女王の黄昏。その性質は支配。
終わらぬ権勢を求める貪欲な魔女。
幼体状の脚部は魔女の本体ではなく、固い外殻に守られた本体が真の姿を見せることは滅多にない。
一国をまるごと覆うほどの巨大な結界を持ち、結界に取り込まれた人々はそのことに気づかない。
魔女はその闇に呑まれた人々の嘆きや恐怖といった負の感情を喰らい、より強大な魔女、より広大な結界へと、その力と領域を拡大していく。
(『マギアレコード』内の「魔女・ウワサアーカイブ」#162より)
概要
イザボー・ド・バヴィエールが魔女化した姿で、その際フランス全域を自らの結界に取り込んだ規格外の存在。
姿は醜い人面芋虫の怪物を下半身に何匹も侍らせ、蛾のような醜悪な本体が隠された城塞にイザボーが鎮座しているという魔法少女でありながら「最悪の魔女」と呼ぶのにふさわしいものである。
要塞の如く巨大で圧倒的な火力に加え、ミヌゥの「母をいかなる魔法少女からも脅かされぬように」という願いの加護を受けており、相手が魔法少女である限り、彼女の前ではいかなる攻撃も無力化され、彼女を倒すことはおろか傷一つつけることもできない。
さらに魔女化する刹那、ラピヌの「お母様をもとに戻して」という願いが中途半端な形で叶えられたため、魔女と化しながらも人間(魔法少女)としての自我を保ち、より歪んだ形で野望に邁進するようになったのである。
終盤、魔女としての正体を現してフランス軍を襲撃。前述のミヌゥの願いで魔法少女の攻撃を全て無効化してタルト達を圧倒していたが、魔法少女としての限界を超えて魔女に近い存在となったタルトによって完全に倒される。
マギアレコードでは
期間限定イベント「伝説の終わり、光の果て」で登場。バトル画面で戦えるのはイモムシ部分のみで、終盤まで名前が明かされず倒すこともできない。
真の姿はイベントシーンで一枚絵が登場するのみに留まっている。
「仮面生徒会の逆襲」ではなんと「イザボー 魔女Ver.」としてプレイアブル実装された。
マギアでは芋虫部分が一斉にレーザーを吐き、第二マギアでは真の姿が右腕で攻撃する。
なお真名は「Isabeau」と元の魔法少女と同じ読みだが、これはイザボーの自我が宿っている為だと思われる。
関連タグ
支配のドッペル…ドッペル版。
破船の魔女…キャラデザが同じ魔女。