かつて、相麿の国で北養を治めていた
水名正綱の娘であり、西の戦神子と呼ばれていた魔法少女。
一騎当千として恐れられつつも領民は姫とは思えないほど気軽に接していた。
普段は真面目で冷静だが好きな物語は幸若舞のことになると緩くなる。
プロフィール
出演作品 | マギアレコード |
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性別 | 女性 |
出身地 | 神浜市 |
学校 | - |
年齢/学年 | 不明/不明 |
身長 | 不明 |
肩書き | 魔法少女 |
願い事 | ご神木が隅谷に切られないように守って |
固有魔法 | |
ソウルジェムの形状/色/位置 | // |
武器 | 刀 |
キャラクターデザイン | 七森龍 |
声優 | 羊宮妃那 |
概要
戦国時代を生きた少女。姓から分かる通り、神浜市水名区という地名や水名城の由来となった武家(水名氏)の娘である。
千鶴と同じく、本編よりもはるかに昔の時代を生きた人物であるため、神浜市の伝承などで断片的に生前の動向が語られている。
ゲーム上の性能
基本データ
属性 | アクア |
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タイプ | バランス |
イラストレーター | ササキコウシ(☆4)/Enjison(☆5) |
実装日 | 2023年1月27日 |
ディスク構成
Accele | Blast(縦方向) | Blast(横方向) | Charge |
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×2 | ×1 | ×1 | ×1 |
最大ステータス
レアリティ | レベル | HP | ATK | DEF |
---|---|---|---|---|
★4 | Lv.80 | 27,151 | 7,992 | 8,269 |
★5 | Lv.100 | 33,516 | 9,864 | 10,208 |
コネクト「二振りの刃となりましょう」
レアリティ | 効果 |
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★4 | 攻撃力UP[Ⅶ] & 水属性攻撃力UP[Ⅶ] & 防御力UP[Ⅶ] |
★5 | 攻撃力UP[Ⅸ] & 水属性攻撃力UP[Ⅸ] & 防御力UP[Ⅸ] |
マギア「明鏡止水の幾太刀」
レアリティ | 効果 |
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★4 | 敵単体にダメージ[Ⅴ] & 状態強化解除(敵単)& ダメージUP & 水属性攻撃力UP(味全/3T) |
★5 | 敵単体にダメージ[Ⅶ] & 状態強化解除(敵単)& ダメージUP & 水属性攻撃力UP(味全/3T) |
ドッペル「天誅のドッペル」
レアリティ | 効果 |
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★5 |
専用メモリア「星を結ぶ鳥」
基本データ
レアリティ | ★3 |
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タイプ | スキル |
装備可能 | 千鶴 |
イラストレーター | 都筑禰己 |
ステータス
レベル | HP | ATK | DEF |
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Lv.1 | |||
Lv.40 |
スキル「アクセルドロー」
特殊能力 | 効果 | 発動ターン |
---|---|---|
通常 | Acceleドロー | 5 |
限界突破 | Acceleドロー |
作中での活躍
期間限定イベント『梶の葉伝説物語 〜揺れる思いは、重ねて魅せて〜』
神浜市水名区に伝わる『梶の葉伝説』の登場人物の1人として、千鶴と共にその存在が初めて語られた。なお、このイベント内では伝説を基にした地域おこしドラマ(劇中劇)が撮影され、劇中に登場する露を七海やちよ、千鶴を由比鶴乃、2人の仲を取り持つカササギを史乃沙優希が演じている。
それによると、昔、日照りによる飢饉が続き、民衆が苦しい暮らしを送る中、領主は民衆から重税を取り立てて自らは豪勢な暮らしをしていた。
この頃、神浜には露と千鶴という武芸に長けた2人の少女がいた。互いの家は仲が悪く、2人の性格も正反対だったが、出会ってからというもの互いの想いを知って信じ合うようになっていった。
2人が飢餓に苦しむ人々に心を痛めるが、露は「人々を助けたいが自分一人では何も出来ない」と慎重になる。しかし行動派の千鶴は「露と一緒なら家の問題も乗り越えられるし、悪い領主もやっつけられる」と考えていた。
人々を救いたいと思う2人の目的は一緒でも考えはすれ違うなか、露が飼っているカササギが橋渡し役となり、2人の心を繋ぐことになった。こうして手を取り合った2人が動くことで、飢えに苦しむ人々も立ち上がり、ついには領主を懲らしめる事ができたという。
領主を懲らしめたその日が七夕当日だったとされており、後に人々が露と千鶴に平和の願いを託すようになった事から、七夕の短冊の元となった梶の木の葉にちなんで、「梶の葉伝説」と呼ばれるようになった。
ちなみに、イベント後半でやちよは梢麻友の手引きにより、水名美術館の特別展で展示される、伝説にまつわる史料を閲覧する機会を得る。この時露が最後まで大切にしていた貝殻があったのだが、麻友もやちよもこの貝殻から微量ながら魔力の痕跡を感じ取っている。
そして、やちよが露の想いだけでなく、自身についても演技や周囲の人々の思いを含めその真を悟ったとき、やちよの固有能力である「希望を受け継ぐ力」が発動。魔法少女としての姿が変化することになる。すなわち、伝説における時代において、露は魔法少女だったと思われる(少なくともやちよはそう信じている)。
期間限定イベント『ナハトメルヒェン ~水際に君がいた~』&ログインストーリー『海は時をつないで』&メインストーリー第2部第7章
現代から数百年前の戦乱の世、水名城の城主は「戦神子(いくさみこ)」と呼ばれる当時の魔法少女を使って城攻めを行っていた。しばらく後の世、件の領主が圧政を敷いているころ、西側(水名)の神子である水名露は、ある時魔物の気配を感じて海辺にやってきたのだが、ここで東側の神子である千鶴と初めて出会う(恐らく水名の住民感情に配慮して、ドラマでは2人の出自について意図的にぼかした物と思われる)。
二人は魔物をどちらかが倒すのか揉めるのだが、この時ある一つの貝殻を見つけ、それを手にした途端不思議な声を聞く。この貝殻こそ、『なだのよびごえ』で語られた「異国の船乗りに恋した時女一族に連なる集落の巫」が想いを託したもので、小舟で駆け落ちしようとするも転覆して離れ離れとなり、集落に戻った巫はそのまま船乗りとの再会を待ち続けたという。
巫が想いを込めた貝殻は長い年月海を漂って露と千鶴の元へと渡り、想いを感じ取った二人は、これがきっかけとなって親交を深めるようになり、そして前述の伝承へと繋がっていくことになる。そして二人の出会いらについて、「二人はそれぞれ"なだのよびごえ"に導かれてそこで初めて出会った」と語り継がれ、そして二人が出会った場所に祠が建てられたとされる。これがさらに長い年月を経て「波間の声」として伝わり、いつしか「波間の声を聴いた二人は一生仲のいい友達でいられる」という話に変わっていった、と目される。貝殻も前述のように露が生涯大事にし続け、史料となってやちよに想いがさらに伝わった、ということになる。
しかしながら、第7章で明かされたことがもう一つある。それは領主を懲らしめることに成功したのち、露と千鶴は袂を分かっているのである。
メインストーリー第2部第8章
「露と千鶴は後に袂を分かった」というのが一般に知られている話であるが、あした屋の主人は先祖から二人の歴史を聞き継いでいる。それによれば、二人のしようとした事が民を二つに分断してしまい、互いの意思に反して敵対せざるをえなかったとのこと。
また彼女いわく、露は「水名の姫様」、千鶴は「山賊の娘」とのこと。
それを聞いたユニオンは、東西問題のきっかけを調べるために明日香の家の蔵を調べ、露と千鶴に関する資料を捜索する。「千鶴を討つための招集命令」を発見できたものの、理由については書かれていなかった。
メインストーリー第2部第11章
みことがかりんに人類の滅びの歴史を教える形で過去が語られる。
領主討伐後、魔法少女の存在を世間に伝え東との和平を求めるも、自身の父である正綱が東の連中を懐柔しようとした事で東を率いる千鶴の父である万守山右衛門の反感を買い、露の父は殺害される。
更に東が第三勢力と結託し、千鶴の父に銃撃された事で東に絶望して魔女と化した。なお、魔女化する寸前に「手を取り合うぐらいなら、東の人間を恨む象徴として水名城に根を…はる…」と発言したことから、この時点では「象徴の魔女=魔女化した水名露」と考えられていたが……。
期間限定イベント『ピュエラ・ヒストリア 神浜の戦神子編』
魔女になった露が他の魔女に取り込まれ、その魔女が千鶴を負かしたことが判明した。
MAGIA DAYにおいて
『MAGIA DAY 2021』において、水名露が魔法少女として実装予定であること、魔法少女としてのキーカラーは「セルリアンブルー(あさぎ色)」、武器は「太刀」であることが明かされた。
また、イベントに参加したチームみかづき荘の声優陣が露の容姿、願い、マギアのアイデアを出し合う大喜利企画も行われている。
そしてメインストーリー第2部第11章にて、千鶴と共についに姿を現した。
魔法少女衣装は軽装の甲冑姿で、ソウルジェムは左手の甲、青色で花型のよう。
そして翌年の『MAGIA DAY 2022』では第2部終了後に「神浜戦国魔法少女編」を開始することが発表され、露は千鶴と共に中核キャラクターとして活躍することになる。
関連タグ
マギアレコード 神浜市
千鶴
七海やちよ:劇中劇で露役を演じている。
エボニー:ピュエラ・ヒストリアに登場する魔法少女。
魔法少女たると☆マギカ:外伝作品の大昔の魔法少女達。