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沈黙のドッペル

ちんもくのどっぺる

沈黙のドッペルとは、スマートフォン用アプリゲーム『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』に登場するキャラクター(ドッペル)の一体である。
目次 [非表示]

いろは「これが私の本当の気持ち…!」

いろは アニメVer.「もう、壊さないで…!」


概要編集

沈黙のドッペル。その姿は、呼子鳥。

このドッペルは沈黙の写し。

ソウルジェムが黒く染まりきる時、いろはの髪の毛が変化しこのドッペルは姿をあらわす。

臆病な性格のこのドッペルは沈黙し耳を塞ぎ、あらゆるものを布で覆い隠そうとしてくる。

(『アニメジャパン2017』における展示ブースの説明文より)


沈黙のドッペル。その姿は、呼子鳥。

この感情の主は、自身のドッペルの情けなさに気が付きつつも、その姿を直視できないでいる。

このドッペルは何も語らず聞きたくない全てを布で締め壊し、その胸に開いた穴を埋めるものを探し続けている。

誰かを呼び求めなくてはいけなかったはずなのに、臆病なドッペルは布で覆い隠した現実を直視することを恐れ、沈黙し耳を塞いだままでいる。

(『マギアレコード』内アーカイブ『ドッペル一覧』より。アニメVer.も同じ)


プロフィール編集


外見編集

いろはの髪から生えた、巨大な鳥のような姿。

毛布の様なコートを被った姿で、頭部は左右非対称のデザインとなっており、頭に茨の様な冠を被っている。

背後には何枚もの白い布がかかったマスト(恐らくねむがいた病院で干されていたシーツがイメージとして具現化したものと推察される)があり、主にこれで攻撃する。


特徴編集

前述の通り、背後のマストにかけられている布で攻撃を行い、ゲームではマチビト馬のウワサを大量の布で押し潰し、嘴で何度もついばんで撃破している。

また、アニメ版では某使徒が如く布を前に飛ばして使い魔を蹴散らし、ウワサの本体を粉砕するという攻撃も行っている。

ゲーム内のアニメVer.が使うものは第2期2話の映像が挟まれる。


ゲーム上の性能編集

当初はメインストーリー第1部第3章のバトルパートのみ登場していたが、2019年3月11日にプレイアブル実装された。

アニメVer.も同じドッペルだが、効果が上方修正されている。


レアリティ効果
★5敵全体にダメージ[Ⅷ]& 状態異常解除(全)& HP回復(全)& 蘇生

レアリティ(アニメVer.)効果(アニメVer.)
★5敵全体にダメージ[Ⅸ] & HP自動回復 & 状態異常を3回無効(味全/3T)& 状態異常解除 & HP自動回復(味全)& 蘇生

活躍編集

メイン&アナザーストーリー編集

第1部第3章にて登場。ソウルジェムの穢れが限界を迎えたいろはが無意識のうちに発現させ、その「穢れ」から生まれた「呪い」の力でマチビト馬のウワサを一瞬にして倒した。しかし、運悪くその様子を巴マミに目撃され、いろはは「魔法少女に擬態した魔女」と勘違いされて攻撃を受ける。


テレビアニメ編集

『…強ク、強クナラナイト、何モ見ツケ出セナイ。耳ヲ塞ゲ、ソノ目ヲ閉ザセ。沈黙ハ命運ヲ見定メル』


第5話で原作通りに登場し、マチビト馬のウワサを布で絡めとり、嘴で滅多刺しにして倒す。そのまま鶴乃とやちよに襲いかかるものの、マミのティロ・フィナーレを受け消滅した。

なお発動時に白い帯布ので顔と両手足が拘束されるのだが、その様が妙に艶めかしいという声も。

第7話ではフクロウ幸運水のウワサの本体と対峙するいろはの背後から、まるでもう一人の自分の如く姿を現し、ドッペルに変化。そして一瞬のうちにウワサを使い魔もろとも撃破した。

第13話ではホーリーマミとの闘いで発動し、身を呈してさやかを守る。


第2期3話では万年桜のウワサに保護されていたいろはが発現したが、ういを発見できなかったうえに魔法少女の真実を知って精神が不安定になっており、やちよと黒江を自身の夢の世界に閉じ込める。

また、魔女役として魔女168号やういの格好をした熊の使い魔のようなものを従えている。


第3期では忘れた記憶を取り戻そうとした結果、神浜市がイブによって破壊されていった為にいろはを責め続ける。しかしいろはは自身と向き合う姿勢を見せた。

なお直後にいろはの背後に登場したイヴの頭部はこのドッペルのものとなっている。


派生形態編集

沈黙のドッペル

その姿は、呼子鳥。

この感情の主は妹を探しつつも、少しずつ自分を受けいられるようになる道程にある。それに加えて夏の陽気に胸が弾んだため、少しはっちゃけた見た目になった。

その心持ちはドッペルの服やマストに影響しているのが見て取れ、もはや主の一時の感情に振り回されている感じがする。詰まるところ表面だけ取り繕った姿である。

海に特化して戦うことができるものの、主が泳げないため器用なことはできず、ただ持てる力を使った強烈な攻撃で目の前の敵を屠ろうとする。

(『マギアレコード』内アーカイブ「ドッペル一覧」より)


プロフィール編集


外見編集

オリジナルとほぼ同じだが、裾がハイビスカス柄である、頭部の冠が花冠になっている、背後の布が海賊船の帆を思わせるものになっているといった変更点が見られる。


特徴編集

2018年8月8日に開催される『期間限定ガチャ みかづき荘のSummer Vacation』の限定魔法少女として実装された、環いろは 水着ver.が行使するドッペルで、沈黙のドッペルの派生形態。オリジナルのいろはが行使するドッペルと名称・真名は同じだが、性質や姿などに差異がみられる。


ちなみに、イベント実施時点では通常のいろはは☆4止まりである事からそちらの方のドッペルはプレイアブル未実装であるのに対し、水着いろはは☆4開始で☆5に覚醒できることから、こちらについてはドッペル解放が可能となった。沈黙のドッペルとしてのプレイアブル実装はこれが初であるとともに、オリジナルよりも派生形態が先んじてプレイアブル実装されるのも初の事例となる。


その他編集

配信開始前に開催された『アニメジャパン2017』の展示ブースにて、容姿と名称、一部の設定が先行公開された。


真名のGiovanna(ジョバンナ、ジョヴァンナ)は、『新約聖書』に登場する洗礼者ヨハネに由来する女性名である。対応する男性名はGiovanni(ジョバンニであり、これは宮沢賢治童話銀河鉄道の夜』の主人公と同名である。また、七海やちよの行使するモギリのドッペルの真名はCampanella(カムパネルラで、『銀河鉄道の夜』に出てくるジョバンニの親友と同名である。


呼子鳥(よぶこどり)とは、日本の山の神・精霊・妖怪「山彦」の別名「呼子」のこと。鳥取県鳥取市では、山中に住む呼子または呼子鳥という者が山彦の声を発すると考えられていた。『ゲゲゲの鬼太郎』にも妖怪として呼子が登場する。


関連タグ編集

魔法少女まどか☆マギカ マギアレコード

ドッペル(マギアレコード) 環いろは

喚呼のドッペル∞いろはでの上位バージョン

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