概要
アラもう聞いた?誰から聞いた?
マチビト馬のそのウワサ
皆の願いを叶えるために、会いたい人に会わせてくれる粋なヤツ!
だけど残念、それは幻覚。気付いて否定しちゃったら、ジェントル馬ンがギャングスターに変わっちゃうって、水名区の人の間ではもっぱらのウワサ!
(『マギアレコード』内の魔女・ウワサアーカイブ#113より)
プロフィール
外見
カエルの脚と車輪のついた子供のおもちゃを組み合わせたような姿。
テレビアニメ版では龍のような長い胴体に変更され、長い鼻から泡を発射する…のだがデザイン変更の理由はイヌカレーが「アプリ版でプレイヤーに車輪を狩られすぎたから」とツイートした(外部リンク参照)。
特徴
難読漢字をでたらめに並べたような鳴き声を発する。
本体の攻撃手段が乏しかった絶交階段のウワサに比べ、カエルの脚で叩く、鼻ちょうちんのような毒のしゃぼん玉を飛ばす、巨体を活かした体当たりと、多彩な攻撃パターンを持つ。
特筆すべきは「願い」に対するその耐性で、これは存在そのものが「願い」から生まれた魔法少女の攻撃をことごとく無効化できると言う、反則と呼んで差し支えない能力を持っていることを意味している。反面、「呪い」や「穢れ」を弱点としている。
ゲーム内のバトルにおける属性はライト。
活躍
メインストーリー第3章『神浜うわさファイル』に登場。特定の場所に出現するうわさに分類される。
神浜市水名区の水名神社に出没するウワサとして登場。スタンプラリーで『口寄せ神社』を見つけ出したいろは、やちよ、鶴乃のもとに手下を向かわせ、これまでの犠牲者と共に愛しい者の幻影を見せて異空間に閉じ込めようとした。
やちよには、みふゆの幻影を見せ、本物かどうかを疑う彼女に対し、仲間内でしか知り得ない情報を示すことで彼女の警戒心を解かせ、情に訴えかける形で、彼女を篭絡まであと一歩のところまで追いつめた。
しかし、いろはの呼びかけに対して、「来てくれないと、ワタシ、恨みますよ?」とみふゆなら絶対に言わない言葉を言わせたがために、最後の最後でボロを出し、失敗。
その後は、「神を謀ったその罪、万死に値する」と自分の所業を棚に上げたメッセージを送り、直々にその姿を現す。
第8章ではウワサを考えている場面でういの描いたウワサのイラストが数点登場するが、絶交階段のウワサ、名無し人工知能のウワサは比較的完成形に近い姿をしているのに対し、マチビト馬はデザイン段階では馬そのものの姿をしていた。
「願い」への耐性を反映してか、バトルでは常時ダメージカットが働く他に、毎ターン毒付与(全員対象)と攻撃力アップを行う。
「願い」への耐性を利用して優位に立つも、戦いの中でいろはのソウルジェムが「呪い」で濁りきって発現した沈黙のドッペルにあっさりと倒された。この出来事により、いろはは巴マミから「魔法少女に擬態した魔女」と勘違いされることになる。
マギア☆レポート
そのどこかユーモラスな外見からか、はたまた本編中で人々をかどわかした報いか、本編よりもはるかに情けない敵キャラとして描かれている。
ある時はやちよにギタギタに痛めつけられ、「アイテム落とすか命を落とすか選びなさい」と迫られ、アイテムを残して敗走。が、ボックスの中から出て来たのはカースチップだった。
テレビアニメ
失った過去を取り戻したい?
アナタが落とした思い出を、アナタが捨てたアノ人を、心の底から取り戻したいなら、ワタシ達の神様にお任せを!
会いたい名前を絵馬に書き、お作法通りにお参りすれば、想いの人に会わせてくれる!
だけどもだけどもご用心!幸せすぎて帰りたくなくなっちゃうって、水名の地域じゃもっぱらのウワサ!
ゴタイザーイ!
第4話でいろは達が捜索し、第5話でウワサ本体が登場。みふゆの幻を退け、鶴乃が駆けつけた直後に姿を現す。
ゲーム版で願いに耐性を持っているせいかいろは達の攻撃が通用しなかったものの、いろはのドッペルに嘴でメッタ刺しにされて倒された。
MagiaExedra
公式生配信動画「エクセドラ通信#2」にて続投が決定した。
亜種
正月Ver.
水名神社でHappyNewYear!では、水名神社は元のテリトリーだったということもあって主要なボスキャラとして登場。
新年で張り切っているのかどうかは不明だが、手下の絵馬同様装いを新たにし……お前は誰だァ‼
その他
名前の由来は逢魔が時→お馬が時→マチビト馬のウワサと考えられる。
また、このウワサで現れる会いたい人の姿は、みふゆの偽物の言動から、標的の記憶から再生されたものだと思われる。
ただし、言動はマギウスが持っている情報を利用しているようで、ういの幻影は、いろはの知らない救いの勧誘を口にしていた。
また、第4章では本物のみふゆが、やちよに対して「偽者のワタシに会ったんですね」「それだけ真剣に探してくれて親友としての冥利に尽きます」と言及していた。さらにテレビアニメでは偽物のみふゆが魔法少女に変身し、いろはと死闘を繰り広げているため、みふゆの幻影の完成度が高いのは、本人監修の結果による可能性が高い。
関連タグ
女王の黄昏:魔法少女たると☆マギカに登場するラスボスポジションの魔女。理由は異なるがこちらも魔法少女の攻撃が通じない
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