曖昧さ回避
1.一般
- something。
- 「~ですが何か?」という使用方法
2.キャラクター
- 漫画『HUNTER×HUNTER』の謎生物。本記事で説明。
- アヅミイノリ氏がpixivに連載投稿している漫画『猫のような何か』及び単行本版『猫のようなナニカ』に登場する黒い猫?
関連タグ
『HUNTER×HUNTER』でのナニカ
- 321話のシルバのセリフ「あれは人ではない、家族だと思ってはいけない、あれは別の何処かから来た闇(なにか)だ」
- 324話のキルアのセリフ「俺も実は、黒眼の時のこいつを『ナニカ』と呼んでるんだ」
特徴
アルカに「お願い」をすると現れる状態、この時は顔が白くなり目と口が黒く塗りつぶされる。
上記の通り、キルアはこの状態のアルカの事を『ナニカ』と呼んでいる。
(「おねだり」をしている際はアルカと同じ顔になるがこの状態も「ナニカ」である。)
アルカ自身はこの『ナニカ』の存在を認知しており、心の中でお互いの状態を感じ取ることも可能。
理屈はわからないが、どんな「お願い」でも叶えることが出来る存在。
ただし、ノーリスクで叶えられるわけではなく、必ずその前に出題される3つの「おねだり」との等価交換である。この「お願い」と「おねだり」には複雑で多様なルールが存在する。大まかなものはアルカの記事に書かれているが、詳細は未だわからず解明途中である。
返事をする際は主に「あい」と言い、台詞はカタカナの片言で表記される。
一見するとアルカの裏人格であり、機械的に「お願い」を聞き「おねだり」をするだけの存在に思えるが、拙いながら感情や好悪というものは持ち合わせている。
キルアを慕っているため、彼の「命令」を叶えて「いいコいいコ」と撫でてもらうことを好んでいるようだ。
当初は、どんな「お願い」でも叶えてくれるが、その見返りに3つの無理難題を出題し、叶えられなければ「お願い」の規模に相応する大勢の命を瞬時に消してしまう残酷な存在とされ、ゾルディック家の地下深くに幽閉され、家族扱いもされていなかった。
その中でも唯一自分を大事にしてくれたキルアを慕っている。
それ故にキルアのみ、どんな時でもどんな事でも何回でも無制限に願いを叶えられ、これは「お願い」と完全に別枠の「命令」として分けられている。
実は顔が白くなった状態が「ナニカ」なのではなく、二重人格のごとく突然入れ替わる。つまりアルカの顔のままナニカの人格が表に出ている時間もある(アルカが「おねだり」を行う時はナニカの人格が出ている時。アルカの人格が表に出るのは、ナニカが「お願い」を成し遂げて次の人に「おねだり」をするまでの間と、「おねだり」をした後にその人物が近くにいない間)。
キルア曰く「『キルア』と呼ぶほうがナニカ、『お兄ちゃん』と呼ぶのがアルカ」らしい。
ナニカには感情が無い訳ではなく、キルアに褒めてもらうと喜ぶ。
極めて危険な能力故に、他の誰かにナニカの「お願い」の能力を悪用されないよう(アルカを元の純粋な子供に戻すために)、キルアがナニカに「もう二度と出てくるな」と命令した際には、ナニカは酷く悲しみ「キルア、スキ」と話を逸らそうとした。強く再命令された事で涙を流しながら応え、消えて行った。(この命令はアルカの説得により撤回する)
ナニカを封印するには至らなかったが、ゴンの治療後以降はキルアの「好きな時に"いい子いい子"してやるから俺以外のやつの「お願い」なんか聞くな」と「命令」した事で、キルア以外は願いを叶えてもらえなくなった模様。
アルカとナニカは意思疎通ができており、アルカから「ナニカを虐めるお兄ちゃんは大嫌い」と激怒するなど関係自体は良好。実際「お願い」の能力を除けば、ただ愛されたいだけの無垢な子供である。
正体は暗黒大陸の欲望の共依存、ガス生命体「アイ」ではないかと推測される(アルカ/ナニカの返事とアイが登場したシーンで「アイ」と言っていることが共通している)。
ゾルディック家の先祖は暗黒大陸に渡っているため、暗黒大陸から持ち帰ったガス生命体がアルカに寄生しているのではないかという疑いがもたれている。
単行本では、ナニカは暗黒大陸出身だと明言された。
余談
艦これイラストにも艦娘が疲労度MAXになると目と口が黒い円になるため、「ナニカ」タグが付くことがある。
関連イラスト