「私はこの街が… 水名が大好きです」
概要
無自覚に男性の好意を引き寄せてしまう、魔性の魔法少女。
父性への憧れから、年上男性には隙を見せてしまいがちなのがその所以。
今は亡き父の影響で美術を好きになり、美術品の修復の仕事に就くことを目指して、美術館でアルバイトをしている。
(『マギアレコード』内アーカイブ「魔法少女」より)
プロフィール
出演作品 | マギアレコード |
---|---|
性別 | 女性 |
出身地 | 神浜市水名区 |
学校 | 水名女学園 |
年齢/学年 | 18歳/高校3年生(※) |
身長 | 156cm |
肩書き | 魔法少女 |
願い事 | 美術館の主任が家族とずっと一緒にいられるように |
固有魔法 | 敵の攻撃を少しだけ止める |
ソウルジェムの形状/色/位置 | 雫/青色/髪飾り |
武器 | 絵筆 |
キャラクターデザイン | 植田亮 |
声優 | 相坂優歌 |
(※):期間限定イベント『ほわほわ少女頑張る!〜待って、それ誤解です!〜』にて、竜城明日香から「麻友先輩」と呼ばれているため、彼女よりは年上であることが窺える。
人物像
アリナ・グレイの魔法少女ストーリーにて初登場。期間限定イベント『ほわほわ少女頑張る!〜待って、それ誤解です!〜』では主人公を務める。
趣味は美術館と博物館巡り。美術関係の仕事をしていた父親(故人)の影響で美術品やその修復に興味を持ち、神浜現代美術館でアルバイトをしている(幼い頃に死別したため麻友自身は父親の人物像をあまり覚えていない)。御園かりん同様、アリナの作品に引き込まれた彼女のファンの1人。
アリナがラストワークのために美術館を訪れた際、その『画材』とアリナの剣幕に「はわわっ」と怯えたり、アリナの過激な創作で「ふぇーん」と泣き出したりする一面を見せている。あざとい。
本人に自覚はないが、相手にその気があるような言動や素振りを見せてしまう。外見と相まってそのせいで振り回される殿方達も多い。阿見莉愛からは「しゃんとしなさい!」と怒られてしまっている。
魔法少女として
十文字槍に似た巨大な絵筆から虹色の絵の具を飛ばして攻撃する。
服装は青と白を基調としたゆるかわ系のワンピース。髪に虹色の羽先のようなものをつけている。ソウルジェムは青の雫の形。位置は髪の左側。
固有魔法は攻撃を止める力。ワルプルギスの夜との戦いで使用し、少しの間ながらワルプルギスの夜の攻撃を止めた。
ゲーム上の性能
基本データ
ディスク構成
Accele | Blast(縦方向) | Blast(横方向) | Charge |
---|---|---|---|
×2 | ×1 | ×1 | ×1 |
最大ステータス
レアリティ | レベル | HP | ATK | DEF |
---|---|---|---|---|
★4 | Lv.80 | 1,7172 | 7030 | 5576 |
★5 | Lv.100 | 2,1629 | 8853 | 7023 |
コネクト「側にいてくれますか?」
レアリティ | 効果 |
---|---|
★4 | 与えるダメージUP[Ⅶ]MP回復[Ⅳ]アクセルMPUP[Ⅲ] |
★5 | 与えるダメージUP[Ⅸ]MP回復[Ⅵ]アクセルMPUP[Ⅴ] |
マギア「水彩レイン」
レアリティ | 効果 |
---|---|
★4 | 敵全体に属性強化ダメージ[Ⅵ] 確率でスキル不可(敵全・1T) MP自動回復(全・3T) |
★5 | 敵全体に属性強化ダメージ[Ⅷ]必ずスキル不可(敵全・1T) MP自動回復(全・3T) |
固有魔法のスタンと合わせ、マギア名も相まってか、某目隠しシリーズを思わせる。
ドッペル「寵愛のドッペル」
レアリティ | 効果 |
---|---|
★5 | 敵全体に属性強化ダメージ[Ⅹ]必ず魅了(敵全/1T)MP自動回復(全/3T) |
専用メモリア「夢は美術品の修復士」
傷み霞んでしまった美術品を修復することは
おぼろげな記憶を紐解くことに少しだけ似ている
今はもういない父、ほとんど記憶にない父
その背を追いながら少女は美術品の姿を取り戻していく
基本データ
レアリティ | ★3 |
---|---|
タイプ | アビリティ |
装備可能 | 梢麻友 |
イラストレーター | mepo |
ステータス
レベル | HP | ATK | DEF |
---|---|---|---|
Lv.1 | 429 | 0 | 509 |
Lv.20 | 643 | 0 | 763 |
Lv.40 | 1,072 | 0 | 1,272 |
アビリティ「チャーム」
特殊能力 | 効果 | 発動ターン |
---|---|---|
通常 | 必ず魅了(敵単/1T) | 8T |
限界突破 | 必ず魅了(敵単/1T) | 7T |
活躍
メインストーリー第1部『幸福の魔女編』
最終決戦では、ワルプルギスの夜の攻撃を固有魔法で少しの間止める。
魔法少女ストーリー
アリナの作品展を開いている美術館のアルバイトとして登場。
梢麻友
- 1話「頼りがいのある人」
- 梢麻友は水名女学園の高校3年生の女の子。亡くなった父の影響で美術品の修復に興味を持ち、神浜現代美術館でアルバイトをしている。性格はときどきドジを踏むこともあるが温厚。しかし無自覚に男性に気のあるような言動や素振りを見せてしまう魔性の持ち主。無自覚なだけに余計にたちが悪い。
- ある日、アルバイト先の美術館にて館長のコップを割ってしまったが、主任がフォローしてくれた。「主任さんは……本当に優しいんですね」「いいなあ、素敵なお父さんだ」と言い、亡き父のことを聞かれ、「主任さんみたいに優しくて素敵なお父さんだったらいいな………」と笑顔で無自覚に誤解されるようなことを言う…………
- 同じ学校でアイドルの史乃沙優希と展示会に一緒に行く約束をし別れると、美術館の主任と出会う。今週末開かれる西洋アンティーク展に沙優希が仕事で行けないと言うと主任は「私が付き合おうか?」と言う。麻友は承諾し、「主任さんと行けるなんて嬉しいな」と笑顔を見せる………
- そして展示会当日。約束通り主任と展示会を見て回った麻友は、カフェで主任と一緒にお茶していた。そこには阿見莉愛と胡桃まなかも来ていた。麻友は主任に料理が得意なのかと聞かれ、母の手伝いにと思って料理を始めた、主任さんに褒めてもらえて嬉しいな………とまた誤解を生む発言を………。梢さんの手料理なら全部食べるよと言う主任に「そんなことして貰ったら私嬉しくって……好きになっちゃうかもです」と、可愛らしい笑顔で魔性の言葉を吐く麻友。すると、バン!!と激しい物音が聞こえた。それは麻友の態度と言動に腹を立てた阿見莉愛が立てた音だった。
- 「なーにが「好きになっちゃいます」よ!」「あー!イライラしますわ!」と、まあ至極真っ当な言葉を吐く阿見莉愛様。苛立ちながらケーキをまなかの分まで食べてしまう。
- 麻友と主任はカフェを出てぶらついている最中。主任は言う。「今度……梢さんの手料理を食べてみたいな」と。驚きながらも一生懸命作ると承諾する麻友。主任と別れ今日は本当に楽しかったと感慨にふけり、家路につくと「く―――!!」と怒り頂点に達している阿見莉愛の姿が。「さっきのブリブリッ子、痛々しくて見ていられなかったわ!」とお怒りのご様子。「先輩自身が痛々しいです……」とツッコミをいれるまなかの声も届かず、「あの子、いつか痛い目見るわよ」と予言するドア様…………じゃない阿見莉愛様。
- 家に帰り、夕飯の時麻友は母に聞く。「お父さんが生きていたら私が作った料理喜んで食べてくれたかな?」と。母はもちろんと答え、父は麻友のことを本当に大好きだったと言う。それを聞き嬉しくなる麻友。そして主任のことを思い浮かべ(なんだか主任さんてお父さんみたいだなあ)と考えてしまう。
- 「お父さんが生きていたらこんな感じかなぁ?」
- 2話「私にできること」
- 次の展示会のため美術館のアルバイトを頑張る麻友。作業が一段落すると主任は言う。妻も子供も実家に帰ってしまっていて今日は一人で夕飯だと。外食に誘う主任だが今日も麻友は夕飯の当番なので断る。夕飯の材料を買って帰ろうとすると、スマホを忘れてきてしまったことに気づく。そこに主任が現れ麻友のスマホを届けてくれた。「主任さんにはいつも助けられてばかりだなあ………」という言葉に主任はとうとう「やっぱり今日一緒に食事行けないかな……」と言ってしまう。「明日でも明後日でも梢さんが行ける日なら!」「梢さんの手料理が食べたい………いつ作ってきてくれる?」と、やはりというか梢に心奪われた様子の主任(妻帯者)。尚も食い下がる主任に、やってきました我らが阿見莉愛様。
- 「まったくずっとイチャイチャイチャイチャ………あーームカつくわ!」どうやら阿見莉愛はありがたいお言葉を二人に授けてくれるようだ。阿見莉愛の説教に主任は退散する。麻友は阿見莉愛に「ご迷惑をかけてすみません」「あんなにはっきり注意出来るなんて凄いなあ」と発すると、お怒りの阿見莉愛は拍子抜けする。その後阿見莉愛の容姿を褒め、「莉愛ちゃん……って呼んでもいいですか?」と言うと阿見莉愛はさっきの怒りはどこへやら、すっかり気分が良くなる。そしてとどめの一言。「私、莉愛ちゃんに憧れちゃうなぁ!」…………これには阿見莉愛も(素直でいい子じゃないの)と陥落してしまう。同性までも虜にする梢麻友、畏るべし……
- 喫茶店にて主任とのことを阿見莉愛に話すと、彼女は酷く驚く。「妻子持ちの殿方が女子高生を………あり得ない、世も末ですわ」と嘆く。しかし阿見莉愛は麻友にも原因があるという。阿見莉愛曰くふにゃんとした甘い空気で殿方を誘惑している、もっとしゃんとして変わりなさい!と麻友に説教する。「このままではあなたもその殿方とご家族も皆さん不幸………家庭崩壊ですわ!」と言われ、はっとする麻友。
- 家族がバラバラになるのはとても悲しいことだから………家庭崩壊だけは絶対ダメ!と思い、でも自分にできることは何かあるのか考えてしまう。そんなときに必ず現れる白い営業マン。父は自分たちを大切にしてくれた、居なくなったときはとても寂しかったことを母との会話で思い出し、父のように主任にも家族を大切にして欲しい…………だから麻友は願う。「主任さんとご家族がずっと一緒にいられるように」
- 「私……そういうつもりじゃなかったんです……」
- 3話「しゃんとする、って?」
- その後、主任は遠くの勤務先に異動になり、主任の家庭を壊さずに済んだ……はず。そして美少女で隙だらけの麻友は今日もナンパされまくりだが、阿見莉愛が鉄壁のディフェンスを発揮していた。主任はいなくなっても他の男は相変わらず次から次へと沸いてくる。麻友がしゃんとしないかぎり同じ事が起きると阿見莉愛は警告する。麻友は決意する。「しゃん」となりたいと。でもなり方がわからない。と、そんなとき魔女の気配を感知する二人。
- ここで初めて麻友は阿見莉愛が自分と同じ魔法少女だと気づく。阿見莉愛のサポートとして魔女を追って美術館にきた麻友達。そこに史乃沙優希がいた。なんと彼女まで魔法少女だったのだ。結界に入る三人。攻撃の要の阿見莉愛は押され気味。こんなときにこそしゃんとしなきゃと麻友は決意し、魔女へ攻撃する。すると魔女の結界が消滅する。喜ぶ沙優希に二人がいたから倒せたと麻友は言う。
- 大切な人のためにしっかり考えて行動すること………それが「しゃんとする」ということなのかも……と麻友は悟る。阿見莉愛と沙優希に褒められ嬉しくなる麻友。そして上桐刀剣特別展を一足先に見学する三人。しっかりとなってきた麻友…………かとおもいきや、異性を誤解させる言動は変わらず…………阿見莉愛は嘆息しながら言う。「なかなか人は変われないんですのね……」
- 「頼りがいのある人って好きです」
期間限定イベント
このイベントで主役を務める。詳細はリンク先へ。
トリック☆トラブル☆学園祭〜パクッと解決!つむぎにおまかせあれ!〜
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第二部のその後は保存修復師を目指して美大に進学。変なサークルに勧誘された所を莉愛に救われたという。