神浜マギアユニオン
かみはままぎあゆにおん
きっとこれからも私たちは
傷つきながら、支えながら
声をかけながら、手を取りながら
この始まりの1歩のように
慌ただしく進んでいくと思う
環を作りながら・・・
メインストーリー第1部終盤において、マギウスの計画を打ち破り、さらに力を結集してワルプルギスの夜を打ち破った神浜市の魔法少女達。その彼女達がかつての敵味方関係なく手を取り合い協力し合うために結成された連合・同盟がこの「神浜マギアユニオン」である。
発起人はワルプルギスの夜との戦いで中心的な役割を果たした環いろはと七海やちよ。これまでやちよがリーダー格としてまとめてきた神浜市内の西側、和泉十七夜がとりまとめてきた市内東側、都ひなのが中心となる市内南側のそれぞれの魔法少女達、さらに里見灯花・柊ねむ・梓みふゆ・天音姉妹といった元マギウス・元マギウスの翼の魔法少女達も参加した大がかりな組織になる。
参加自体は強制はせず自由参加らしく、ななか一派とつつじシスターズは不参加。ただし、彼女達もチームとしては外部協力は行うという立場を取るようであり、またななか一派のメンバーである志伸あきらと純美雨はリーダーの常盤ななかの承諾を得て個人的立場で参加。
第一部の終盤の戦いで行方が分からなくなったアリナ・グレイも当然未参加である。
この他、空穂夏希・史乃沙優希は結成集会に顔を見せなかったが、後にユニオンに参加した事が明らかにされた。また、「トラブルが舞い込む」という自分の固有能力が迷惑をかけかねないとして未参加という七瀬ゆきかのようなケースもある。
全魔法少女の解放が目的の為、各地に住んでいる魔法少女たちにも神浜マギアユニオンと共に行動しないかと敵対意識ありなしに関わらず勧誘をおこなっている。
東西の対立もあっていろは達に不信や反感を抱く魔法少女もいるようで、二葉さなが自発的にパトロールをしている。また元マギウスの翼の一部は「ネオマギウス」を結成し、ユニオンに参加したマギウス関係者を引き抜こうと躍起になっている。
そのためグループの防衛意識は強く、「忘却の輪舞曲は久遠に睡る」では、映画撮影に協力しただけなのに新組織への引き抜きと勘違いして神経をとがらせたり、魔法で洗脳された結果とはいえ内ゲバを起こしかけ、不参加組であるゆきかが事情を説明しようとしても十七夜が「部外者は黙っていろ」と一蹴し、危うくユニオンが崩壊するところだった。
東西の確執が神浜マギアユニオンの大きな弱点であることは明らかであり、プロミストブラッドとネオマギウスがそこを狙った工作を仕掛けていることが描写されている。
神浜マギアユニオンは、互いに協力し合うという互助組織としての役割を持つとともに、これからの宿命とも言える目標を掲げている。それは「魔法少女の魔女化からの解放」「キュゥべえとの共存」そして「浄化システムであるドッペルシステムを世界中に広げる」というもの。
特に「魔法少女の魔女化からの解放」はかつて敵対していたマギウスの目的であったが、現在は小さいキュゥべえによってドッペルシステムが運用されているため、それを使う者の宿命として題目に掲げる形となる。一方、マギウスとは違い、「魔法少女解放のために、一般人に迷惑を掛けないこと」も、事実上組織の目標となっている。
なお、「魔女化からの解放」は、対象となる少女たちの命にかかわるため、未加入の魔法少女に対して配慮を行い、積極的な説明はしていないようだ。
また、「ドッペルシステムのさらなる展開」に付いては灯花とねむによる研究・実験段階ではあるが、果てなしのミラーズの管理人である調整屋こと八雲みたまの協力の下、ミラーズの魔女空間を別の宇宙と繋げることで多元化する計画であるという。そしてワルプルギスの夜戦にて魔法少女達を回復された不思議な力を使ってドッペルシステムを地球上に展開させる作戦だった。
もっとも、「新たな息吹より」で見る限り、魔女によって空間が切り離されてしまい、また不思議な力によって世界が崩壊しそうになり、不思議な力の持ち主によって強化したいろはとやちよにより世界の破滅は回避された。
次に新たな敵であるキモチが持つ感情エネルギーがドッペルシステムの拡張できることをキュゥべえから聞き出し、神浜マギアユニオンはキモチを倒しブレスレットを入手することで全世界にドッペルシステムを拡張しようと行動する。
キュゥべえとの共存については、インキュベーターの目的が魔法少女が絶望し、魔女に変貌する事で発生する感情エネルギー採取のため、神浜マギアユニオンではドッペルシステムを全世界に展開することでキュゥべえの凶暴性を抑制し共存する計画であったが、キュゥべえはこの計画を逆手に取り、ドッペルから発生するエネルギー採取を効率的に行うために、神浜市で魔法少女たちが殺し合いをするように各地の魔法少女たちに神浜市に来るよう仕向けた。
外部の魔法少女にとっては、「自分達だけ自動浄化システムの恩恵を受けている連中」という歪んだ解釈をしている者が存在する。だが、神浜マギアユニオンの目標は「全魔法少女の魔女化からの解放」であり、浄化システムの独占を目的としてはいない。
しかし、現時点で神浜市外に拡大する目処は立っておらず、市外の魔法少女はマギアユニオンに協力してシステム拡大の成功に賭けるか、今あるシステムを奪うか、あるいは静観するかの選択を迫られることになる。
時女一族は日本に存在する魔法少女、そして全世界に存在する魔法少女を救う方針であり浄化システムの平和的な拡大をユニオンと共に行う方針で、プロミストブラッドは神浜市の魔法少女への復讐のため浄化システムを奪う目的で敵対を宣言している。
まどか・いろはの魔法少女ストーリーによると巴マミ・鹿目まどかを始めとする、以前から交流のある市外の魔法少女に対しては、ある時期までは浄化システムをめぐる抗争はもちろん、キモチについても存在を伏せていたようだ。しかしまどかは薄々察しているのか、何度目かの神浜訪問で、いろはに「また何か大変なことがあったら、いつでも呼んでね!」と呼びかけている。
主なメンバー
その他
環いろは・七海やちよが全体の代表であるが、実質は西神浜の代表を兼ねている。東神浜代表の和泉十七夜、南神浜代表の都ひなの、以上4人が最高幹部ということになる。
これに次ぐ扱いなのが、メインストーリーに登場する主な構成員で、「コアメンバー」とも呼ばれている。現時点では他のグループを徒に刺激しないよう、戦闘にはコアメンバーだけが参加している。それ以外の構成員は基本的に動員せず、それぞれの身を守る事を優先させている。
神浜マギアユニオンは、人数としては大所帯であるが、大部分の構成員は戦闘に参加していない事になる。
竜城明日香の道場を借りて、近況報告会を行っており、4幹部が地区ごとの現状を意見交換する。4幹部以外が出席することもできるが、出席できない場合は各地区の代表を通して報告を行う。
観鳥令は、かつてマギウスの翼広報誌のカメラマンと編集者を兼務していたが、神浜マギアユニオンでも同様の活動をしているようである。
また、非常時には構成員の連絡網を通して情報が伝達される。
主な不参加者
第2部7章で、宿敵に見えたプロミストブラッドとの休戦が成立した。しかし、ネオマギウスの藍家ひめなは、死んだふりをしつつ各勢力に工作を仕掛け、神浜市長選に際してもドッペルを利用して東西の確執を煽った。そして第8章において、ユニオン・時女一族・プロミストブラッドが協調路線を取ることで合意する一方で、引き抜き工作を行っていたネオマギウスは十七夜とみたま、さらに静香(及び彼女に付き従った一族の一部)とアオを手中に収めることに成功。引き抜きにあった4人はそれぞれ思惑があった上で加入しているとはいえ、これで基本的に3チームの連合とネオマギウスの2大勢力の戦いへと構図が変わって行くことになる。
見滝原・風見野組に対しては、遅くとも第2部6章から7章の間の時期に、プロミストブラッドと敵対していることを知らせたようである。しかしキモチの正体など、どこまで詳細を知らせたかは明らかになっていない。
その一方でまどかたちとはミラーズを経由して他地域あるいは過去・未来・平行世界からやってくる魔女との戦いを通じての関わりが重要な要素ともなっている。
最終決戦で神浜市外はおろか、過去の魔法少女の助けを借りた時も、まどか達に助けを求めることはなかった。ユニオンの思惑は不明だが、無関係の魔法少女を巻き込みたくない気持ちがあってのことだろうか。
第10章で八雲みかげ(ユニオン未加入)の「仲良し大作戦」をきっかけに設立された。通称は「神浜学生会議」。
東西問題の解決と親交を目的とした、神浜市の学生団体。
ユニオンとは違い、男性を含む一般人を糾合した、文字通り神浜全体の学生団体である。しかし、東西の地区代表にそれぞれ和泉十七夜と十咎ももこが就任しているなど、やはり魔法少女が中心になっており、重要な方針は事前にユニオンの魔法少女で協議している様子が窺える。
魔法少女の会員の多くはユニオンと重複しているが、みかげのように学生会議だけ参加している魔法少女もいる。一般人の参加者として、伊勢崎隼人、和泉壮月、塩屋晴海が確認されている。
将来的には、地区ごとの代表も廃止して、完全な東西融合を目指している。
時女一族:第2部でユニオンと関わることになる魔法少女=「巫」の一族。神浜マギアユニオンと共に地球上の魔法少女を魔女化の運命から救おうとしている。
しかし、巫であることを誇りとするが故に、ユニオン始め他の魔法少女を「ただ巫としての宿命から逃げようとしているだけ」と認識しており、ユニオンとも距離を置き始めている。
プロミストブラッド:「Magia Day 2019」で新たに名前が明かされた第三の組織。神浜マギアユニオンの勧誘をある理由により断った。その理由は神浜市に居る全魔法少女の抹殺が目的であり、さらには浄化システムを強奪し、そして独占することで二木市の物とすべく神浜への敵対を宣言する。
しかし、キモチの力を利用しようとして失敗。環いろはに助けられたこと、そしていろはの本心を理解したことで、ユニオンとの休戦を受け入れた。
マギウスの翼:かつての敵対組織
ネオマギウス:魔法少女の解放に飽き足らず、魔法少女至上主義を掲げる組織。マギウスの翼の残党で構成される。神浜マギアユニオンのメンバーを引き抜こうとしている。灯花から神浜マギアユニオンに合流するよう説得され、一応は従った。しかしプロミストブラッドの圧力にも晒されており、さらに後から入った藍家ひめなは公然と離反し、再びユニオンを始め、各方面に引き抜きを仕掛けている。
ピュエラケア:絶対中立を掲げる調整屋組織。しかし中央区に拠点を構えて中立地帯を宣言し、プロミストブラッドの補給拠点を提供する形になっている為、神浜マギアユニオンにとっては冷戦に近い関係になっている。
午前0時のフォークロア:各勢力にスパイを潜入させているが、神浜マギアユニオンには送っていない。いろはに好意的ではあるが彼女の理想は否定している。2部10章までユニオンに自分たちの存在は知らせず、ユニオンも気づいていなかった。
プレイアデス聖団:『魔法少女かずみ☆マギカ』においてキュゥべえとの決別と魔法少女システムの否定を掲げたチーム
ピュエラ・マギ・ホーリー・クインテット:ワルプルギスの夜との戦いでも共闘した、原作組=見滝原市のチーム(言葉自体は劇場版新編より)
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