「スバル…昴かずみです!!」
かずみ☆マギカの主人公のかずみ(魔法少女かずみ☆マギカ)が最終話で転校したクラスで名乗った名前である。
なんでこんな説明なのかは親記事も参照。
以下、かずみ☆マギカに関する重大なネタバレに注意
概要
キャラクター
契約以前は以前のかずみの記事を参照。
見た目の変化として髪が2話の髪を切る以前の長さにまで戻っている。
ただし割とぐしゃぐしゃとした感じだった以前のとは異なり比較的にまっすぐ整っている。
また変身前のみ一部の髪を三つ編みにしている。この三つ編みは下記のマギアレコードで実装した際にはなぜか存在していない。メモリア「転校生は帰国子女」には描かれているので変身前というよりは制服の時のみなのかもしれない。
彼女の願い事
「本物の人間にして」
『レイトウコ』に封印されていたジェムを使って聖カンナが生み出した魔女『ヒュアデスの暁』に立ち向かおうとする海香とカオルの2人は「魔女になる危険があるためこれ以上魔法を使うな」とかずみに警告するが、かずみは「わたしが魔女になるのは今じゃない。だって、私のソウルジェムは生まれてもいないんだから」と答えた。
かずみはプレイアデス聖団の力で作られた「魔法が使える少女」であり、魔法少女ではなかった。全員の魔法が使えるのは聖団によって作られた(聖団全員の魔力を内包している)からだったのである。
しかし、ソウルジェムは魂の結晶であり、例え人間でなくとも魂(心)があるなら契約は可能。すなわち、たとえ人造人間であってもそれが心を持つなら魔法少女となる事が可能なのである。
だが魔法少女になるという事は魂を身体から切り離されることを意味する。人間となる(魂を得る)ために魔法少女となる(魂を失う)というこの願いを「無意味なものだ」と言うキュゥべえに、かずみは「無意味なんかじゃない。みんなの魔法や魔女の力を借りずに、自分の足で明日に踏み出すために、わたしはわたしだけの身体が必要なの」と答え、契約して魔法少女となった。
魔法少女となった彼女の姿は黒をメインとして露出がかなり多かった以前のミチルのものとは対照的に白色をメインとして露出は少ない。
ソウルジェムの色は薄い紫、シンボルマークはS字状の渦巻き、変身後の位置は胸元。
戦闘スタイル
武器は形状が以前と違う杖。
固有魔法であるのかはどうかは不明だが、自らの魔力によって海香とカオルをランクアップさせていた。契約以前の魔法が使えるかは不明。
キュゥべえが「すごい力を感じる。この魔法少女はアタリだ」と言うほど高い魔力を持っている。
技
- スカーラ・ア・パラディーゾ
- 光の道を形成して天にいる魔女への道を作る。
- メテオラ・フィナーレ
- 海香とカオルとともに光となって魔女に目掛けて突撃する合体魔法。
活躍
ヒュアデスの暁を操るカンナとあすなろタワーの天辺で戦うかずみ。
契約したことに気づいたカンナは「合成人間が今度は人間の抜け殻になってどうする!」と上記のキュゥべえに似たことを言う。それに対しかずみは答えた。
「身体はただの入れモノだよ!ココロだよ!」
「わたしにもカンナにも心があるんだよ本物の心があるから。だからわたしたちは、だからわたしたちは本物の魔法少女になれたんだよ!!」
「この心を否定しちゃったらわたしたちにはなにが残るの?」
確かにかずみもカンナも作りモノの命かもしれない。しかし身体は作られたものでも彼女たちの心は作られたモノなんかではない。彼女たちの本物の心なのだ。
かずみの言葉にカンナも感じるものがあったようだが「知ったことか。おまえの世界を終わらせる」と拒絶されてしまう。
それでもカンナを救いたいかずみは
「カンナを救いたい。カンナを絶望で終わらせたくない。力を貸して海香 カオル」
海香とカオルとともに合体魔法メテオラ・フィナーレでヒュアデスの暁を撃破する。
そしてミチルのグリーフシードでカンナのジェムを浄化する。海香とカオルのジェムを浄化するために使ったため、カンナのジェムを完全に浄化することはできなかったが、もう一度対話することができた。
「ニコと出会っちゃうまで…カンナには家族もいたよね。友達もいたよね。カンナはみんなが大好きだったんだよね」
「だから自分が作られた存在として悲しかったんだよね。わかるよ…わたしも同じだから」
「でもきっと本物だよ。カンナがみんなを好きだった気持ちも。みんながカンナを好きだったことも」
「ニコはカンナを観察したかったんじゃない。カンナを本物の自分にしたかったんだよ。笑顔も涙も捨てて家族も友達も本当の名前も全部。カンナに託したんだよ」
「約束するわたしはわたしの力の続く限りカンナが大好きだった人たちを守るよ」
かずみの言葉にカンナは涙を流して「かずみ、いつだって君の言葉はココロにくるね。ありがとう」といい、魔女になる前にと自爆した。
その後かずみは転校生として海香とカオルと同じ学校に通うことになる。「かずみ、昴かずみです」
“昴”という言葉は“プレイアデス(プレアデス)”の和名。彼女がこう名乗ったのは自分が聖団に生み出されたことと、死んでいった聖団の仲間たちやあいり・カンナの思いを胸に抱きつつ、人として生きていくという決意の現れであると思われる。
上記のとおり使用した魔法は補助魔法と合体魔法のみで単体でどの様な攻撃魔法が使えるのかは不明。
マギアレコード
魔法で生み出された合成魔法少女が“本物の心”で契約し“本物の人間”になり“本物の魔法少女”となった。
キュゥべえをして「アタリ」と言わせる程の魔法力を持つ。
「昴」は大切な仲間たち「プレイアデス聖団」に由来する。
メモリア『転校生は帰国子女!』として先行登場し、2021年10月20日にプレイアプル実装が決定された。
2021年10月20日〜10月29日に開催されるコラボイベント「The_Cuddly_Despairs〜魔法少女かずみ☆マギカ〜」の期間限定ガチャにて排出される。
ゲーム上の性能
基本データ
ディスク構成
アクセル | 縦ブラスト | 横ブラスト | チャージ |
---|---|---|---|
×2 | ×1 | ×1 | ×1 |
最大ステータス
レアリティ | レベル | HP | ATK | DEF |
---|---|---|---|---|
★4 | Lv.80 | 18,550 | 8,550 | 6,127 |
★5 | Lv.100 | 24,000 | 10,288 | 7,376 |
コネクト「行こう!ココロをひとつに!」
レアリティ | 効果 |
---|---|
★4 | 攻撃力UP[Ⅶ] & 必ずクリティカル |
★5 | 攻撃力UP[Ⅸ] & 必ずクリティカル |
マギア「メテオーラ・フィナーレ」
レアリティ | 効果 |
---|---|
★4 | 敵全体にダメージ[Ⅴ] & 攻撃力DOWN & 防御力DOWN(敵全/3T) & 攻撃力UP & ダメージUP(自/3T) |
★5 | 敵全体にダメージ[Ⅶ] & 攻撃力DOWN & 防御力DOWN(敵全/3T) & 攻撃力UP & ダメージUP(自/3T) |
レアリティ | 効果 |
---|---|
★5 | 敵全体にダメージ[Ⅸ] & 攻撃力DOWN & 防御力DOWN(敵全/5T) & 攻撃力UP & ダメージUP(自/5T) & HP回復(自) |
専用メモリア「書きかけの日記」
この日記に記されるのは
希望に満ちた魔法少女が絶望に塗りつぶされるまでの日々
この日記に残る黒へのグラデーションは
同じ魂を持つ者たちの新たな希望となりうるか
- 基本データ
レアリティ | ★3 |
---|---|
タイプ | アビリティ |
装備可能 | 昴かずみ |
イラストレーター | 都筑禰己 |
- ステータス
レベル | HP | ATK | DEF |
---|---|---|---|
Lv.1 | 500 | 460 | 0 |
Lv.40 | 1,250 | 1,150 | 0 |
- アビリティ「グリッターアデプト」
特殊能力 | 効果 | 発動ターン |
---|---|---|
通常 | 攻撃力UP[Ⅲ] & MP獲得量UP[Ⅱ] | - |
限界突破 | 攻撃力UP[Ⅳ] & MP獲得量UP[Ⅲ] | - |
活躍
イベントストーリー
序章でソウルジェムを抜き取られ眠らされる。眠っている間クローンとして再生された和紗ミチルをめぐる計画が進行する。最終章でミチルによって目を覚まされ、計画がすべて明かされる。
魔法少女ストーリー
昴かずみ
神浜市の魔法少女たちに会いに行く話。
以前神浜市に足を踏み入れた際ウワサに巻き込まれて助けてもらったが、その時点では(昴ではない)かずみだった。
今回「昴かずみ」として再訪したが、みんな「髪の毛が伸びた」程度の認識で違いには気づかなかった。
1話「チャオ、昴かずみ」
みかづき荘に呼ばれて食事会。鶴乃がまなかに洋食の作り方を教わってもてなす。その後万々歳のメニューも食べたいかずみのために杏仁豆腐を出前で持ってきてもらうが、店では濃厚な味のせいで不人気らしい。かずみの提案でゼリーと合わせると居合わせた魔法少女たちから好評で、鶴乃は店でもこの方法で出すことにした。
2話「あすなろアラカルト」
食事のあとかこたちに神浜市を案内してもらう。その後食べ物の話題になり、かずみがウォールナッツを借りてイチゴリゾットを振る舞うことになった。
3話「イチゴリゾットパーティー」
イチゴの買い出しに行くと、やちよ、ねむ、万年桜のウワサに会う。万年桜のウワサが魔法で作られた存在だと知り、自分も和紗ミチルのクローンとして作られたが願いで人間になったと明かす。それから「食べることが生きること」と言うと、万年桜のウワサはかずみから人間の心をもっと知りたいと言い、イチゴリゾット作りを手伝うことになった。