沙優希「沙優希は、友達が……」
概要
職責のドッペル。その姿は、短刀。
この感情の主は他人から寄せられる過度な期待と羨望、巨大で勝手な好意の群れを、その身で抱え込むことが責務だと思い込んでいる。
このドッペルはいつか主の心が尽きてしまい責任を果たせなくなったその時、最後の務めを手助けするために存在する。
このドッペルの力の全ては基本的に主一人のために存在するが、慈悲深い性格のため主と共に旅立ってくれる道連れを一人だけ選定してくれる。
ついうっかり道連れ役の者だけを先に旅立たせてしまうこともよくあるが、そこはご愛嬌。
(『マギアレコード』内アーカイブ「ドッペル一覧」より)
プロフィール
外見
兜から短刀が吊り下げられ、その下の三方に史乃沙優希が正座している。
特徴
沙優希の胸部から発生する、独立型のドッペル。
兜から吊り下がった短刀に沙優希が手を添えると、敵の後方に首のない介錯人が現れ、敵を一閃する。そのグロテスクさはこれを彷彿とさせる。
ゲーム上の性能
レアリティ | 効果 |
---|---|
★5 | 全体にダメージ[Ⅸ]&攻撃力UP&防御UP&状態異常耐性UP(全/5T) |
★5に覚醒した後、固有技「ドッペル」として使用可能となる。
その他
真名の「Gannishikudoku」は漢字表記すると「願以此功徳」となる。天台宗・真言宗における回向文(一日の修行の終わりなどに述べる文章)の一部であり、全文の意味は「自分の修めた功徳を全ての人に行き渡らせ、共に成仏できますように」というもの。