概要
基本的に自身が光を放っていると解釈され、それ自体が超越的な能力を表している。
古今東西の文化で普遍的に見られ、近い属性の炎と関連付けられている場合もある。
日本では仏教用語である「後光」という名称の方が知名度が高く、pixivでもそちらの方が作品数が多くなっている。
円形
太陽をそのまま背負ったような光背。「HALO」とも呼ばれる。
なお、「HALO」は気象用語でもあり、その場合は実際に太陽によって照らされているという意味になる。
輪形
円形の派生で、中央部分が空洞や色違いになるなどして、光が拡散してゆく様子を強調している。
放射線形
光を光線として表現したもの。
阿弥陀如来、アフラ・マズダー、ミフルといった光明神としての属性を色濃く持つ神仏で特によく見られる。
火炎形
不動明王の迦楼羅炎が代表例。チベット仏教の忿怒尊など荒々しい尊格の像や絵で使われる。
イスラム教美術でも開祖ムハンマド・イブン=アブドゥッラーフの姿を描いた作品に火炎状の光背が描かれているものがある。
pixivではタグ付けされている作品は少ない。
飛天光背
仏教特有のデザイン。仏の説法を祝福する飛天たちを後光のデザインに組み込んだもの。釈迦如来像などで見られる。
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その他
実際には複数の要素が組み合わさっている事も多い。