「ウェルダンに仕上げてやる。食卓に上がるのを楽しみにしてな」
概要
プロミストブラッドの中心に立つ三姉妹の次女。
結菜に負けて復讐を手伝い、汚れ役でも何でもやる。
直感が鋭く獣のようで、非常に喧嘩っ早い。
弱い相手は無視するが、強い相手だと燃え上がる。
(第2部公式サイトより)
プロミストブラッドを率いる姉妹の次女で、戦闘を得意とする魔法少女。
気性が荒く恐れられているが、仲間には情が厚く信頼されている。
ただ、命を軽んじる節がある上に苛立ちが溜まると爆発するので要注意。
ちなみにゲームは好きだけど下手。
(ゲーム内の説明)
プロフィール
出演作品 | マギアレコード |
---|---|
性別 | 女性 |
出身地 | 二木市竜ケ崎 |
学校 | 竜ケ崎学院 |
年齢/学年 | 16歳?/高校生(※1) |
肩書き | 魔法少女 |
願い事 | 「我慢強い心」が欲しい |
固有魔法 | ストレスを炎に変換して蓄積する |
武器 | 火炎放射器 |
キャラクターデザイン | 蒼樹うめ |
声優 | 松本花雪 |
(※1)父親が19歳の時に樹里が生まれ、その父が現在は35歳であることから逆算。高校生であることは明示されている。(魔法少女ストーリーより)
人物像
「プロミストブラッド」のメンバーで、竜ケ崎出身。
赤いメッシュのかかった黒髪ロングのぱっつんヘアーで、三姉妹の中では一番小柄。
一人称は「樹里サマ」(ただし本来の一人称は「私」)。根っからのヤンキー気質で口が悪く、「ウェルダン」などと言った炎に関する言い回しを多用する(煌里ひかる曰く、「ウェルダン等の単語は覚えたて」とのこと)。
好戦的で計算や計略、小細工等が苦手な武闘派であり、集中突破で正面から正々堂々と戦いを挑み、その腕っぷしの強さで地元の魔法少女達を支配してきたが紅晴結菜に成敗されてからは彼女へ下克上を果たすために嫌々ながら従うようになった。
自制が効かない性分で、溜めこんだ不満が時折爆発する癇癪持ち(自覚もあり本人曰く「ビョーキ」)。気兼ねなく争える魔法少女の世界は性に合ってると本人談。
その一方、冷静・冷徹で思慮深いリアリストでもある。
『Crimson Resolve』での内部分裂も、この「冷徹さと爆発」によるところがある。
ただ他人を思いやれないわけでは無いし、たとえ相手が敵対する神浜の魔法少女だとしても義理や筋はちゃんと通すのだが、口の悪さや自制の効かなさが災いして周りに伝わらなかったり、悪い結果になってしまっている。
しかし智珠らんか曰く「本人が思っているよりも人望はある」とのこと。また一般人には迷惑はかけようとしないつもりである模様。
父子家庭で35歳のアマチュアボクサーの父親がいる。意外にも料理は出来るらしい。
魔法少女として
炎をあしらったチャイナ服の様な黒衣。武器は火炎放射器という変わり種で、背中に背負っている黒い竜型のリュックサックとチューブで繋がっている。
さながら「火を吹く竜」といった趣である。
火炎放射器の燃料として「ストレス」を炎に変換して体内に溜め込むことができるが、溜め込み過ぎると自分でも制御できず暴発してしまうため、定期的に「発散」させる必要がある。
ゲーム上の性能
基本データ
ディスク構成
Accele | Blast(縦方向) | Blast(横方向) | Charge |
---|---|---|---|
×1 | ×3 | ×0 | ×1 |
縦ブラスト3つのブラストゴリラ。
最大ステータス
レアリティ | レベル | HP | ATK | DEF |
---|---|---|---|---|
★4 | Lv.80 | 17,477 | 7,937 | 5,744 |
★5 | Lv.100 | 22,422 | 10,139 | 7,124 |
コネクト「一緒に遊んでやろーぜ」
レアリティ | 効果 |
---|---|
★4 | BlastダメージUP[Ⅷ]& 必ずやけど & 必ず回避無効 |
★5 | BlastダメージUP[Ⅹ]& 必ずやけど & 必ず回避無効 |
マギア「無限灼熱火炎龍撃波」
レアリティ | 効果 |
---|---|
★4 | 敵全体にダメージ[Ⅴ]& 必ずやけど(敵全/3T)& 火属性攻撃力UP & 確率でダメージカット無視(自/3T) |
★5 | 敵全体にダメージ[Ⅶ]& 必ずやけど(敵全/3T)& 火属性攻撃力UP & 確率でダメージカット無視(自/3T) |
ドッペル「奨励のドッペル」
レアリティ | 効果 | |
---|---|---|
★5 | 敵全体にダメージ[Ⅸ]& 必ずやけど(敵全/3T)& 攻撃力UP & 火属性攻撃力UP & 確率でダメージカット無視(自/5T) |
太字はマギアからの追加・強化点。
専用メモリア「敬意と感謝と不退の勲章」
昼は学校に行って怒りを溜めて、夜に殴り合って発散すると、
シャワーを浴びて布団に入って目を覚ますって、クソみたいなルーチン
けど、これを見たら目が覚めて気が引き締まる
殺した相手が朝日で煌めいて、力を分けてくれるから
基本データ
レアリティ | ★3 |
---|---|
タイプ | アビリティ |
装備可能 | 大庭樹里 |
イラストレーター | mepo |
ステータス
レベル | HP | ATK | DEF |
---|---|---|---|
Lv.1 | 439 | 519 | 0 |
Lv.40 | 1,097 | 1,297 | 0 |
スキル「イグノア・バーン」
特殊能力 | 効果 | 発動ターン |
---|---|---|
通常 | 攻撃力UP[Ⅲ]& 必ずやけど無効 | - |
限界突破 | 攻撃力UP[Ⅳ]& 必ずやけど無効 | - |
活躍
期間限定イベント
メインストーリーに先駆けて登場。
自制の効かなさゆえの「結菜に対する不満」と、リアリストゆえの「魔女の減少が招く破滅を予期したこと」から、「魔法少女を間引く」方向に舵を切ったことで、二木の魔法少女の内部分裂を招いた。
竜ケ崎を率いて結菜が率いる虎野町と交戦する。拷問をやりすぎて魔法少女を魔女にしてしまうアクシデントもあった(後にそれに関して後悔していた模様)。その激闘の中で笠音アオ率いる蛇の宮にしてやられる羽目になった。
後に紆余曲折あって復讐鬼と化した結菜との戦いで彼女の強引な説得により神浜への復讐に協力する事になる。
序盤から追試に備え古文の活用や英単語を暗記していたが、仲間から気味悪がられる。
次を落とせば留年か退学は免れないので、仲間達の協力を経てテストに望み成績は問題無かった。
読書感想文こそ仲間達が書いたものだとバレたものの、良い仲間を持っている事を評価され、次は自分の文章で書けと教師に諭される。
メインストーリー第2部『集結の百禍編』
第1章『前書きは靴音と一緒に』
神浜にあるアジトにおいてアオとゲームをして、結菜とひかるを待っていた。
二木市以外の魔法少女や神浜の魔法少女を探して神浜を偵察していたが見分けがつかないので難航していた。そしてひかると交代して捕虜にしたネオマギウスの黒羽根の尋問を行った。
尋問の結果、ネオマギウスが助けを求めに北養区の電波望遠鏡に向かっている事を知り、結菜はそこに有力者がいる事を推測する。
そしてひかるとアオが大東区に強大な魔力反応を探知し、結菜とひかるは有力者抹殺へ、樹里はアオと共に強い魔力を確保すべく行動を開始。
大東区の観覧車草原にやって来た樹里とアオは結界へ突入、キモチと交戦、撃破してブレスレットを手に入れる。その後、アリナの手掛かりを探していた御園かりんと遭遇、彼女にマギウスの事を聞くが詳細を知らないかりんが嘘をついているとは思えない事をわかり、そのまま逃がそうとするが、かりんを追ってやってきたかもれトライアングル、天音姉妹、牧野郁美、観鳥令と遭遇・交戦状態となるもかえで達を庇って負傷したかりんがドッペルを発現した事で撤退する。その際にかりんへのお詫びとしてももこ達にグリーフシードを渡した。
その後、手に入れたブレスレットを結菜へ渡した。
第2章『微笑みと火花』
キモチの居場所である北養区のモーモーファームにたどり着いたアオとひかるがいろは一行の罠にハマると結菜と共に駆けつけ、危機を脱する。
その後は神浜の土地に関する知識を得るべく、ネオマギウスの時雨とはぐむに目をつけ、彼女らに協力を要請する。
第3章『』
第4章『彼方の群青』
交渉への返答として単独でみかづき荘に突入すると言うとんでもない行動に打って出る。
第6章『薄氷のレゾンデートル』
チームを抜け、情報を教えようとするらんかを制裁して連れ戻す。しかしこれは演技で本当の目的はいろは達を誘い込んで叩くためだった。
第7章『トワイライト・レムナント』
ユニオンと時女一族との最終決戦を前に、自分を手伝ってくれた時雨とはぐむに対しファミレスでおごる約束を果たし、失敗や不幸は自分のせいにする事と自分にとって優しいヤツは気づかぬ内に相手を食らう危険性を言い残す。
今まで争いと血で彩られた魔法少女人生を送ってきたため、平穏な日を生きたことがなく争いが終わったら再び結菜を屈服させようと企む。
第8章『夢のなごりに芽吹く花』
キモチともユニオンの魔法少女とも戦えなくなり、炎が消えかかっている中で竜ケ崎の魔法少女がユニオンと和解しようとする結菜に対し反発していた。
これに対し竜ケ崎の代表として結菜に決闘を挑み、カタコンベで激しく衝突するも事情を知らないいろはの乱入によって中断する(本当は蛇の宮も巻き込みたかったが、アオに反対されている)。
その後アオと衝突しないよう釘を刺されるも、ユニオンとの和解に自分は邪魔だとして死を選ぼうとする。しかし様子もおかしいアオを救うためには貴女が必要と説得され、思いとどまった。
神浜市では結菜と共に令と郁美の墓参りに来ている。
第9章『光差す正機迷宮』
時雨とはぐむに情報を吐かせようとしたが見つからないので代わりにらんかをゲーセンに誘おうと栄総合学園を訪れる。
その後はネオマギウスの羽根を尾行しており、電波望遠鏡まで殴り込もうとするが結菜からの要請でちはるとすなおにキモチの石を渡し、神浜に戻ってきたアオと交戦する。
魔法少女ストーリー
大庭樹里
- 1話「終わりからの苦しみ」
神浜の魔法少女に仕掛ける目前のこと、樹里の父の話題になり彼が以前飛び出してきたジムの相手と試合をするとのことで、一同は樹里が虎屋町から離反した時の事を思い出す。
当時の樹里はメンバー達と共にキュゥべえ狩りを行っていたが、樹里だけはストレス発散も兼ねていた。
二木市から魔女の数が減り、魔女が魔法少女の成れの果てだと知っている一同はグリーフシードの取り合いを防ぐべく集約させ、分配することに。
下手な分け方をすれば崩壊の危機が起こるので、魔法少女のテリトリー外も視野に入れるなか、突如苦しみ出した樹里は席を外し、結菜は部下に事情を話す。
樹里は生まれついての癇癪持ちで、ストレスを押さえるほど自分が危険な爆弾になってしまう。
キュゥべえも魔女も居ない現状、結菜はさくや以上の強さの部下を樹里にあてがった。
樹里が家に帰ると父は無言で帰宅。彼は売りに出てる住宅地が他の奴らとの奪い合いになっており、そこの営業担当が前に父が負けたヤツだという。父はそんな相手に勝つべく色々と考えていたところである。
樹里はかつての自分を思い出す。中学から今の学校に入るまでは集団行動もせず、気に食わなければすぐに暴れては父に苦労をかけてきた時の事を。
「我慢の限界…そろそろ潮時かもしんねー…」
- 2話「溜められた炎の意味」
そして今の学校も事なかれ主義かつ平和ボケしており、意見されない強者と迎合する弱者ばかりで樹里はストレスが溜まる環境。
ひとつ先輩の魔法少女が同じ学校に居るのが幸いで、彼女からは何故今の学校に居るのかを聞かれ、樹里は父に心配をかけないよう自分の素行を変えるべく努力して入学したが、受験のストレスが基で退学の危機に瀕していた所でキュゥべえに我慢強い心を願ったと語る。
我慢は出来ても怒りまでは消えず、それが炎として蓄積し、限界を超えれば爆発するのが今の樹里。
樹里の先輩は魔女との戦いで助けてもらった恩義に報いるべく樹里に尽くすつもりで、結菜からの紹介も本人たっての希望だった。
そして樹里が結菜でストレスを発散するなか、樹里の意見を聞くべく部下がさくやと共にこの場を訪れる。
結局納得はしてもらったものの、胸の中のモヤモヤは消えず、父との会話にて結菜に負けた事が原因だと気づいた樹里は彼女に決闘を挑んだ。
「親父も気張ってるし、負けらんねーだろ」
- 3話「定められた別れ」
父子でお互いの健闘を祈り、樹里はいよいよ結菜と勝負。一方でさくやは互いの溝が深まった時の為にストッパーとして現場に駆けつけようとする。
樹里の望みでお互い殺し合いにまで発展するなか、割り込んできた樹里の先輩が命を落としてしまい、その様子を見た互いの部下が一触即発になりそうになるも樹里の一喝で収まり、吹っ切れた樹里は虎屋町から離反した。
「とりあえず勝つ、それだけだっつーの」
笠音アオ
紅晴結菜
かつては結菜の先輩率いるチームに属していたが、力で他の魔法少女を屈服させていた事で彼女に成敗され、先輩と結菜から「他の子を巻き込まないならいつでも結菜に戦いを挑んでいい」と言われ、自身の気持ちを受け止めてもらう事で和解した。
その他
プロミストブラッドの調整屋ジャック 第3弾
2019年12月28日に開催されたf4ファンフェスティバルpart2で行われたワンリミットキモチバトルで、プロミストブラッドチームが勝利したため2020年5月18日~5月29日の期間限定でみたまに代わり調整屋を担当した。
余談
2019年9月8日に開催されたイベント『Magia Day 2019』にて「PROMISED BLOOD」のグループ名と大庭樹里を含むメンバー4人のシルエットが紹介された。
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智珠らんか:竜ケ崎時代の部下
第二部12章のその後は卒業後プロボクサーとしてデビューしたが、熱が入るとルールが守れなくなるので、すぐさまトレーナーに転向した。