「これは、久しいな七海。旧敵からの電話に心が躍ったぞ」
「この和泉十七夜、正式に君たちに協力しよう」
概要
平等と平和を望む魔法少女。
利他的で正義感に溢れており、その佇まいや言葉の強さから人々を惹きつけるカリスマ性を持つ。
貧しい家族を養うために生活費を稼がなければならず、アルバイトを掛け持ちしながらバイト三昧の日々を送っている。
(『マギアレコード』内アーカイブ「魔法少女」より)
左:通常 右:魔法少女姿
プロフィール
出演作品 | マギアレコード |
---|---|
性別 | 女性 |
出身地 | 神浜市大東区 |
学校 | 大東学院 |
年齢/学年 | 18歳/高校3年生(※) |
肩書き | 魔法少女 |
身長 | 155cm |
願い事 | 皆が大東を嫌う理由を知りたい |
固有魔法 | 読心 |
キャラクターデザイン | ササギコウシ |
声優 | 千本木彩花 |
※実装当初より、やちよと同等の実力を持つこと、年齢の高い鶴乃や天音姉妹を君づけしていること、みたまとは幼少からの付き合いであること等の情報から、17~18歳程度ではないかと推測することができたが、マギアアーカイブvol.02により正式に年齢と学年が明らかになった。
人物像
神浜市の東側(工匠区と大東区)出身の魔法少女達を束ねるリーダー的な存在。家族は両親と弟で大東学院中等部3年の壮月。
学者や貴族を思わせる古風な男口調で話す。一人称は「自分」。左利き。
けがのため失業中の父親に代わり家計を支えている。以前は惣菜コーナーなどたくさんのバイトを掛け持ちしていたらしいが、現在はなんとメイド喫茶でバイトしている。ちなみにその時の名前はなぎたん。……が、その時の口調も普段と同じ、尊大な喋り方のまま。他にも「客に愛情なんかある訳ないだろう」と平然と言い放ったり、しかし「美味しくなるから」と言ってオムレツにケチャップ描画するのには応じたりと、微妙に空気が読めない、そして彼女自身も何を考えているのか読めない。にもかかわらず「美人で真面目で格好良い」と男女を問わず評判が良かったりする。根はいいやつだがちょっとヘンな人。
だが自身の意にそぐわない魔法少女を絶対に許さない一面もあり、作中ではかなえ、メル、その他マギウスの羽根達が彼女の被害に遭っている。
かつては西側のリーダー七海やちよとテリトリーをめぐって敵対関係にあった。
テリトリー争いが一段落した後、東側の魔法少女の多くがマギウスの翼として活動し始めたことに頭を悩ませており、やちよから協力を求められて共にマギウスの翼と戦うことになる。
みたまの過去を唯一知る人間として、彼女からは信を置かれている。
相手のことは名字で呼び捨てあるいは君付け。例えばやちよのことは「七海」と呼ぶ。やちよに対してここまで遠慮がないのはみふゆとフェリシアを除けば彼女だけである。気に入らない魔法少女に対しては失礼極まりない呼び方をしており、灯花のことを「おガキ様」、フェリシアのことを「狂犬」と呼んでいる(第二部では深月君と呼び直した)。
神浜市の歪みの象徴たる"東"を代表する存在であるからなのか、街の問題点をみたまとともによく語る。そして街に対する負の感情は様々な出来事を経てある程度妥協するに至ったが、いまだに消えておらず、第2部で波乱を巻き起こすことになる。
魔法少女として
魔法少女衣装は純白の軍服。ソウルジェムは右目のモノクル。馬上鞭を武器とする。
やちよと対等に話している事から分かるように相当な実力者。ももこの弁では「やちよさんと肩を並べるくらい強い」。
また、身長は155㎝と意外と小柄である。参考までにやちよが165㎝で、その差10㎝もある。
ゲーム上の性能(通常ver.)
2018年6月25日に開催される「和泉十七夜ピックアップガチャ」で実装された。
歯向かう相手は徹底的に屈服させる(ただ服従すると親身な一面も)性格を反映してか、回避無効に振られている。
基本データ
ディスク構成
Accele | Blast(縦方向) | Blast(横方向) | Charge |
---|---|---|---|
×2 | ×1 | ×1 | ×1 |
AABBCのフォレスト型。
最大ステータス
レアリティ | レベル | HP | ATK | DEF |
---|---|---|---|---|
★4 | Lv.80 | 16,990 | 7,691 | 5,859 |
★5 | Lv.100 | 21,406 | 9,695 | 7,386 |
コネクト「貸しではないから心配するな」
レアリティ | 効果 |
---|---|
★4 | 攻撃力UP[Ⅶ] & 回避無効 |
★5 | 攻撃力UP[Ⅸ] & 必ず回避無効 |
マギア「断罪の光芒」
レアリティ | 効果 |
---|---|
★4 | ランダム5回ダメージ[Ⅴ] & 確率で回避無効(全/1T)& 確率でダメージカット(自/1T) |
★5 | ランダム5回ダメージ[Ⅶ] & 必ず回避無効(味全/1T)& 確率でダメージカット(自/1T) |
ドッペル「解体のドッペル」
★5 | ランダム5回ダメージ[Ⅷ] 必ず回避無効(味全/1T) ダメージカット(自/1T) |
---|
レアリティ、マギアレベル共に★5になると使用可能。
専用メモリア「重い制服」
少し解かれた裾も、目に入る小さな汚れも、少しだけ薄くなった布も
何人かの少女たちによって引き継がれてきた証
袖を通せば、自分の立場と町のことを、容易く全身で感じられる
その重みは着る者に、自然と未来のことを考えさせる
レアリティ | ★3 |
---|---|
タイプ | スキル |
装備可能 | 和泉十七夜 |
イラストレーター | スミカワ |
ステータス
初期HP | 487 |
---|---|
初期ATK | 0 |
初期DEF | 447 |
スキル「バトルセンス」
特殊能力 | 効果 | 発動ターン |
---|---|---|
通常 | 回避無効&カウンター無効 | (自・1T) |
ゲーム上の性能(ヴァンパイア)
2020年10月23日〜11月9日に開催される『期間限定ガチャ 祈りと弔いのハロウィン城 第1弾』にてプレイアブル実装。
基本データ
ディスク構成
Accele | Blast(縦方向) | Blast(横方向) | Charge |
---|---|---|---|
×2 | ×0 | ×1 | ×2 |
最大ステータス
レアリティ | レベル | HP | ATK | DEF |
---|---|---|---|---|
★4 | Lv.80 | 17,827 | 7,956 | 5,385 |
★5 | Lv.100 |
コネクト「お前も命を食む者か」
レアリティ | 効果 |
---|---|
★4 | 攻撃力UP[Ⅶ]& HP回復[Ⅶ]& 必ず回避 |
★5 |
マギア「ブラッディー・ルーラー」
レアリティ | 効果 |
---|---|
★4 | 敵全体にダメージ[Ⅵ]& MPダメージ(敵全)& 必ず回避 & HP回復(自) |
★5 |
活躍
メインストーリー
第1部『幸福の魔女編』
第7章『楽園行き覚醒前夜』
東側のウワサを調べるため、やちよから協力を求められる。
やちよとはかつて東西のリーダー同士としてテリトリーを巡って争った仲だが、争いが一段落した後面倒を見ていた東の魔法少女が大勢マギウスの翼に引き抜かれたことを不満に思っており、快く引き受けた。
なお、黒羽根との戦いでは携帯電話を片手に2人同時に相手するほどの実力を見せた。
第8章『偽りに彩られ神浜』
暴走したマギウスの翼からひみかを助けた後やちよと合流。さらにあやかを逃がしてからヘリポートで天音姉妹と戦った後、いろはを追って万年桜のウワサに向かう。
第9章『サラウンド・フェントホープ』
チームみかづき荘、チームももこと共にフェントホープに突入し、読心の能力を駆使しながらみふゆと天音姉妹を救出する。それから聖堂へ向かう途中でマギウスが放った自身のコピーと対峙するが、もともとクールな感情の持ち主のため、コピーの揺さぶりにも動じず「特に変わらぬ自分がいた」とだけ反応。
第10章『浅き夢の暁』
イヴを乗っ取ったアリナから神浜の破壊に乗らないか誘われるが、みたまとともに拒絶する。
最終決戦ではみたまの助けを借りてワルプルギスの夜の動きを止める。
第2部『集結の百禍編』
第1章『前書きは靴音と一緒に』
最終決戦(一般人には自然災害と認識されている)の瓦礫処理が「東」に押しつけられた事に、珍しく「西」からも反発が上がっていることを、みたまに聞かされる。
しかしその原因は、神浜市長が「自然災害」への初動の遅延から辞職に追い込まれたことの余波で、市長にまったく責任はないことを知る十七夜は、市長に同情せざるを得なかった。
第6章『薄氷のレゾンデートル』
プロミストブラッドが使うショートカットの株分けのミラーズを巡る戦いにおいてアオと交戦。最初の戦いでキモチの石を奪うが、二度目の戦いの途中で結菜とひかるが現れて取り返されてしまう。その際に結菜は十七夜を殺害してユニオンの東西を分断しようとするが、間一髪でみかづき荘メンバーが到着して助けられる。
一方でアオとの戦いを繰り返す中で自分と彼女の望みが似通っていることを知り、彼女に共感するようになっていく。
第7章『トワイライト・レムナント』
プロミストブラッドとの戦いの後、結菜が持っていた止まるガーネットの小指の石をいろは経由で託されるも、その更に後、ネオマギウスの遊狩ミユリに目をつけられる。
第8章『夢のなごりに芽吹く花』
みかげが西の子供に石を投げつけられてけがをするのをみたまと一緒に目撃したのをきっかけに神浜への恨みを再燃させ、ネオマギウスに寝返ってしまう。
第8章アナザーストーリー『最後の引き金』
失業中だった父親にようやく仕事が見つかるが、大東区出身という理由で内定を取り消される。さらに西の学生と喧嘩した弟が報復で襲撃され、入院するほどのけがを負わされたにもかかわらず、警察はなぜか捜査をする様子がない。
十七夜自身も、大東区出身者を雇っていた近隣のメイドカフェが反社会的勢力に襲撃されたあげく自分のカフェも標的になる可能性を知る。
何故『大東区の人間』というだけで自分たちがここまで差別されなければならないのか……あまりに不条理過ぎる現実を前についに堪忍袋の緒が切れた十七夜は
自身が絶対的な恐怖の対象になることで人々が団結する
という結論に至りネオマギウスに接触する。
唯一気がかりだったのはネオマギウスの実力だったが、藍家ひめなが生きていたことを知り、離反を決意する。
その後弟を襲った勢力を魔法少女の力で半殺しにするという禁断の凶行に及ぶ。
第9章『光差す正機迷宮』
ユニオンに対しネオマギウスの情報を教えると誘い込み、みたまの能力で一同を無力化させたうえで電波望遠鏡のセキュリティを担うクレセントハウスのコンピュータを破壊する。
後に足止めのためにいろは達と対峙するも手の内を知るやちよに大苦戦。更に結菜達が加勢しに来たので望遠鏡まで撤退する。
第10章『疾走ドラスティックラバー』
みたまと共に滅びを求めると悲嘆のキモチに乗っ取られそうになり、みたまの調整でキモチと融合した結果、格段にパワーアップすると同時に黒騎士そのものの姿へと変貌し(通常時でも眼から光が失われている)、みたまと共に神浜の魔法少女を皆殺しにしようと動き出す。
いろは達から市長の選挙戦の真相を知らされても、月夜の説得を受けても真っ直ぐすぎる二人、特に人の気持ちを測るのが苦手な十七夜の気は変わらない。
しかしみかげが東西の人々を和解させる仲良し大作戦を実行し、他の仲間が市長の記者会見を見せ、過去にみたまを突き落とそうとした生徒の謝罪もあってようやく未来に希望を見出す。
今まで己の悲嘆や自棄、諦念に捕らわれ、神浜市全体を見ているようでいて身内含む他人の悲嘆を見れなかった十七夜だが、これからは仲間の力を借りる事に。
そしてみたまと共にひめなの仕掛けを破壊しに行き、その過程で出会った月咲にも東西の学生会議や市長の会見の事を伝えた。
ネオマギウスとの抗争終了後は連絡がとれるものの行方が分からないとのこと。
第11章『喜びと悲しみの終幕流転』
罪滅ぼしの為にみたまと共に密かに魔女化しようとするも、リヴィアに自身の過去を見せられた事で己の抱く悲しみから解放され、ようやくいろはの元へと戻りキモチの石を託す。
魔法少女ストーリー
和泉十七夜
「怖がられ・・・そして遠ざけられてしまう
自分たちはその生まれながらの境遇を受け入れざるを得なかった」
- 1話「頼れる先輩として」
- 神浜市で魔女が以前より増えたうえ強くなっている異変を感じる。そこへ月咲がバイト先まで相談に来るが、十七夜の忙しそうな様子を見て帰ってしまう。
- 2話「東の魔法少女として」
- 魔女の異変を東の魔法少女たちに伝えて回る。最後に月夜と一緒にいる月咲に会うが、逃げるように去ってしまう。
- 3話「神浜の一員として」
- どうしても本心を語ろうとしない月咲を問い詰め、マギウスの翼という組織が魔女化からの解放を目的として活動を始めたこと、天音姉妹も加入するつもりであることを知る。その後東の魔法少女の多くがマギウスの翼に引き抜かれてしまった。
- キュゥべえと契約したきっかけが語られる。人々が大東区を嫌う理由を知りたいと思い「読心」の能力を手に入れた。その結果は、大東区を嫌うのに理由はない、ということだった。これまでに受けた差別を思い返しながら虚しさを感じた十七夜は、神浜を破壊することで全てをリセットするしかないと感じ始めていた。
水名女学園から大東学院に戻ったところを誹謗中傷や心無い言葉にさらされ、消火器を持って暴れようとしたみたまを十七夜が止めた。以後お互いに一番の理解者となる。
彼女の魔法少女ストーリーでゲーム初登場。工匠区の悪習である、男尊女卑の柵に縛られ、心をすり減らしていく月咲の前にたびたび現れる。
最終的には魔女に魅入られ、入水自殺を図ろうとする彼女を救った。
かなえの後輩に手を出した不良の男を追い、自身のテリトリーに入ってきたかなえを敵と誤解したが
やちよの説得で和解した。
学校の後輩であるメルが「最悪」という占いの結果に従って学校を休もうとするが、それに囚われてはダメだと無理に引っ張り出して登校させる十七夜。途中魔女と遭遇することになるもメルが集中攻撃され、メルは占い通りだとぼやく。占いの結果を信じるメルとあまり信じるべきではない十七夜とで言い合いになるが、その時メルが魔女に操られた車に追いかけられるハメに。
メルはいつの間にか水名区まで来てしまい、やちよに助けられたことで、やちよのチーム入りを志願。やちよは十七夜に相談するが「本人の意思がそうであるなら止めるわけにも行かないし、七海の元で戦うのならば安名のためになる」と快諾する。
後にメルが魔女との戦いでやちよをかばって魔力を使い果たし、ソウルジェムを濁らせ魔女化してしまったことを知る。十七夜はメルをやちよに預けた判断が正しいかったのか墓前で悩む。
アニメ版根拠の話。ねむに対し灯花の演説はねむの指示かと聞くも、マギウスは灯花と僕の作品だと返される。そしてドッペルシステムの完成とそれによる魔女化克服後のアフターケアの協力を求められるも、断る。
期間限定イベント
みたまが魔女の使い魔を一人で倒した後、みたまはももこと十七夜の名前を口にした。
本編の1年前、まだ神浜の東西でテリトリーが分かれていた時期に起こった事件で、西側のトップであるやちよやみふゆとともに東側のトップとして関わるようになる。
十七夜をメインとしたイベント。
メイド喫茶に務め始めた十七夜、キッチンもこなし、見込まれてホールスタッフとしてメイドのなぎたんとして出るようになったが、どうにもうまく行かず、悪戦苦闘する様子を描く。
本編より少し前に起きた魔法少女が次々と昏倒させられた連続襲撃事件。
犯人を突き止めるキーパーソンの一人として登場した。
本編第1部から第2部への繋ぎとなる一連のストーリーの一つ。
本イベントでは一度、灯花のことを「里見のお嬢ちゃま」と呼んでいる。
本編第1部から第2部への繋ぎとなる一連のストーリーの一つ。
神浜全体の魔法少女組織である「神浜マギアユニオン」結成集会に参加。引き続き、「東」の代表として、「西」のいろはたちや、新たに同格となった「南」の都ひなのたちと協力して行くことになった。
「環になって神浜」の続き。最終決戦の瓦礫処理が、またしても「東」に押しつけられていることに諦めの混じった反応を見せている。
灯花が「あの魔女と戦った時の力」を自動浄化システム拡張に利用しようとしたが、案の定制御しきれずに暴走。
「おガキ様の方が面倒を掛けてくれる分、悪質だ」「いつか、あの尻をひっぱたかねばならんな…」と、呼び方が「おガキ様」に戻っている。彼女の発言をみたまに指摘されるも「これも愛の鞭。優しいお姉さんのつもりだぞ」と自分の間違いを認めない点は相変わらずだった。
かりんの発案により、ハロウィンパーティーの仮装劇で「死者の王たる吸血鬼」を演じることに。本番前日のリハーサルに向かう途中で魔女に憑依され、魔女との戦いで失われた仲間の”正しい弔い方”を求めて暴走してしまい…
織莉子からみたまを守るべく、ちーむみかづき荘と共に調整屋に泊まり込むなど他の神浜の魔法少女に力を貸す。
終盤はやちよと共に織莉子に挑むも、新たな力の前に倒れる。
調整屋に東側の魔法少女を集め、これまでのこともあり東側のリーダーを辞めようと考えている旨を告げると、やはり他の魔法少女たちは反対。そこでみたまに促される形で、記憶ミュージアムで振り返った自分がリーダーになった経緯を語り始めた。
魔法少女になりたての頃、東側にはリーダーと言うべき存在がなく、魔法少女同士の内部対立が起きていた。それに加えて東西間のテリトリーの問題も生じていた。十七夜がかなえと一悶着起こしたのもこの時期である。
その後しばらくして東西間のテリトリー争いを巡り、既に西側を率いていたやちよ・みふゆと対峙、やちよはリーダーとの直接交渉を申し出る。しかし東側の他の魔法少女は誰も手を挙げないばかりか責任を押しつけ合う状況。たまりかねた十七夜が自ら名乗り出たことで流れ的にリーダーに就任することになる。その姿勢をやちよは認めるとともに、「リーダーになったからには覚悟が必要」と忠告した。
そしてそれはすぐに顕在化。なし崩し的に十七夜にリーダーになられてしまった他の魔法少女たちは猛反発する。ならばと十七夜は実力行使に出て反対派を押さえつけ、東側を統率するようになった。
十七夜の回想を聞いて彼女の事を慮った一同。改めて誰がリーダーにふさわしいか決を採ると全員が十七夜を指名する。十七夜は次代に繋げるべくリーダーを続けるとともに、みたまや理子のような次代を担う魔法少女の成長と彼女達が歩む未来を期待するのだった。
テレビアニメ版
上記の通りゲーム版では1部7章よりメインストーリーに登場し重要人物となっているが、テレビアニメではいろは達と共に行動することはなく、他のサブキャラクターと同様にゲスト出演のみの登場となっている。
1期第8話では声のみの出演(ただし、この時のEDクレジットでは「電話の声」表記だったため、十七夜の登場が明言されたわけではない……が、キャストクレジットに十七夜の声優の千本木彩花が記載されていたことや、会話内容で東側の事情について話していたこと、第8話放送記念ピックアップガチャのピックアップ対象が十七夜だったこと、そして登場したイベントのお知らせ内容が彼女メインイベントのの復刻版だったから、十七夜と見てまず間違いない。後に公式ガイドブックで確定した。
やちよと電話を交わしており、やちよたちが遭遇する以前からマギウスの翼と遭遇していた事、東側の魔法少女たちの多くがマギウスの翼に加入してしまったことをやちよに告げていた。しかしみふゆがマギウスの翼に加入していたことは知らなかったようで、電話口で驚いた様子を見せていた。
そして2期第6話でついに顔出しでワンシーンのみ登場。マギウスが誘導した大量の魔女に困惑を見せていたものの第8話で魔女誘導装置のウワサが破壊され、魔女が逃げていく様子を見届けた。
3期では見滝原市へ向かおうとするエンブリオ・イブを迎撃し、その過程でやちよと再会。アリナの奇襲にいち早く気づいてもいる。エピローグでは調整屋の椅子に佇んでいた。
関連イラスト
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マフィアレコード:作中の言動から
第二部12章のエピローグではリヴィアから同行の誘いを受けるも断り、分け隔てのない東西の未来を創る活動が市から表彰された。