「もう、財力に頼ることはいたしませんわ」
概要
神浜市内屈指の名家にして超大金持ちの家に生まれた令嬢の魔法少女。
規格外の上流階級で生きてきたため、大抵のことはお金で解決してきた。
憧れの存在と出会ってからは、同じ境地に立つべく、お金以外の方法を模索している。
(『マギアレコード』内アーカイブ「魔法少女」より)
プロフィール
出演作品 | マギアレコード |
---|---|
性別 | 女性 |
出身地 | 不明 |
学校 | 聖リリアンナ学園 |
年齢/学年 | 不明/高校2年生 |
肩書き | 魔法少女 |
願い事 | 『あの方』のように魔女を倒し、人々を救う世界に身を置くこと |
固有魔法 | 屈服 |
キャラクターデザイン | 柴乃櫂人 |
声優 | 上坂すみれ |
※学年は冬服の衣装ストーリー(バレンタインストーリー2021)で判明。
人物像
期間限定イベント『お月見は優雅な茶会のあとで』にて初登場。香春グループの令嬢で、聖リリアンナ学院の生徒会役員を勤める。麿眉でナチュラルな銀髪のロングヘアが特徴で、文武両道、才色兼備、加えておしとやかな仕草にお嬢様口調というまさに絵に描いたようなお嬢様。
その上当然金銭感覚も破格なもので、出迎えのリムジンや高級レストランの貸し切りは勿論、まさかの自家用ジェットで水名女学園に乗り付けようとしたこともある超セレブである。
ベテラン魔法少女である巴マミの大ファン。
幼少の頃から何もかもが恵まれた人生であるが故に、心のどこかで満たされない空虚で退屈な毎日を送っていたが、まだ魔法少女になる以前のある日、偶然にも魔女の結界に迷い込み、今にも襲われようとしていたところに通りすがりのマミ(ホーリーマミ)に助けてもらって以降、憧れの存在として彼女を『あの方』と呼び慕い、彼女のようになることを人生の目標としている。
お嬢様であるが故に世間知らずな部分もあるが、魔女を退治した直後に山で遭難したり、唐突にそこら中の魔法少女に話しかけたり、友達から借りた少女漫画を本気で参考にしたり、果てや飲食店にいる客全員分の代金を支払ったりと、時々アグレッシブな行動に出ることが多い。
一方で、マミを理想化するあまり、直接話しかけるのは「恐れ多い」と思っていて、マミを目撃しても遠くから見守るだけで、いまだに面識は無い。それどころか、環いろはがマミの知り合いであることに気付くと、紹介されるのは「まだ早い」と、急用を装って逃げ出してしまった(しかし偶然マミ本人に出会った際、興奮する気持ちを抑えて平然と振る舞っていた)。
また、彼女は行く先々で必ずと言っていいほど他の魔法少女と遭遇、接触しており、劇中ではネオマギウスを始めとする神浜の魔法少女はもちろん、(事情を知らないとはいえ)プロミストブラッドやピュエラケア、時女一族の魔法少女とまで接触。挙げ句には「入り込んだファミレスの客が全員魔法少女」なんてこともあった。
魔法少女として
王様のような衣装。どことなくホーリーマミに似ており本人は王冠がお揃いと光栄に思っている。
お金持ちである為か、戦闘では手にしている錫杖から金や札束を召喚してそれを武器にしている。
固有魔法は「屈服」(第2部12章で判明)。具体的な能力は不明瞭。
ゲーム上の性能
基本データ
ディスク構成
Accele | Blast(縦方向) | Blast(横方向) | Charge |
---|---|---|---|
×3 | ×0 | ×1 | ×1 |
偶然にもねむと同じ木属性アクセルゴリラである(さらに言うと2人の声の名前がが同じすみれである)。
最大ステータス
レアリティ | レベル | HP | ATK | DEF |
---|---|---|---|---|
★4 | Lv.80 | 16840 | 7625 | 5424 |
★5 | Lv.100 | 21219 | 9634 | 6822 |
コネクト「救いの施しをあなたに」
レアリティ | 効果 |
---|---|
★4 | 敵状態異常時ダメージUP[IX]& 攻撃力UP[VII]& 状態異常耐性UP[VII] |
★5 | 敵状態異常時ダメージUP[XI]& 攻撃力UP[IX]& 状態異常耐性UP[IX] |
マギア「アルマ・デロ・ショッコ」
レアリティ | 効果 |
---|---|
★4 | 敵単体に属性強化ダメージ[VI]& 状態異常耐性DOWN(敵単/2T)& 必ず回避(自/1T) |
★5 | 敵単体に属性強化ダメージ[VIII]& 状態異常耐性DOWN(敵単/2T)& 必ず回避(自/1T) |
文字通り、札束殴りで攻撃する。
ドッペル「不満のドッペル」
レアリティ | 効果 |
---|---|
★5 | 敵単体に属性強化ダメージ[X]& 状態異常耐性DOWN(敵単/2T)& 必ず回避(自/1T) |
専用メモリア「憂鬱は紅茶に溶かして」
悩みごとで塞ぎこんだ時は、窓際で紅茶を一杯
優しい香りと温かな味わいで不安を包み込むその時間は
まるで聖女様とお話しているかのようで大切で、やわらかなひととき…
基本データ
レアリティ | ★3 |
---|---|
タイプ | スキル |
装備可能 | 香春ゆうな |
イラストレーター | かにぱんだ |
ステータス
レベル | HP | ATK | DEF |
---|---|---|---|
Lv.1 |
スキル「シック・フォッグ」
特殊能力 | 効果 | 発動ターン |
---|---|---|
通常 | 確率で霧[XIII](敵単/3T)& 攻撃力DOWN[III](敵単/3T) | 10 |
限界突破 |
活躍
魔法少女ストーリー
香春ゆうな
- 1話「案ずるより産むが易し」
恒例の水名女学園との交流会を次回は本校の生徒会が主催する番になった。
当番はほとりに決まるも当の本人は自信喪失状態。そんな彼女にゆうなは分からない事があれば先輩や自分に聞けばいいと助言する。
りおんからはまた高級施設を貸切にするのではと釘を刺されるも、いつまでも金で解決していては理想の自分に近づけないと反論。ほとりがやる気を取り戻す一方、ゆうなは未だどうすれば「あの方」に近づけるかの答えが出ないままだった。
ほとりから魔女退治を提案されると、早速姉妹を連れて魔女を探しに行く。
あの方のように立ち回れて、技の名前もバッチリ言えた事で上機嫌になるゆうな。被害者を家に送り届けて終わりと言いたい所だったが、姉妹からはあの方に似せるのではなく誰かの悩みに気づいて自然に助けてあげるべきだと指摘される。
翌日ゆうなは、人々の悩みを解決していく事で自然と人助けできる存在を目指すことに。
「わたくしは決めました…もう、止まりませんわ…!」
- 2話「失敗は成功のもと」
財力に頼らず、自分の力で人助けをしていく中でほとりが交流会の事を一人で抱え込み、徹夜がたたって倒れてしまった事で身内の悩みに気づけなかった自分があの方に近づくのをおこがましいと自嘲してしまう。
それでもゆうなは自身が言った「失敗は成功のもと」という言葉で奮い立たせてほとりを助けようと決意する。
「こんなところで…落ち込む暇はございませんわ…!」
- 3話「千里の道も一歩から」
ほとりが自分一人で当番をやらなければならなくなった理由は、先輩達が体調を崩したり家の都合で休んでしまい、準備当番をした事のないりおんには任せられないうえ、自分の力で頑張ったゆうなの姿を見て自分もそうしなければと思ったから。
それを聞いたゆうなは身近にいる人を救うべくほとりに協力。その甲斐あって交流会は無事成功し、功労者としてほとりを称える。
それでもほとりの悩みにイチ早く気付けなかった事は事実であり、このままではあの方と同じ高みに登れないと言うゆうなに対しゆきかはあの方とは巴マミの事だと言い当てる。
ゆうなは魔法少女になる前、裕福な家庭に生まれたが為に全てを与えられ、苦労や努力を知らずに育ち、空虚な人生を送っていたところを魔女の結界に迷い込み、マミに命を救われた事で莫大な資金も力も及ばない輝かしい世界をある事を知り、彼女と同じ高みに行きたいと思い「自分を救ってくれたあの方のように魔女を倒し、人々を救う世界に身を置くこと」をキュゥべえに願ったのだ。
そんな時、ほとりとりおんの何気ない一言で誰かを助けるにはまず悩みや気持ちの変化に気付くことが重要だと知り、早速ゆきかの異変に気づき隅の席を希望した理由を言い当て、トラブルが起きた時自身に相談する事を彼女に促す。
ここでゆうながバイブルとしている本の正体が判明。それはりおんがゆうなに貸した少女漫画「ステップアップサキちゃん」で、主人公のサキが憧れの先輩に相応しい存在になるべく周囲の悩みを解決しながら自分を磨く話である。無論、りおんは今までのゆうなの行動で薄々勘づいていた。
ゆうなはこればかり見ていたせいで大事な事を見落としたため、バイブルに頼る事を止めて沢山の人と関わり多くを学びつつ、自分で考えて行動する事に。お金で買えない経験や身近な人と分かり合える喜びを糧にマミに近づく為である。
「まずは一歩、踏み出せた気がいたします」
バレンタインストーリー2021
Bittersweet_AI_Memoryで交換できる冬服の衣装ストーリー。
ある日アフタヌーンティーをしつつ贈り物用の紅茶を買いに訪れた紅茶専門店でマミと偶然出会ってしまう。この時同じ紅茶を頼んでいだことがきっかけで、マミに対する秘めたる想いを隠しつつ話が盛り上がる。
数日後、里見メディカルセンターの小児ホスピスの慰問に訪れたのだが、この時ある少女がゆうなを見て声をかける。両親と出かけていたときに件の店の近くで魔女に襲われたようなのだが、少女は「魔法のお姉さん」が助けてくれたというが、ゆうな本人に心当たりが無く、「リボンを使って帽子を被っていた」とのことで、もしかしたらマミなのではと考える。少女はゆうなに懐くが、ゆうなはマミと誤解された状況に困惑していた。
次の慰問日の前日2月13日、紅茶店で再びマミと出会ったゆうなは少女のことを話すが、マミは「その子が懐いているのなら誤解を解く必要は無いのでは。もっと仲良くなってから本当のことを話してみたら」と提案する。だが、メディカルセンターから少女の容態が急変したとの連絡。ゆうなに会いたいとうわごとのように口にする少女。躊躇うゆうなにマミは「あの子が会いたいのは「ゆうなお姉ちゃん」、その声に応えられるのはあなただけ」と諭しゆうなに行くよう薦めた。
直ちにヘリを手配し急行、病室で最期を看取ることができたゆうな。葬儀の後、他の誰でも無く自分を必要としてくれた少女のことを想いながら、あの店でミルクティーを頼むのだった。
期間限定イベント
登場はしているが、一枚絵(メモリア「交流会へようこそ」と同じもの)で後ろ姿のみ描かれた程度。ラストでは、何かのトラブルに巻き込まれた模様。
魔法少女になる前、魔女の結界に迷い込んだ所をホーリーマミに救われた。
後にキモチの石について知った時、マミはその石でホーリーマミの力を得たのだと勘違い。
そこから憧れのホーリーマミのようになるべくキモチの石を求めている事が明かされた。
水名神社の凧揚げで使われる大凧を香春家が寄贈していたことが判明。この凧を魔女との戦いで使った巫女姿の環姉妹はボロボロにしてしまったとゆうなに平謝りだったが、「直ぐに直せる職人がいるから」と余裕を見せた。
ただ、初詣に来ていたマミの姿を見るといろいろ取り乱し始めるのは変わらなかったが。
両親の勧めで真井あかりの想い人である二階堂陽斗とお見合いをする事となったが、両親に内緒でお互い合意のうえで白紙に戻す。
というのもゆうな自身はマミと対等に向き合える存在になる修行を優先しており、陽斗に想い人がいる事を知った為である。
通常のあかりこそが陽斗の想い人だと勘違いするも、魔女が現れた事をきっかけに陽斗が魔法少女時のあかりに惚れている事を知る。
後日、陽斗と親睦を深める目的で食事会をする事となり陽斗の結婚を反対するあかりが乱入し、泣き出した事で勇気を出し両親と話し合う事に。
上記の結婚を反対する理由を明かした結果、両親は娘の気持ちを考えずに先走った非を認め、円満に解消させるべく二階堂と話し合う事にした。
実はあかり達が来ると予測しており、彼女達がスムーズにここまで来れるよう使用人達に手引きしている。
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第二部12章のその後は学業の傍ら家業を手伝い、早くも神浜の政財界に頭角を現し、マスコミから若女帝と呼ばれるようになったという。