ゆきか「何、この気配…」
概要
退屈のドッペル その姿は、デアデビル
この感情の主は安楽椅子に腰かけたままの平穏な人生に大いなる退屈を感じている。このドッペルはデアデビル(命知らず)という架空の怪物の姿を模しており、主に眼前の危険を悟らせないために、両目を覆い隠している。
ドッペルは目下のところ無敵を誇っており、自信を圧倒する強敵が現れない現状に、主と同様の危険な退屈を覚えつつある。
そのため戦いは日々、背水の陣の度合いを増しているが、視界を遮られた主は今日も安心して背中を委ねている
(『マギアレコード』内アーカイブ「ドッペル一覧」より)
プロフィール
外見
安楽椅子に座ったゆきかの頭の上から何重にも怪物が覆い被さり、ゆきかの目を手で塞いでいる。
特徴
一番上に被さった大きな怪物の目が見開くと同時に邪悪なオーラが放たれ、腕を振り上げるとともに衝撃を放って攻撃する。
ゲーム上の性能
レアリティ | 効果 |
---|---|
★5 | 敵全体にダメージ[IX] & 低HPほど威力UP & 必ずクリティカル(自/2T) & HP回復(自) |
★5に覚醒した後、固有技「ドッペル」として使用可能となる。
活躍
お月見は優雅な茶会のあとで
終盤、事件の元凶である子守の魔女との戦いで瀕死の重傷を負ったゆきかが発現させ、魔女を倒す。
ゆきか本人は何が起きたのかこの時は分かっていなかったが、後日神浜市外に出たときキュゥべえに尋ねると、それがドッペルである事、そしてドッペルシステムは今も維持されていることを知らされる。ゆきかは黒羽根としてマギウスの翼に属していたためドッペル自体は知っているものの、マギウスに関する一連の件が終わってからと言うもの、マギウスの翼とは関わらないようにしていたため、ドッペルシステムが維持されていたことを知らず、さらにゆきかの魔法少女の性質である「窮地に追い込まれるほど力を発揮する」も加わり、土壇場でドッペルが発動したのでは、とキュゥべえは分析している。
その他
デアデビル自体は有名なアメコミヒーローの名前として知っている人は多いだろうが、元からDaredevilという言葉に「命知らず」という意味がある。
真名のPoker Aliceは、19世紀にアメリカ西部でポーカーのディーラーとして名をはせ、79歳でこの世を去るまで一度も負けたことがなかった名ギャンブラーのアリス・アイバースの異名である。葉巻を咥え、懐には38口径リボルバーを忍ばせており、賭場を荒らそうものならリボルバーで暴漢を撃ち殺したという豪傑でもあったという。1987年にはエリザベス・テイラー主演でテレビドラマ化されているほか、日本でも『カウボーイビバップ』第3話で彼女の事が触れられているので知っている人もいるのではないだろうか