「竜真流薙刀術師範代、竜城明日香、ここに参上!です!」
概要
薙刀術の師範代で、免許皆伝を目指して日々稽古を重ねている魔法少女。
長い歴史を持つ武術道場「竜真館」の一人娘。
規律を守り、常に清廉を旨としているが、迂闊でそそっかしい一面も持ち、そのことで騒動を引き起こしてしまうことがある。
(『マギアレコード』内アーカイブ「魔法少女」より)
プロフィール
出演作品 | マギアレコード |
---|---|
性別 | 女性 |
出身地 | 神浜市水名区 |
学校 | 水名女学園 |
年齢/学年 | 16歳/高校1年生(※) |
身長 | 160cm |
肩書き | 魔法少女 |
願い事 | 従兄弟を警察官にしてほしい |
固有魔法 | 規律遵守 |
ソウルジェムの形状/色/位置 | 勾玉/青/帯留め |
武器 | 薙刀 |
キャラクターデザイン | 蒼樹うめ |
声優 | 瀬戸麻沙美 |
(※):期間限定イベント『ほわほわ少女頑張る!〜待って、それ誤解です!〜』にて、高校二年生で17歳の阿見莉愛を「莉愛先輩」と呼んでいるため、彼女よりは年下であることが窺える。その後「マギアアーカイブ」Vol.1で年齢と学年が確定した。
人物像
清廉潔白をモットーとする真面目な性格の持ち主。名門道場の娘だけあって普段から敬語口調である。
その反面、そそっかしく早合点することが結構あり、また思い込みも激しいことがあるため、それが元で騒動を巻き起こすことが多い。
各魔法少女ストーリーからみて分かるように、美凪ささらとはコンビを組んで行動することが多い。しかし明日香のやらかしでささらが騒動に巻き込まれるはめになることも多々ある。
なにかやらかしてしまうとすぐ「自害しますー!」という明日香をとめるささらという構図が出来上がっている。
ユーザーからは自害ちゃんのあだ名で親しまれている。
本当に自害したわけではないという意味で「ファッション自害」というあだ名もあるが、本当に自害されても洒落にならないので、使い方には注意が必要だろう。
なお、ビジュアルを見て分かるとおり胸に結構な物をお持ちである。期間限定イベント『マジカルハロウィンシアター〜1日だけの魔法少女劇団〜』で、かりんが牛役を探しているとき、ささらがからかい気味に明日香が牛役に適任、と言ったりなども。
ちなみに、蒼樹うめ先生デザインのキャラクターだがメインキャラクターではなく、メインストーリーに登場することはほとんどないサブキャラクターとなっている。
魔法少女として
薙刀術の師範代らしく、武器は薙刀、コスチュームもたわわな胸をさらしで巻きつつ上は白い振り袖にたすき掛け、下はフリルのミニスカートの上に薙刀の防具の垂を身に着けている。
ゲーム上の性能
縦方向のブラスト3つとブラスト偏重型で、これは同じく和風魔法少女である常盤ななかと同様であるが、ななかが攻撃寄りの能力で編成相手を選ばないのに対し明日香は守備寄りで、以下の項にもあるように真価を発揮するには編成相手を選ぶ必要があるという違いがある。また自身をタンク役にするマギアの性質に対して、ディスク構成が自前でゲージを溜め難いものである為、活用する場合アクセル偏重型やコネクトでゲージを増やせる魔法少女と組ませる必要がある。
よって"手札"に乏しい無課金・微課金プレイヤーにとっては若干扱い難い魔法少女と言える。
基本データ
初期実装の★3レアリティキャラの1人。長らく★4止まりだったが、2018年9月開催の開始1周年記念イベントでシルエット状態で★5への覚醒とドッペルの解放が予告され、2019年1月11日に実装される運びとなった。
ディスク構成
Accele | Blast(縦方向) | Blast(横方向) | Charge |
---|---|---|---|
×1 | ×3 | ×0 | ×1 |
最大ステータス
レアリティ | レベル | HP | ATK | DEF |
---|---|---|---|---|
★3 | Lv.60 | 15,165 | 4,900 | 5,350 |
★4 | Lv.80 | 19,709 | 6,368 | 6,963 |
★5 | Lv.100 | 24,801 | 7,836 | 8,727 |
コネクト「助太刀つかまつる!」
レアリティ | 効果 |
---|---|
★3 | 必ず挑発 & ダメージカット状態[Ⅴ] |
★4 | 必ず挑発 & ダメージカット状態[Ⅶ] |
★5 | 必ず挑発 & ダメージカット状態[Ⅸ] |
挑発+ダメージカットという非常に特殊な効果を持つ。つまり、発動することでダメージを挑発状態の魔法少女に集中させ、しかもダメージカットで被ダメージ量を減らす(しかも覚醒後はかなり強化されダメージを大幅削減可能)、さらにダメージがあると言うことはMPゲージも溜めることが可能と、コネクト対象の魔法少女との組み合わせ如何でうまく活用できれば武器にもなり得る。
マギア「竜真閃光爪牙」
レアリティ | 効果 |
---|---|
★3 | 敵単体にダメージ[Ⅲ]& 必ず挑発(自/1T)& HP自動回復(自/1T) |
★4 | 敵単体にダメージ[Ⅴ]& 必ず挑発(自/1T)& HP自動回復(自/3T) |
★5 | 敵単体にダメージ[Ⅶ]& 必ず挑発(自/1T)& HP自動回復(自/3T) & ダメージカット(自/3T) |
「我が流派の真髄…お見せします!」
読みは「りゅうしんせんこうそうが」。英語表記は「Shining Dragon Fang」。
太鼓の音をバックに、いきなり地面から生えてきた和風の城の上から飛び降り、水の龍と共に敵に突っ込む特撮ヒーローも真っ青の必殺技。
「これが竜真流の奥義です!」
嘘をつけ。
敵単体にダメージを与え、挑発+HP自動回復(通常は1ターン、覚醒後は3ターン)が付与される。
ドッペル「猛進のドッペル」
2019年1月11日実装。
レアリティ | 効果 |
---|---|
★5 | 敵単体にダメージ[Ⅸ]& ダメージカット(全/3T)& 必ず挑発(自/1T)& HP自動回復(自/3T) |
専用メモリア「受け継ぐ意志」
「心正しからざれば剣また正しからず」
自分の家の歴史ある道場を継ぐため、日々技を磨いている。
彼女の真っすぐな性格と、洗練された剣術は、道場を継ぐに相応しい域まで達しかけている。
基本データ
レアリティ | ★3 |
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タイプ | スキル |
装備可能 | 竜城明日香 |
イラストレーター | saikoro |
ステータス
レベル | HP | ATK | DEF |
---|---|---|---|
Lv.1 | 481 | 0 | 441 |
Lv.20 | 721 | 0 | 661 |
Lv.40 | 1,202 | 0 | 1,102 |
スキル「フォティチュード・ソウル」
特殊能力 | 効果 | 発動ターン |
---|---|---|
通常 | 耐える(自/3T) | 8T |
限界突破 | 耐える(自/3T) | 7T |
活躍
メインストーリー第1部『幸福の魔女編』
第8章『偽りに彩られ神浜』
レナ編より登場。固有魔法で黒羽根に変身したレナを、早とちりでマギウスの翼と勘違いする。レナの説明で誤解が解けた後、「腹を切って(自害します)!」とお約束のネタを披露したが、レナからは「えぇ、どうぞ」と流されてしまった。
調整屋で説明を受けた後、他の魔法少女達と共にヘリポートに駆けつける。
第10章『浅き夢の暁』
最終決戦では、海浜公園に誘導されたワルプルギスの夜を固有魔法でその場に固定する。
第2部『集結の百禍編』
第10章『疾走ドラスティックラバー』
アナザーストーリーに登場。ささら、衣美里の3人でネオマギウスが撒いた魔女を一通り倒した直後、いろはを手助けすべく学生会議設立の署名サイトのアクセス数を増やす事に。
自身はユニオンの魔法少女に連絡を入れるも効果が薄く、純美雨からの助言で沙優希と莉愛の力を借りる。
そして塁からの救助要請を受け、東の人を苦しめた罪悪感を魔女につけ入られ集団自殺を図る西の人々を抑える。
彼らの声を聞いて一度は憤りを覚えるも、もし自分も弱い一般人であれば同じように強い人に流されていたのではと共感した。
魔法少女ストーリー(竜城明日香)
※この他、美凪ささら(2話・3話)、木崎衣美里(1話~3話)、環いろは(3話)の魔法少女ストーリーに登場。
1話「忘却の彼方」
ある日の公園で。ななかから魔女に関して何か大事なことを聞いたはずなのだがそれを思い出せない明日香。普段やるように身体を動かして思い出そうとするが全くダメ。「自害しますー!」と叫んでささらに止められたり、フェリシアのハンマーによるショック療法で思い出そうとして結局ダメだったり。
2話「痛恨の極み」
そんな中で明日香は自分が何故魔法少女になったかを語り出す。武術道場「竜真館」という名門の出の明日香。道場には年上の従兄弟も通っていたのだが、その従兄弟は大学卒業後試験を受けて警察官になるという目標が。無論ここでは国家公務員(キャリア)という立場になるだろうから、一門も、そして明日香自身も期待していた。
その折、明日香の叔父(従兄弟の父)が神浜市長選に立候補。一族上げて応援や手伝いをするわけだが、そこでその叔父が大問題を起こす。不正選挙をやらかし、公職選挙法違反で捕まったのである。こうなると従兄弟の試験に影響があるのではないかと思い込んでしまった。無論風当たりが強いとはいえ、叔父の罪は従兄弟には関係ない。なのだが、明日香の思い込みは留まるところを知らず。そんなときに現れたのはあいつだった。
営業を受けて願ってしまったのは「従兄弟を警察官にしてほしい」。まあ明日香としては結果として無事なれたからいい、という感じではある。
3話「最後の手段」
で、本題の思い出せない件。「直接ななかに聞けば」ということで駅でビラを配っているななかに聞くことに。そうしたら実は「ななかの家の生け花道場で生け花の展覧会をやるので魔法少女の皆の中で興味がある人を誘いたい、という事を明日香に話そうとしたら急いでいたようで話せなかった」というもの。ななかとしては今こうやって話せたからよかったのだが、結局は明日香の思い込みと早合点から出てしまった勘違いだった。呆れたささらから促される形で明日香の絶叫がこだました。「自害しますーーーーーー!」
- 1話「あーしが衣美里だよ!」
- ささらと一緒に使い魔を追っていたとき、2人の会話にさらりと入ってきた衣美里。軽いノリで2人に付いてきただけでなく明日香のことを「あすきゃん」と呼び始め困惑。あまりにも勢いだけで行こうとする彼女を嗜めようとするが、魔女の結界の最深部に入り込んでしまう。
- 魔女の近くには捕らわれた人々。「人々を救うのが先決」というささらに対し、明日香は「先に魔女を倒す」と意見が対立。言い争ってる2人を見て衣美里は「ささらんがとっ捕まってる人助けて、魔女が襲ってきたところをあすきゃんがバトったらいいんじゃね?」と指摘。
- その通りにやって無事魔女を倒し人々を救えたのだが、明日香は冷静さを欠いていたことを反省すると共に、ささらと共に衣美里の閃きに何かを感じていた。
- 2話「マジ超ウマなんだけど!」
- 数日後、まなかの家の洋食屋ウォールナッツで話す明日香とささら、そして衣美里。注文したオムライスを食べるとささらのはしょっぱく、明日香のは辛く、衣美里のに至っては激甘。とうやらまなかは新メニューについて思い悩んでいたよう。試作のものを食べたら美味しいのだが、まなかは革新と伝統の板挟みにいた。
- が、その時衣美里が「他の人にも食べてもらいたいじゃん、いーんじゃない細かいことは」と勢いで行くよう後押し。まなかが自信を取り戻したのを見るとささらと共に確信する。「木崎衣美里という神輿を担がせて下さい!」
- 3話「メッチャかわいくてヤバい!」
- こうして商店街の一角に「エミリーのお悩み相談室」を開設。衣美里の一言が悩める人々を救い続けるのはまた別のお話。
- 3話「お帰りなさい」
衣装ストーリー(竜城明日香)
冬服(2020年バレンタイン)「この道を究めるため!」
期間限定イベント
ささらと水名神社の羽根つき大会にダブルスでエントリーする。
トリック☆トラブル☆学園祭〜パクッと解決!つむぎにおまかせあれ!〜
学園祭の実行委員として、トラブルの解決に臨む。
暴走した?アルちゃんによって部屋の「兜」、刀の「束」「居間」(かぶと、つか、いま)を指される。
結局アルちゃんに逃げられてしまうも、これが今回の事件の謎を解くカギとなる。
明日香が主人公のイベント。詳しくはイベント記事または新春龍神明日香を参照。
なお、このイベントの中で竜城家の始祖が龍神だと伝わっていること、家に代々伝わるもその詳細が不明である儀式が時女一族に伝わる「時女四神伝説」とも関わりがある事が語られている。
すなわち明日香の家系は遙か昔に時女の家系と何らかの繋がりがあったということになる。
テレビアニメ版
第三期ではささらを始めとする大勢の魔法少女と共にイブと交戦。及び人々を救助。エピローグではみかづき荘を訪れている。
その他
プレイヤーからの愛称はディスク構成からブラストゴリラ、ストーリーでのそそっかしさから自害ちゃん。
このようにネタキャラに思われたが、2024年正月イベントになった派生仕様のスペックを見ると「自身にダメージを受けるデメリットと引き換え能力を大幅強化する」というある意味強化された自害ちゃんとなってしまった。
関連イラスト
関連タグ
第二部のその後は稽古を続けた結果竜真流の免許皆伝の域に到達。しかしそそっかしさが災いし保留状態である。