ちはる「私の願い、返して…」
概要
より抜きのドッペル。その姿は、袖搦。
この感情の主は悪を暴き捕縛するための能力であると胸を張るが、その実態は主の代わりに淵へ沈める6人の生贄を求めるドッペルである。
相手がどれ程上手く隠れようと、その頭部の灯りは全てを白日の下に晒しだし、三又の鉤爪で沼の底へと引きずり込む。沼底へ引き込んだ者の数が増えれば増えるほどこのドッペルの力も増すが、それはやがて主へ降りかかる災いともなるだろう。
しかしながら、それでもこのドッペルは主へ害を為す者を排除するため力を溜めることに躍起になっている。
(『マギアレコード』内アーカイブ「ドッペル一覧」より)
プロフィール
外見
灯の頭部を持つ黒い触手のような姿。
三又の鉤爪を持った触手を複数有している。
特徴
ちはるの左足から発生する。
頭部の灯りで相手を照らしたあと、鉤爪の触手を地面に泳がせながら攻撃する。
ゲーム上の性能
レアリティ | 効果 |
---|---|
★5 | 全体にダメージ[Ⅸ]&攻撃力UP&防御UP&状態異常耐性UP(全/5T) |
★5に覚醒した後、固有技「ドッペル」として使用可能となる。
その他
真名の「Oaji」とは金魚用語でもあるのだが静岡県富士市に伝わる「いけにえ淵」や「三股淵」と呼ばれる話だと思われる。
三股淵というところで女の旅人の生贄が必要になった。そこへ通りかかった七人連れの巫女にくじを引かせ生贄にすることにした。選ばれたのは「おあじ」という少女で、これを気の毒に思った六人の巫女は帰りの道にある沼へ身投げした、…という話である。ドッペルにも主の代わりに六人の生贄が必要、とある。この話には続きがあるのだがそれもモチーフになっていると思われる。
ドッペル発動時の台詞は深碧の巫で御子柴の実現したい内容をキュゥべえに願わされた怨みからか。