七瀬ゆきか
ななせゆきか
「毎度お騒がせして…ほんとすみません…」
「逆に楽しくなってきました」
幼い頃から敷かれたレールを踏み外さないで生きてきた魔法少女。
お嬢様育ちで何事もそつなくこなすが、周囲が才媛揃いのため自己評価は極めて低い。
退屈な日常に飽きあきしていたが、魔法少女になってからは一転、トラブルに巻き込まれてばかりいる。
(『マギアレコード』内アーカイブ「魔法少女」より)
富裕層の子女が多い水名女学園で中等部から生徒会役員を務めている。
「結構なお嬢様育ちでご両親も立派な人、成績も上位」(みふゆ談)で、生徒会長にも「さすが七瀬さん」と褒められる等、なにをやらせても大体そつなくこなせる。しかし本人は謙遜して「上の下」とか、生徒会役員も「お嬢様『っぽい』という理由でやらされている」と言っている。
相手を問わず敬語で話す。慇懃で腰が低いが本人も気づかないうちに自然とどこか相手をのらりくらりとかわしているようなひょうきんな口調になる。
趣味は放課後のメダルゲーム。この時は影の薄さを感謝している。
平凡な日常に飽きていた時にキュゥべえと出会い「両親に決められたレールの上を進む退屈な日常より、生きている実感が欲しい」と契約。願いの影響でトラブルに巻き込まれ易い体質になり周囲を巻き込んでいないか心配している。
本人はこの願いをした事が恥ずかしいらしい。
気弱な人物に見えるが、実は勝つか負けるかの極限状況でしか生を実感できない生粋の博打打ちとしての一面を無自覚に持っている。
とくに命がかかった状況になると脳がクスリ漬けになり、自然と顔がにやける。
*イメージです。実際にやっていません。
自覚はないが根っからの真面目で善人であり、助けられる人を助けるのは当然と思っている。しかし契約後は願いの影響でわざわざ面倒な出来事が待っているほうに首をつっこんでいく体質になってしまった。
表面上は自分の周囲に面倒事が持ち込まれることを潔癖に嫌うが、実際はなに不自由なく恵まれて育った人間ほど常に刺激に飢えているという好例。
村人Aと自称するほどの末端の目立たない黒羽根だったようで、ワルプルギスの夜が襲撃した決戦の日も何が何やら分からぬままに終わっていた。
特に白羽根になりたい出世欲もなくむしろ相応しくはないと感じていた。
同じ学校の先輩でマギウスの羽根でもある天音月夜は真正のお嬢様でオーラが違うと憧れの感情があり白羽根として相応しいと思っている。
お互いに面識はあるものの魔法少女であることはバレておらず、学園祭で起きた事件で、月夜は初めてゆきかが魔法少女だと知る事になった。
マギウスの翼が解散した後、神浜マギアユニオンには「たくさんの人をトラブルに巻き込みたくない」という理由で参加していない。
香春ゆうなが「キモチの石」を「人々を救いに導く大いなる力が得られる宝石」と勘違いした時は、市内外の魔法少女達に追い回されてから、みふゆに初めてキモチの石がどういう物かを説明され、ようやくゆうなが勘違いしていることに気付いた。
魔法少女衣装は白いディーラー風で、ウサギの耳のようなチョーカーに赤いチェック柄のタイツ等不思議の国のアリスのような、カジノのディーラーのようなバニーガールの意匠が見られる。レイピアによる目に見えないほどの高速突きを主力とする。
一人で魔女に対処できるなど、黒羽根としてはかなり戦闘能力が高い部類に入る。
キュゥべえ曰く「窮地に追い込まれるほど力を発揮するタイプ」「自分で思うほど弱くはない」
彼女の人物像ほどには、ギャンブル的要素は無い。
コネクトに「確率で~」とあるが、そもそも「確実にクリティカル」の効果があるモノが少なく、また数字が[Ⅳ]を超えている時点で「極めて高確率」である為、十分あてにできる。
強いて言うならマギア&ドッペルの「低HP程威力UP」と専用メモリアの「ディスクshuffle」がギャンブル要素が強いか。
コネクト「ダブルダウンですっ」
レアリティ | 効果 |
---|---|
★4 | 確率でクリティカル[Ⅶ] & 確率で防御無視 |
★5 | 確率でクリティカル[IXI]& 防御無視 |
ちなみにダブルダウンとは、ブラックジャックにおいて、プレイヤーだけに認められる特別ルール。最初の2枚のカードを見てから賭け金を2倍にする事が出来、その後もう1枚だけカードを引くことが出来るというルール
魔法少女ストーリー
七瀬ゆきか
時系列は第1部1章で、いろはが神浜に来る直前の出来事である。
1話「毎度お騒がせしております」
学校帰りの帰宅途中、屋上の魔女の手下の結界内で迷子の小さいキュゥべえを見つける。小さいキュゥべえはモキュモキュ言うだけだったが、何とか意図を読んだところ会いたい人がいるとわかり、一緒に探しに行くことにする。
2話「ディスコミュニケーション」
手掛かりを求めて魔法少女が集まる調整屋を訪れるが、小さいキュゥべえは先客のやちよを怖がって中に入らず出口で待っていたため、結局わからずじまい。そこで大先輩の梓みふゆに相談すべくマギウスの翼に足を運ぶ。
話の中でゆきかはみふゆに自身に上記の過去を明かした。
3話「つながった瞬間」
みふゆが羽根たちに聞き込みをしようとしたところ、灯花とアリナがやって来ると連絡が入る。みふゆはゆきかに早く逃げるよう促し、ゆきかは慌てて小さいキュゥべえを連れて外に出た。ちょうどそのころいろはが不思議な夢の真相を求めて神浜市に来たことを小さいキュゥべえが感じ取り、ゆきかは小さいキュゥべえが示す方角へ向かうことに。
向かった先でやちよが小さいキュゥべえを狩ろうとするが、やちよとやり合ってキュゥべえを逃がす。
ふふふふっ 血が・・・たぎってきました!
しかし実力の差は否めず、本気を出したやちよに倒されるものの、やちよが去ったあと再び小さいキュゥべえと会いたい人探しを再開する。その後キュゥべえがいろはを見つけるのを見届けて別れるが、小さいキュゥべえは別れ際に「ありがとう」と言っているかのようなそぶりを見せた。
期間限定イベント
本イベントの主役。聖リリアンナ学園の生徒会と交流することになり準備に追われるが、なぜか次々とトラブルに巻き込まれる。見えない意思による妨害を確信したゆきかは、周囲をトラブルに巻き込まないようにするべく奔走する。
映画の撮影で、月夜の代役として呼ばれて恐縮していた。
なお、月夜は(全ての配役を魔法少女で固めたのに)自分の代役が魔法少女であることに気付かなかった模様。
トリック☆トラブル☆学園祭〜パクッと解決!つむぎにおまかせあれ!〜
学園祭の実行委員として、トラブルの解決に臨む。
香春ゆうながキモチの石を「人々を救いに導く大いなる力が得られる宝石」と勘違いしたため、その捜索に協力する。
準主役的な立場で登場。
聖リリアンナ学園との交流会の打ち合わせで同校を訪れるが、入名クシュの持っていた鏡によるユメミカガミのウワサに巻き込まれる形で彼女と行動を共にする。
時系列としてはメインストーリー第1部1章1話以前であり、しかもゆきか本人はマギウスの翼に加入していない(つまり本人の魔法少女ストーリーより更に前)時期の話となる。この為既に黒羽根である牧野郁美とは面識がない状況で、郁美からみふゆの事を聞かされ驚いたりもしている。
ほとりとりおんによってひなのの子ども科学教室に連れて行かれる。
当初は自身の性質ゆえに断っていたが、みふゆがトラブルを対処すると言われ見学した。案の定トラブル多発。
アニメ版
第七話、梓みふゆの後ろに従っている4人の黒羽根のうち画面右から2人目がゆきかと推測される。根拠は髪型と赤チェック柄のタイツ。
第三期では白羽根のローブを羽織り、大勢の魔法少女達と共にイブと交戦。エピローグでは犠牲となったマギウスの翼の一員を供養していた。
見ての通り、デザイン担当の枡狐先生によって相当いじられてる
ゲーム上の性能では、扱いづらさへの配慮からか、彼女の人物像や願いは余り反映されていないが、その代わりなのか汎用メモリアに「ピンチはチャンス」というものが有る。
スキル名は「ジャックポット・ストライク」。
効果は「自身に高確率でクリティカル&防御無視を付与すると同時に必ず暗闇&確率で幻惑のバステも付与」というバステ対策無しには使えない、ドラクエの『まじんのおの』の様な代物である。しかも限界突破してもデメリットは改善されないオマケ付。以下にテキストを記す。
結果の見えてる人生なんて、面白くありませんっ!
伸るか反るか、生きるか死ぬか、億万長者か破産か…
追い込まれたときほど命が、魂が燃え上がって!
力が湧いて………くるような…気が、しません?
魔法少女たると☆マギカ-キャラ原案の枡狐氏による外伝漫画
更紗帆奈、粟根こころ…外伝漫画作者が手がけた本作オリジナル魔法少女。
第2部12章のその後は成人を迎え、禁断の遊びができるようになり、目をギラつかせながら自制心を必死で働かせているという。
もちろん枡狐氏にいじられる。
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満月の惨劇
魔女退治に夜の街へと繰り出していた七瀬ゆきかは、魔女の気配を感じてとある廃墟に向かう。そこは4年前に少女の殺人事件があった場所だった。中に入ると、その時と同じ現場が再現されていてーー。3,380文字pixiv小説作品