アオ「これは私の報い……」
概要
悪果のドッペル
その姿は、叢雲。
この感情の主は非情の皮を被った有情の者。やむを得ず他を傷つけることへの自責が拭えず、その苦境から逃れる為に再び傷付けることで、負の連鎖を繰り返す。
このドッペルはそんな主を捕らえると、苦しみから解き放つために首を刎ね、その瞬間だけ責任を取るという解放感を与える。
だが頭が良い主は、全てが自己満足のまやかしであることに気付いて悩すると、解放されない自責を固めてひとつの巨人となり、行き場のない感情を八つ当たりという形で解放しようとする。
こうして罪は断じられることも散ることもなく、群がり続けるだろう。
(『マギアレコード』内アーカイブ「ドッペル一覧」より)
プロフィール
外見
アオの首元を包むように出現。ブロックのようなもので構成されたドーナツ状のギロチンに青白い両手が鎖で繋がれている。
特徴
ドッペルのギロチンがアオの首を撥ねると黄色い花びらが噴き出し、その花びらが胴体が包帯で縛られた巨人を形作り、対象を何度も踏み潰す。
ゲーム上の性能
レアリティ | 効果 |
---|---|
★5 | 敵単体にダメージ[Ⅹ]& バフ解除 & 状態強化解除(敵単)& ダメージUP(全/T) |
★5に覚醒した後、固有技「ドッペル」として使用可能となる。
その他
真名の由来はイギリスの処刑器具「ハリファックス断頭台」。
このドッペルを発動する際、ドッペルのギロチンによって主であるアオの首が落とされるというまさにマギレコならではの衝撃的な演出がなされるが、あくまでドッペルとしての演出であるためにこのままアオ自身が死ぬわけではなく、勿論このドッペルの発動後にアオが自滅するなんてこともない。
一方で名前の「悪果」は「悪い行いの報い」を表し、叢雲(むらくも/そううん)は「群がり集まった雲(高層雲を指す)」の意だが「月に叢雲花に風」(=良いことには邪魔が入りやすいという意)という言葉に使われることから、彼女自身あるいはプロミストブラッドの未来が良いものではなさそうなことを示唆している。
そして案の定、メインストーリー4章で彼女は取り返しのつかない事をしてしまった。
関連タグ
くるみ割りの魔女…同じく自身をギロチンで処刑しようとする魔女。