひみじ」、妹2人は「ひみみ」と「ひめか」と、その名前が判明している)の世話をするしっかり者。大家族なのでかなりの貧乏なため、スーパーで廃棄寸前の肉を残飯処理業者から安値で買って、生活のやりくりや食事の切り盛りをしている。
白いマントに赤い服、腰に水鉄砲をさしたピエロ、あるいは子供が想像するヒーローのような衣装を着ている……がどういうわけか布がほとんど身体を覆っていない。
チャンピオンベルトの中央についた太った鳥のような赤い石がソウルジェム。
巨大な拳が先端の槍を武器とする。焼きごてのように赤熱化させて敵に叩き付けるのが基本的な使い方だが、本物の手のように動かすこともできる。
マギアアーカイブVel.1によると武器は槍を指定されていたが、徒手空拳をやらせたかったが為に先端を拳にしたとのこと。
ところで治癒や回復を願った者は大抵治癒魔法を取得するものだが、彼女の場合『お金に力を持たせる』とでも言えばよいのか…かなり変わった固有魔法を取得している。貧乏生活故のことであろうか?
基本データ
「耐える」「サヴァイヴ」等、踏まれても折れない彼女の雑草魂を体現したかのような効果をもつ。
覚醒後(★5)のHPは破格の30,227となり、プレイアブルキャラの中でトップの値となる。HPがデフォルトで3万を超えるのは彼女が初だった。
コネクト「ギブアンドテイクですよ」
レアリティ | 効果 |
---|---|
★4 | 耐える(3T) & BlastダメージUP[Ⅶ] |
★5 | 耐える(3T) & BlastダメージUP[Ⅸ] |
マギア「メテオ・フィスト」
レアリティ | 効果 |
---|---|
★4 | 敵全体にダメージ[Ⅵ]& サヴァイヴ & HP自動回復(自/2T) |
★5 | 敵全体にダメージ[Ⅶ]& サヴァイヴ & HP自動回復(自/2T) |
専用メモリア「幸せな音」
チャリン…これは1円の音…チャリン…これは50円の音…
チャリン…これは10円の音…チャリン…これは5円の音…
チャリン…これは1円の音…チャリン…こ、これは…ご、500円の音!!
ひみかには分かる。その些細な違いが
メインストーリー第1部『幸福の魔女編』
最終決戦では、海浜公園に誘導されたワルプルギスの夜の攻撃をコインで逸らす。
曰く「お金には思考どころか価値観すら変えてしまう力がある」からこう言う芸当ができるらしい。
魔法少女ストーリー
眞尾ひみか
- 1話「絵本に出てくる青い花」
- 眞尾家は、父ひとり、娘4人、息子3人の8人家族。長女であるひみかは春名このみの花屋を手伝ったり、粟根こころに編み物を教わったり大忙し。家も狭く家計はいつも火の車、お世辞にも裕福とはいえないながら眞尾家は今日も明るい笑い声が絶えない
- ある日、こころと共に家に帰ったところ、弟妹に混ざって三栗あやめがお邪魔していた。なんでもこのはと葉月がこのはの作った殺人飯で食あたりを起こし倒れてしまったらしい。そこであやめは、絵本に出てくる「どんな病も治す青い花」を手に入れて二人に元気になってもらいたいという。
- あやめはひみかのお父さんもこの花のおかげで元気になれたんでしょ?と聞くと、ひみかとこころの顔が曇る。
- それでもあやめの気持ちに答えるため、山に青い花を探しに来たひみか達。あやめとじゃれあいながら遊ぶ弟妹たちを見て、ひみかは「あの日は……またこんな日がくるなんて思ってもみませんでした」とこころに言う。
- 「やっぱりアタシは、家族がなにより大事なんだ!」
- 2話「優しくて酷いウソ」
- それは、こころと初めて会ったときのこと。あの日、行く当てもなく飛び出したひみかがぶつかってしまったのがこころだった。
- 泣いているひみかを見て、こころは辛いものすべて吐き出しちゃおうとひみかに言うと、ひみかは堰を切ったかのように泣き出した。
- 何があったのか話してみてと言うこころに、ひみかは話し出す。病気の後遺症で働けなくなった父のために兄弟で「どんな病も治す青い花」を探しに行ったこと。だがそんな花は存在してなく、ひみかは買ってきた青い花を“どんな病も治す青い花”としてウソをついて渡してしまった。父は喜んでくれたが病は治らず泣いてしまっていた。そんな父の姿を見てひみかは酷く後悔する。だがウソだと言えなく、その花が原因で兄弟げんかになってしまい、弟に「もとはといえば姉ちゃんがあんなウソつくからだろ」と言われてひみかは逃げ出してしまった。
- 悲しんでほしくなくてついたはずのウソが、いつの間にか家族みんなを苦しめていた………たった一つのウソで家族がバラバラになっていく………どうしていいか分からないひみかに、こころは自身の体験を話す。彼女の家族もバラバラになってしまったこと、こころは諦めきれなく一人でなんとかしようとしたがそれはとても苦しいものだった。
- だが我慢も無理もしなくていいと言ってくれたひとがいた。その言葉で、こころは楽になれたと。こころはひみかに問う。無理をしていないか、自分の気持ちを押し込めていないか、正直に言ってみて、と。ひみかは貧乏でも家族一緒に笑っていたい、そのために謝っても許してくれるだろうかと言う。そう思うなら行動したほうがいいと思うというこころの言葉を受け、ひみかはこころをまるで姉ちゃんのように思った。
- その後、家族と和解し、キュゥべえに父の病を治してもらったりとひと悶着あったが、今こうして家族で笑っていられる。それだけでひみかは満足していた。
- そして青い花探しは難航していた。白い花ならたくさん集まったが青い花はない。ひみかはそれをみてあることを思いついたのだった。
- 「貧乏で鍛え上げてきたど根性、見せてあげるよ!」
- 3話「私たちらしい方法」
- ひみかが思い付いたこと………それは青い花をつくること!前にこのみに教わった花の染色で青い花を作ろうというのだ。あやめは大切な人がよくなりますようにと念じながら青い花を作る。そして出来た花をこのはと葉月に渡すと、二人とも喜んでくれた。
- そして眞尾家にいつもの日常が戻る。ひみかは密かに染色した花が売れないかと企む。ホットケーキをめぐって騒ぐ弟たちを見ながらひみかは思う。(やっぱ、家族は仲良しが一番だね!)
- 「ほーら、なにやってんの!ケンカしない!」
- 3話「眞尾ひみかの教え」
- 大勢の弟・妹の世話をする魔法少女・眞尾ひみか。このはは「食材に難があっても愛情を込めて料理すれば美味しく食べてもらえる」というひみかの取り組みを見て非常に感銘を受けることになる(ただしこのはは極度の料理音痴であることに注意)。
れいらが胡桃まなかの代理として参加した料理コンテストの参加者の1人として登場。
十七夜から魔女の活性化について聞かされるも、魔法少女になって日の浅いひみかはいまいちピンと来ず。十七夜からは更に「何かあればいつでも自分を呼べ」と言われ、お返しにと自家製栄養ドリンクをふるまった。
魔法少女だらけの釣り大会にて、近くで捕まえたゴカイを釣り餌として売っていた。
ひみかの声を担当する大空直美はデビュー時代貧乏な生活をしていたことでも知られている。氏の起用はまさかそういう……
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