概要
神浜市に所在する大きな屋敷(邸宅)で、七海やちよの自宅。名称が判明したのは、期間限定イベント「みかづき荘のMerry Christmas」が初めてである。
元々はやちよの祖母が宿泊施設(下宿屋)として使用していたが、後に祖父母からやちよが譲り受け、メインストーリー第1部の1年前の時点ではやちよが一人暮らしをしていた。同第4章第7話のラストで環いろはと深月フェリシアが同居することになり、同第5章第7話からは二葉さなも同居している。このほか、由比鶴乃も頻繁に食事をしたり泊まったりしているため、実質的に半同居状態となっている。同第10章エピローグからはいろはの妹ういも住むようになる。
こうした事もあり、ここの住人のチーム名称も建物の名にちなんで「チームみかづき荘」となっている。
また、一時的に保澄雫が住人になっていた時期があるほか、過去にはやちよの幼馴染である梓みふゆを始め、共にチームを組んでいた雪野かなえ、十咎ももこ、安名メルも頻繁に出入りしたむろしていた。
ももこはやちよとの関係修復以降水波レナや秋野かえでと共に再び来るようになっており、マギウスの翼による一連の事件が終わって以降はやちよとの関係が修復したみふゆをはじめ、元々環姉妹と仲の良かった里見灯花と柊ねむ、彼女達に関わる柊桜子も訪れるようになっている。
ちなみにここの住民は、本家まどマギの魔法少女たちと同様、全員「苗字の読みが女性名」になっている。
住人
クレセントハウス
みかづき荘はいろは達が住んでいる以上、他の魔法少女にも周知されている場所であり、すなわち第2部では敵対勢力であるプロミストブラッドやネオマギウスからいつ襲撃を受けてもおかしくない状況にある。そこで同第4章第4話終盤以降は灯花が提供する形で里見グループが保有するシェルター機能を持つ隠れ家に移り住んでいる。そしてみかづき(=三日月=Crescent Moon)荘から「クレセントハウス」という名称が付いている
本来は有事の際に神浜市の要人や里見グループ関係者が避難できるように整備されており、地上の平屋は一般的な生活を送れる住居ではあるものの、地下シェルター内部には治療目的のメディカルルームや施設管理用のスーパーコンピュータも用意されている。
いろは達みかづき荘の住民はもちろんのこと、灯花とねむもここを拠点としてさまざまな研究、中でも佐鳥かごめに関する実験などを行っている。なお、施設の性質上、現時点では具体的な所在地は明かされていない。
第10章にてネオマギウスとの戦いが終わるとようやくみかづき荘に戻れた。なお、クレセントハウスに移る前に大庭樹里がみかづき荘の窓ガラスを割ったため、紅晴結菜を通して彼女の元に修理代の請求書が送られた。