みふゆ「見ない…………ワタシは何も!」
概要
生業のドッペル
その姿は、鳥捕り。
この感情の主は現実を生きるため、この一体型ドッペルも含めたあらゆるちからを利用する。
地面に落ちた自らの影から「白糖雁」と呼ばれる無数の鳥型手下を呼び出し相手を攻撃する。
白糖雁はぶつかるだけで対象に甘味を認識させ、一度その味を知ってしまった者は中毒症状を引き起こす。
その特性から少量を相手にぶつければ多少の嘘偽りなら許して貰える。
舌と両腕がドッペルに変化するため、ドッペルを出している間は喋ることができない。
(『マギアレコード』内アーカイブ「ドッペル一覧」より)
束縛された少女は 自由に憧れるも 活路はなく 途方に暮れる
望み得た力は幻 現実と乖離した夢が 行き着くのは 成れの果て
手品のように 雁を生み出しては 甘き毒に 依存させる
理想を胸に 成長を望む心が 日常に立ち戻る 可能性の一端
(メモリア『鳥捕りの魔女』より)
プロフィール
外見
みふゆの舌と両腕が変化し、上半身が複数のカーテンや布で覆われる。
重厚なシルエットや色合い、一見角のようにも見える腕から、実装時期もあって某ロシア皇帝を連想した者もいるという。
特徴
上部にある紐で出来た手のようなものを振らすと、鳥のようなものが次々と落ちてくる。最後は巨大なチャクラムが落ちてきてフイニッシュ。説明文によればこの鳥は「白糖雁」という甘い鳥である。
また一体型のドッペルらしい。恐らく魔法少女でいる年月が長いからであろう。
ゲーム上の性能
レアリティ | 効果 |
---|---|
★5 | 敵全体にダメージ[Ⅸ]必ず幻惑(敵全・2T)バフ解除(敵全) |
★5に覚醒した後、固有技「ドッペル」として使用可能となる。
活躍
第6章
過去にかなえとメルを喪い、独り絶望したみふゆが発現させ現在では記憶ミュージアムでいろはがその記憶を追体験した。
テレビアニメ版
12話で原作通りに登場。2期2話ではやちよとの戦いにおいて、魔法少女は何時も大切な物を奪われる想いから発動。
使い魔を融合させ、巨大な鳥を作り出す芸当を見せた。
上記の設定からやちよとはテレパシーで対話しており、よく聴くとみふゆの音質は加工されている。
派生Ver.
「もうやだ…」
生業のドッペル
その姿は、鳥捕り。
この感情の主は、かつて演じた虚構の存在を自らの一部として受け入れたことで、自らが暴虐の血筋であり、周囲に破滅をもたらすものだと信じてしまった。
そのためドッペルは自らに火を放ち、触れたものを焼き払うことで、現実を虚構に近づけて主を満たそうとしている。
しかし、現実のみを焼き払うことは難しく、その炎が走った後には空想すら残らない。
(『マギアレコード』内アーカイブ「ドッペル一覧」より)
プロフィール
外見
大元のドッペルと比べ、全体的に暖色。
特徴
全身が燃え上がり、大爆発する。
ゲーム上の性能
レアリティ | 効果 |
---|---|
★5 |
その他
名前の由来は、ドイツの天文学者・ヨハネス・ヘヴェリウス(外部リンク)
からかもしれない。ファンの考察によれば、星の観測者であるのは、七海やちよ=数多くの星座・銀河を旅して渡り姿を消してしまったカンパネルラをヨハネスはそんな姿を見守る(ことしか出来ない)という意味が含まれているのかもしれない。
また、説明文から、宮沢賢治の銀河鉄道の夜に登場する鳥捕りの人がモデルの可能性がある。(鳥捕りの人は作中で、雁の形をしたお菓子をジョバンニとカンパネルラにあげている)
攻撃に白砂糖の雁を使っていることと、幼馴染みのやちよのドッペル名が、銀河鉄道の夜の主人公の一人Campanellaであることから、可能性は高いと思える。
ジョバンニの女性名のドッペルを持つ環いろはとカンパネルラがドッペルの真名のやちよを親切心から施しを行う(手助けをする)立ち位置が鳥捕りの人と酷似している