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雪野かなえ

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ゆきのかなえ

雪野 かなえ(ゆきの かなえ)とは、スマートフォン用アプリゲーム『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』に登場するキャラクター(魔法少女)である。

アナタ、チームに必要だから」

「歌って…叫んで…全てを燃焼させたい…」

概要

本来は幼い頃から大人しく優しい性格だったが、歳を重ねるにつれ目つきの悪さから悪い連中から絡まれやすく、持ち前の負けず嫌いな性格も相まって、いつしか喧嘩ばかりの毎日に。

音楽と出会ったことでギターを弾くようになる。

(『マギアレコード』内アーカイブ「魔法少女」より)

目つきと風体の不穏さから不良と勘違いされる魔法少女。

動植物を静かに愛する少女だが、普段からケンカに巻き込まれ、果ては闇のバイヤーとも戦ったこともある。

過去は酷い人間不信だったが、やちよたちと出会って信じる心を取り戻した。

(マギアアーカイブVol.2より)

プロフィール

出演作品マギアレコード
性別女性
出身地神浜市
学校栄総合学園
年齢学年16歳※/高校1年生
肩書き魔法少女
願い事後輩を傷つけた不良グループの壊滅
固有魔法装甲無視(防御無視で内部にダイレクトダメージ)
キャラクターデザインNOCO
声優森なな子

※これは3年前のデータであり、そうなると七海やちよ梓みふゆと同い年ということになる

人物像

過去に七海やちよ梓みふゆとチームを組んでいた魔法少女(みふゆの魔法少女ストーリーの描写から、本編の約3年前)。

作中では、主にやちよとみふゆの回想シーンに登場するほか、期間限定イベント『耳を撫でて彼岸の声』では安名メルと共に主人公を務める。

一人称は「あたし」か「自分」。聞こえるか聞こえないかぐらいの低い声でぼそぼそと喋る。

連携が苦手で個人行動を好み、ギターが弾けるらしい。左利き。

三白眼のクールな容貌の持ち主。そこにイチャモンをつけられる形で素行の悪い連中に絡まれ、やり返すうちに荒れてしまうこととなった。

自分からは決して喧嘩を売らないにもかかわらず、喧嘩が更なる喧嘩を、面倒事が次の面倒事を引き寄せる事となり、小学生の頃からこの生活が続いている。

だまし討ちをされたこともあり、魔法少女となった後も背後から誰かに近づかれると過敏に反応してしまう。

その境遇から、一つのきっかけからしがらみに填まり込み、ドツボから抜け出せなくなる状況の恐ろしさを知悉しており、わざと自分から人を遠ざけるような物言いもする。

素の喧嘩強さに魔法の力が加わっても調子に乗るようなことはなく、むしろ言動の節々から謙虚さが滲み出ている。

魔法少女としての成長をとげるにつれ、その力を「恩返し」に役立てるという決意を強めていく。

好物はお茶みかん。自分を変えてくれた恩人にまつわる物であり、とることで心を落ち着けるアイテムとなった。

好きな音楽ジャンルはとくに限定されて居らず、その中でも「棘があって、刺さるもの」と感じ取ったものを好む。時間帯によって違うジャンルの曲を聴く習慣(例えば夜だとブルース)がある。

3時間ほどしか睡眠を必要としないショートスリーパー。そのぶん空いた時間はギターの練習やMV視聴にあてている。

魔法少女として

黒いパーカーダメージジーンズのパンクファッションに似た姿に変身。

武器は先端から黒煙が立ちのぼるパイプ

ソウルジェムの色は、シンボルは装飾の多い十字架。位置は右肩。

マギレコ由来の魔法少女としては珍しく、スカートやタイツではなくズボンを履いている。

それでも、あからさまにアカン格好をした人たちが他にいるからなのかあまり話題にはされないが、ジーンズの明らかにマズい部分が破けている。

ゲーム上の性能

2020年3月23日にコネクトの攻撃力が上げられ、状態異常耐性UPが追加。マギアは属性強化ダメージに変更された。

基本データ

属性
タイプバランス
イラストレーターNOCO(★4~5)
実装日2018年5月21日(★4~5)

ディスク構成

AcceleBlast(縦方向)Blast(横方向)Charge
×1×1×2×1

最大ステータス

レアリティレベルHPATKDEF
★4Lv.8021,5726,7046,736
★5Lv.10027,1818,3588,438

コネクト「ん、手伝う…」

レアリティ効果
★4状態異常耐性UP[Ⅶ](3T)& 攻撃力UP[Ⅶ] & デバフ解除(※1)
★5状態異常耐性UP[Ⅸ](3T)& 攻撃力UP[Ⅸ] & デバフ解除(※1)

(※1):2020年3月23日に効果補正が行われ、攻撃力Up量が上昇し状態異常耐性UPが追加。

「あたしのサポートで我慢を…」

マギア「無思考」

レアリティ効果
★4敵単体に属性強化ダメージ[Ⅴ] & 状態異常耐性アップ(自/3T)& デバフ解除(自)(※2)
★5敵単体に属性強化ダメージ[Ⅶ] & 状態異常耐性アップ(全/3T) & デバフ解除(全)(※2)

(※2):2020年3月23日に効果補正が行われ、属性強化ダメージに変更。★5のデバフ解除が味方全体に変更。

「消し飛べ、クズがああああ‼」

アルファベット表記は「Limiter Cut」。ためにためた怒りを全開放し、全身から紫の煙を噴き上げつつターゲットに走り寄り、ケンカキックと得物による殴打の雨を浴びせ、最後に地を割り奮迅を巻き上げるほどの振り上げフルスイングで〆る。

ドッペル共鳴りのドッペル

レアリティ効果
★5敵単体に属性強化ダメージ[Ⅸ]& 状態異常耐性UP(全/3T) & デバフ解除(全)(※3)

(※3):2020年3月23日に効果補正が行われ、属性強化ダメージに変更。

「私が乱してしまう…!」

専用メモリア「代わりに話してくれるもの」

「………」

静かに見据える先にあるものは、自分が変わった証

1音、1音、指で弾いて音を空気に滑らせていくと、張り詰めていた心の弦も緩んで、気持ち良く音を立てている気がする

描かれているのは、音楽機材や小物が置かれたメタルラックに立てかけられた、紫のエレキギター。

基本データ

レアリティ★3
タイプスキル
装備可能雪野かなえ
イラストレーターma-sa

ステータス

初期HP510最大値(限凸)HP1,275
初期ATK0最大値(限凸)ATK0
初期DEF430最大値(限凸)DEF1,075

スキル「リフレッシュ」

効果発動ターン
通常デバフ解除&状態異常解除(自)/限界突破4T/2T

活躍

メインストーリー

第1部『幸福の魔女編

※ここから先は、メインストーリー第1部第6章のネタバレがあります

物語開始の約3年前、かなえはやちよ、みふゆとチームを組んで3人で魔女と戦っていた。ある日、羊の魔女(2020年10月30日以降はアニメ同様獄門の魔女)との戦闘でかなえがやちよを庇った際に、かなえのソウルジェムが砕けて死亡してしまう。まだ16歳の若さだった。この出来事で、やちよとみふゆはソウルジェムの正体に気付くことになる。

魔法少女ストーリー

雪野かなえ

  • 1話「Encounter」
    • 雪野かなえは、今、“本当の”過去の清算をしようとしていた。
    • かなえはその目つきの悪さから柄の悪い連中に因縁をつけられしょっちゅう喧嘩していた。あるとき、かなえの後輩を不良の男が人質に取ってしまう。後輩に危害が加えられそうな状況の中、不思議な声が頭に聞こえてきた。それは白いあいつの声。かなえはキュゥべえに願う。後輩を人質にとっている男の組織を根こそぎ潰すことを。すると立ち会っていた状況そのものが消えており、その場は解決したが、根本的な解決には到らなかった………
    • 男を追い、大東区まで足を伸ばしたかなえは、そこで和泉十七夜と出会う。魔女狩りのためテリトリーを侵そうとしていると十七夜に勘違いされたかなえは、十七夜に攻撃され逃げながら戦うことになってしまう。望まぬ戦いを止めたのは七海やちよ梓みふゆであった。
    • やちよとみふゆに事情を話し、十七夜も手を引いてくれた。が、かなえは魔力の使いすぎで倒れてしまう。目を覚ました時にいたのはみかづき荘であった。看病をしてくれたやちよの祖母と接していると自然と笑顔になってしまう。そんな自分に戸惑うかなえ。
    • 甘い……苦い……なんだか久しぶりな……気がする………
  • 2話「Vs.The World」
    • やちよのおばあさんにまた会いたくウロウロしていると、やちよが声をかけてきた。念願叶ってまたみかづき荘にお邪魔することが出来たかなえ。この時から、かなえはやちよやみふゆと深く繋がっていくことになった。
    • かなえはやちよとみふゆとチームを組むことになった。それはやちよのおばあさんの存在が大きい。家族との折り合いが悪かったかなえにおばあさんは色々気遣ってくれる。かなえはやちよたちと気兼ねなく付き合えるようになり、おばあさんと過ごす時間が何より大切なものとなっていった。
    • そして、徐々に本来の自分を取り戻していったかなえにやってみたいことができた。それは「音楽」。軽音部に入部し、自分の道を見つけられたお礼をやちよたちに言う。が、やちよたちは自分で道を見つけたんだと答える。その言葉に涙ぐみながらそれでもお礼をいうかなえ。
    • みかづき荘での時間は心地よかったが、それ以外の世界はかなえには優しく無かった。ある日のこと、軽音楽部の子達が何者かに車で攫われてしまう。結局自分の世界から逃げられない………かなえはその子達を助けるためみふゆとともに走る。
    • また……奪う……あたしの友だちを……
  • 3話「Watch Over」
    • 立ち去った車を追ってきたところは、この前の男と相対していた場所。キュゥべえと契約した場所。そこにいたのは、あの時の男だった。男を蹴りで倒すかなえだが、同時に男の首に魔女の口づけを見つけてしまう。やちよも呼んで魔女を倒そうというかなえに、みふゆは顔を曇らせる……
    • その後、みふゆから、やちよのおばあさんが入院したことを明かされた。今すぐにでも病院に行きたいかなえだが、自分がいたところで何も出来ないと思い、魔女の痕跡を追うことに決める。
    • みふゆと魔女の結界で魔女と戦っていたのところに、やちよも合流。やちよの助けもあり、無事に魔女を撃破できたかなえ達は、そのままおばあさんのいる病院へ足を運ぶ。かなえ達はおばあさんの容体が安定しているのを見て、ほっと胸をなで下ろす。だが…………
    • 結局、かなえはソウルジェムを砕かれおばあさん達より先にいなくなってしまった。だがかなえは後悔はしていない。誰に言われるわけでなく自分で運命を選択した。音楽をやろうと決めたときのように心に従って素直に行動した。おばあさん、みふゆ、やちよ、ありがとう…………皆に逢えたから、あたし、正直に生きられたよ!
    • 元気そうで良かった……やちよ……

期間限定イベント

みたまの特訓 いろは・やちよ編

耳を撫でて彼岸の声

祈りと弔いのハロウィン城

死んだはずだがももこの前に現れる・・・

ガールズ・イン・ザ・フッド

2年前の話なので再登場。やちよの祖母のお使いで初めてあした屋を訪れる。

マギア☆レポート

後に同じくやちよを庇って死んだメルとともに、思い出という形でやちよの心の中で「生きている」。

やちよの心の中は小部屋のような空間であり、やちよが暗いことを考えれば照明が暗くなりいろはが来てからは多少明るくなったとのこと)、湿っぽいことを考えると湿度が上がる。逆に心の中の彼女らが騒ぎ出すとやちよも気分が高揚するという共生のような関係。

テレビアニメ

第5話では冒頭のやちよの回想に登場(声は無し)。

第12話では、灯花による講義スライド『魔法少女理論基礎Ⅰ』に『Aさん』としてイラストで登場。

その直後記憶ミュージアムでいろはが追体験したみふゆの記憶内にも登場した(セリフ有)。

みふゆ・やちよと獄門の魔女との戦闘中、やちよたちが魔女に拘束されてしまう。とどめを刺されそうになる二人を救うべく盾となり、魔女の攻撃を跳ね返して倒すことには成功したが、その衝撃でかなえのソウルジェムが砕かれてしまい相打ちとなり死亡した。

第3期4話ではやちよの深層心理の中にメル、みふゆ、ももこと共に登場し、やちよの本当の能力を告げて想いを託して去っていく。

余談

「耳を撫でて彼岸の風」では死んだ人間は現世の人間に干渉すると「幽霊免許」を停止させられるというルールが登場するのだが、やちよがトラウマから立ち直るシーンで既にかなえが干渉したことが明らかになっているのに8章のやちよの戦闘シーンでまた脳内にかなえとメルの声が響く場面があったため、「かなえさん免停多くないですか?」「免許剥奪されない?」とちょっと心配されている。

なお、アニメ版12話恒例の復刻ピックアップガチャでかなえとメルの2人のピックアップガチャを実装されたことに加えてまさにタイミングを狙ってか次の週のイベントは十中八九狙ってためか耳を撫でて彼岸の声』の復刻版が発表されたことに加えてでかなえの精神強化とメルのドッペル開放が明らかになった。

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