より抜きのドッペル
4
よりぬきのどっぺる
より抜きのドッペルとは、スマートフォン用アプリゲーム『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』に登場するキャラクター(ドッペル)の一体である。
ちはる「私の願い、返して…」
より抜きのドッペル。その姿は、袖搦。
この感情の主は悪を暴き捕縛するための能力であると胸を張るが、その実態は主の代わりに淵へ沈める6人の生贄を求めるドッペルである。
相手がどれ程上手く隠れようと、その頭部の灯りは全てを白日の下に晒しだし、三又の鉤爪で沼の底へと引きずり込む。沼底へ引き込んだ者の数が増えれば増えるほどこのドッペルの力も増すが、それはやがて主へ降りかかる災いともなるだろう。
しかしながら、それでもこのドッペルは主へ害を為す者を排除するため力を溜めることに躍起になっている。
(『マギアレコード』内アーカイブ「ドッペル一覧」より)
真名の「Oaji」とは金魚用語でもあるのだが静岡県富士市に伝わる「いけにえ淵」や「三股淵」と呼ばれる話だと思われる。
三股淵というところで女の旅人の生贄が必要になった。そこへ通りかかった七人連れの巫女にくじを引かせ生贄にすることにした。選ばれたのは「おあじ」という少女で、これを気の毒に思った六人の巫女は帰りの道にある沼へ身投げした、…という話である。ドッペルにも主の代わりに六人の生贄が必要、とある。この話には続きがあるのだがそれもモチーフになっていると思われる。
ドッペル発動時の台詞は深碧の巫で御子柴の実現したい内容をキュゥべえに願わされた怨みからか。
関連記事
親記事
兄弟記事
コメント
コメントが未記入です