概要
成見亜里紗(アリサ)、詩音千里(チサト)、奏遥香(ハルカ)らとチームを組んでいる緑色の魔法少女。
自らを「マツリ」と呼び、掴みどころがない少女。
茜ヶ咲中学校に通っている。天乃鈴音(スズネ)が同じクラスに転入してきたことから、1年C組であるようだ。
グローブを使うが魔法はサポート系に特化しており、逃走のための閃光弾や探し人を追尾する魔法が使えるらしい。
戦闘スタイルは、巨大なグローブによる徒手空拳。
グローブそのものが頑強なため、人体を容易に貫く得物相手でも、掌底や打突、白刃取りなどを躊躇なく敢行できる。
願いは後述。
アリサやハルカが他のマギカシリーズに比べて利己的な傾向が強く出た願いであるため、マツリの願いがどうなるかは今後の見所になると思われる。
天乃鈴音(スズネ)とは同じクラスであり、スズネがチサトを殺した後でもスズネ家に接触して説得を試みている。それが優しさなのか、それとも薄情さなのかはまだわからない。
原作者曰く、モチーフは電話。頭のお団子が受話器で、三つ編みがコード、お腹の丸いのはダイヤルをイメージしており、武器がガントレットになったのは、『シャイニングフィンガーやりたかった』と言うのが理由。
ただし、「対人戦でやると思いの外絵面がえげつないことになったのでやめました」と発言しており、お蔵入りになった模様。
彼女の"願い事"(2巻以降のネタバレ注意)
ネタバレ注意
もともとは盲目の少女であった。他人に助けてもらわないと日常で暮らすことも大変だったようで、「いろんなところへ行き、いろんなものを見て、いろんな人と会う」ことが夢だったらしい。作中では最もシンプルな願いである。
現在では、キュゥべえとの契約により視力を獲得している。
また、なぜか記憶を失っていたような描写があり、その直後に謎の魔法少女が彼女の元に現れ・・・。
マギアレコード
茜ヶ咲中学校に通う魔法少女4人組のひとり。
純粋で人懐っこく、4人の中ではムードメーカー。
友達は多い方が楽しいと思っており誰とでも仲良くしようとする。
幼い頃は、目が見えなかったため、あまり外出できず外の世界に憧れを持っていた。
(マギアレコードのプロフィールページより)
外伝コラボイベント「CROSS CONNECTION」及び亜里紗・千里の魔法少女ストーリーでは非プレイアブルキャラクターとして登場していたが、外伝コラボイベント「Rumors in Disguise」開催にあわせて、限定ガチャでのキャラクターとして実装された。
ゲーム上の性能
基本データ
ディスク構成
Accele | Blast(縦方向) | Blast(横方向) | Charge |
---|---|---|---|
×2 | ×1 | ×0 | ×2 |
最大ステータス
レアリティ | レベル | HP | ATK | DEF |
---|---|---|---|---|
★4 | Lv.80 | 21,188 | 6,794 | 7,415 |
★5 | Lv.100 | 26,713 | 8,565 | 9,362 |
コネクト「みんな仲良くねっ」
レアリティ | 効果 |
---|---|
★4 | 攻撃力UP[VII]&必ず回避&確率で回避無効 |
★5 | 攻撃力UP[IX]&必ず回避&確率で回避無効 |
マギア「タッチ・ザ・インパクト」
レアリティ | 効果 |
---|---|
★4 | 敵単体にダメージ[V]&必ずスタン(敵単/1T)&必ずスキル不可・マギア不可(敵単/2T) |
★5 | 敵単体にダメージ[VII]&必ずスタン(敵単/1T)&必ずスキル不可・マギア不可(敵単/2T) |
原作1巻で鈴音から逃走する際に使用した、目くらましの技がもとになっていると思われる。
レアリティ | 効果 |
---|---|
★5 | 敵単体にダメージ[IX]&必ずスタン(敵単/1T)&必ずスキル不可・マギア不可(敵単/2T) |
専用メモリア「転がり始めていた運命」
プツッと切れて、うさちゃんはコロンと転がった
コロコロ転がったのはウサギだけ?
落としたあの子も拾ったこの子もまだ知らない
コロコロガラガラもう運命が転がり始めてるって…
- 基本データ
レアリティ | ★3 |
---|---|
タイプ | スキル |
装備可能 | 日向茉莉 |
イラストレーター | くらは |
- ステータス
レベル | HP | ATK | DEF |
---|---|---|---|
Lv.1 | 466 | 0 | 466 |
Lv.20 | --- | 0 | --- |
Lv.40 | 1,165 | 0 | 1,165 |
- スキル「フラッシュ」
特殊能力 | 効果 | 発動ターン |
---|---|---|
通常 | 確率で暗闇[V](敵全/1T) | 8T |
限界突破 | 確率で暗闇[VI](敵全/1T) | 7T |
活躍
イベントストーリー
ホオズキ市で10代少女の連続殺人事件が起きる中、「キリサキさんの噂」の出所を追って奏遥香、詩音千里、成見亜里紗と共に神浜市に向かう。調査を始めると「記憶のキリサキさん」に襲われ、いないはずの双子の姉(リンク先ネタバレ注意)の存在や、天乃鈴音と友人になり彼女を絶望から救った過去を思い出す。
だが最後に謎の人物が現れ「あーあ マツリも余計なことを思い出すしぃ ホント 邪魔ばっかり・・・」
日向家にお手伝いさんとして勤めていた美琴椿が神浜市に転居することになり、父親に頼み込んで姉と一緒についていく。鈴音も含めた3人で椿を母親のように慕い家族同様に過ごすが、やがてこれが偽りの世界だと知ることになる。この世界に留まるべきか悩む椿だったが、茉莉はかつて椿が自分にかけてくれた励ましの言葉を伝えると、椿は我が子のように育ててきた3人に改めて励ましと別れの言葉を告げ、元の世界に戻っていった。
一方で姉は「ツバキを引き留められそうだったのに・・・! またマツリが邪魔をした!!」
魔法少女ストーリー
日向茉莉
- 第1話「シュシュ→イヤリング」
- 今回でのイベントでの一件が落着し、茜ヶ咲中の4人はこの時知り合った夏希・あいみ・かのこと神浜観光をすることに。亜里紗と千里はさゆさゆのライブへ行くことにし、それが終わる夕方にたい焼き屋に行くまでの間、それぞれ単独行動することになった。そんな折、茉莉は亜里紗と千里の持つかのこ謹製のシュシュ(イベント参照)に興味を示す。気に入った茉莉はシュシュをもらうとともにデザインした物を見せてもらうためかのこの家に行くことにした。
- かのこの家に向かう途中、まなかから声をかけられる。聞けば「何でも着れば似合う」と豪語する莉愛と言い合いになり、つい「かのこさんの物以外なら何でもいける!」と莉愛が口を滑らしたため、だったらとかのこを探していたのだった。で、茉莉が持ってるシュシュに目を付けるが莉愛はツインテール。だったらと茉莉は2個とも譲ってあげることにした。その代わりにまなかから高級黒しめじをもらう。
- かのこの家でデザイン画などを見せてもらい興味津々の茉莉。だが、きのこ好きのかのこは先ほどのしめじが気になるよう。だったらと茉莉は気前よくしめじを譲る。その代わりにとかのこからアクセサリー作りを教えてもらうのだが、なかなかデザインが思いつかない。そんな時に亜里紗から電話が。行こうとしたたい焼き屋が定休日で閉まっていたという。
- がっくりする茉莉だったが、だったら自分でこれはというたい焼き屋を探すことを決意。と、その時にアクセサリーのデザインを思いつく。こうしてできたのがたい焼き型のイヤリング。願掛けの意味もこめてそれを着けてかのことともにたい焼き屋探しに向かうことになる。
- 第2話「ヘッドドレス→洗剤」
- 最初に寄ったたい焼き屋は普通に美味いレベル。神浜に来た思い出になるような物が食べたい、そう思っているときに声をかけられる。メイド姿のいくみんは自分のお店の新人の為にキャラ付けに使えそうな物を探していた。そこで目を付けたのがイヤリング。早速にゃんこ言葉の新人にたい焼きイヤリングを着けてもらってお披露目は大盛況。だがこのイヤリングが気に入られてしまう。優しい茉莉は譲ってしまうが、その代わりとしてメイドさんのヘッドドレスをもらうことになる。
- それから別の店に行くがこちらも美味しいけどどうもピンとこない。そんな時に出会ったのがサーキュレーターを持っていたあやか。出場するお笑いコンテストでサーキュレーターを使ったネタを披露しようとしたのだが電源が使えないことが判明。これではこれを使ったネタが披露できないと思っていたところに、ヘッドセットに目を付ける。重いにもかかわらず茉莉とあやかはヘッドドレスとサーキュレーターを交換、ついでにあやかの腹話術も見せられる。あやかはたい焼き屋は参京区に行けばあるのではとも薦める。
- サーキュレーターを持ったままたい焼き屋探しをしているとかのこが見つけたのはひなのと衣美里。ベテランのひなのなら市内のたい焼き屋は知っているのではと思ったかのこだが、えみひなの2人も2人でサーキュレーターに反応。化学教室で扇風機を使った実験をしようとしたのだが、2人の家には使えそうな物がない。さあどうした物かと思っていたところだった。話を聞いた茉莉はまたも気前よく譲り、ひなのは先日教室で作った食器用洗剤をプレゼント。
- 「食事にまつわる物に戻ったね」とウキウキの茉莉を見て、かのこは「何でも楽しむのね」と感心する。茉莉は自分が魔法少女になった経緯、かつて目が見えなかったことを明かす。デリケートな話題に触れてしまったと謝るかのこだったが、茉莉は気にしないでいいとした上で、目が見えないときも支えられても楽しかったし、目が見えてからも自分の目であらゆる物を見ることができる状況を思い切り楽しんでいると語る。茉莉の前向きな思いに感動したかのこは「この子のために思い出に残るたい焼き屋を探してあげよう」と決意、そして思いついたのは調整屋だった。
- 第3話「釣る権利→???」
- ひなのが「魔法少女がたい焼き屋を話題にしていた」と言うのを思いだして、だったら魔法少女が集まる調整屋には情報は集まるのでは、さらにイベント大好きなみたまがたい焼きが描かれたポスターを貼っていた記憶もある、とかのこに連れられて茉莉は調整屋に。早速入ってみるとみたまはたい焼きを作っていた。
- 焼き上がるのを待っている間みたまは皿洗いをしようとするが洗剤を切らしていた。だったらと茉莉はもらった洗剤をプレゼント。とその時焦げ臭い匂い。匂いの元を見ると火力の調整を間違えてたい焼きが燃え上がってしまっていた。
- 炭となったたい焼きを目にしてみたまはしょんぼり。茉莉とかのこは片付けを手伝うことにする。チラシを敷いて鉄板からたい焼きだった物を取ろうとするが、その時よく見ればそのチラシが「期間限定オープン!特製たい焼き屋!」とある物だった。みたまは奇麗なチラシを持ってくると、それはかのこが見た覚えのある物。岬で開店しているらしいのと、無料券もあるのでタダで食べられるのでは、とみたまはチラシをくれるが、茉莉はみたまの言った「たい焼き釣り」という言葉に引っかかりを覚える。
- 実際に行ってみると崖で何も無い。でも客らしき人だかり。そこで声をかけたのはひみか。どうやらひみかによると近所のたい焼き屋が水漏れ被害に遭ってしまい、店の修理をしているのだがその間食材がダメになってしまう。路上販売もいいが、だったらとひみかの提案で崖の下に店を開き、さらにたい焼き釣りというエンタテインメント性も持たせたのだった。ならばと早速茉莉は無料券を使ってたい焼き10個がもらえる大きな袋を狙うことになる。
- 一方さゆさゆのライブを満喫した亜里紗と千里。合流時間なのでまずは茉莉に電話。「崖っぷちにいる」と聞かされ亜里紗は驚く。向かってみるとそこにはたい焼きを手に入れてほくほくの茉莉の姿が。遥香達も合流して夕日を見ながら食べるとかなりの美味。ただかのこは「神浜のご当地は見つからなかった」とつぶやく。しかし茉莉は「これも立派な「神浜に来た記念」になるたい焼きだもん!」とニコニコしつつ、夕日を見て初めて自分の目で夕日を見た日を思い出し、あの時も今日みたいに何かを探して街を歩いたと思い返した。だが「あの時マツリひとりだったっけ……」と心に引っかかりを覚えつつも、気を取り直して「もっと色んなものが見たい、色んな所に行って色んな人に会いたい」と改めて思うのだった。
関連タグ
美琴椿:母親代わりに面倒を見てくれたお手伝いさん
双子の姉(ネタバレ注意)