この記事は魔法少女かずみ☆マギカ4巻までのネタバレに関する重要キャラクターの記事です。
概要
魔法少女かずみ☆マギカに登場する魔法少女。愛称は和紗の”カズ”とミチルの”ミ”をとって“カズミ”。
彼女の”願い事”
ソウルジェムに込められた願いはグランマの意識を元に戻す事。留学中にグランマの危篤を知り急遽帰国する。グランマのもとに向かう途中で魔女に襲われたところを巴マミに救われ、魔法少女の存在を知る。そして「グランマの命が尽きるまでの間、グランマの意識がはっきりさせてほしい」という願いを対価に契約した。
病気を直接治すことも可能だったが、延命処置を断ったグランマの意思を尊重、彼女の生き方を否定しない為にこの願いとなった。
なお作中では語られていないが、グランマとの血縁関係はない。
ソウルジェムの色は不明、シンボルマークは渦、変身後の位置は胸元。
キャラクター
かずみ☆マギカ開始時にはすでに魔女化しており故人。性格は天使爛漫で明るいが、時々怖い表情をする。グランマから料理を教わったため料理の腕はよく、「生きようとする限り人は絶望しない」「食べ物を粗末にする人は悪人」という考え方をもっている。帰国子女だが何故か英語の意味を間違えるというミスをし、その事を三巻の余白ページでニコにツッコまれている。とてもよい子だが、魔女に口づけされた人をわざと魔女に襲わせて生きる気力を与えるなど、やる事は少々過激。
他の魔法少女との関係
魔女の口づけを受けて絶望を増大させられて自殺しようとしていた六人の少女を助けたのが切っ掛けでプレイアデス聖団を結成する。飛鳥ユウリとの契約にも関わっており、その後何かしらの交流はあったものと思われるが詳細は不明。16話「イチゴリゾット」の日記にて彼女と佐倉杏子との対立を仲裁していたと思われる描写があった。恐らく本編での美樹さやかの時と同じく他人の為に魔法を使うユウリに杏子が難癖を付けていたところを彼女が仲裁したのではないかと思われる。
戦闘スタイル
武器は十字架の形をした杖。杖を武器として格闘戦を行い、マミの「ティロ・フィナーレ」に強く影響を受けた必殺技「リーミティ・エステールニ」をトドメとして使用する。
魔法の性質は不明。願いの内容から治療系のようだが、とらのあなの2巻特典SSでユウリに「病気は治せない」と言っている。
巴マミに対するリスペクト
助けてくれたマミに対して並々ならぬ尊敬の念を抱いており、その想いは聖団が使用する魔法に名前をつけ、さらにそれを叫ぶ事を他の聖団メンバーに強制するほど。
なお、この時彼女の背後に巴マミの姿と一緒に「ティロル、ティロル時、ティロルならティロフィナーレ」という名言が添えられた。
また前述の魔女の結界内で6人に生きる気力を出すために与えた武器もマミの物と同じデザインの黒いマスケット銃だった。
本編外伝である「The different story」の下巻では、マミの回想中の一コマにさりげなく彼女と思われる少女が描かれている。
かずみとの関係
似ているなんてもんじゃないかずみ☆マギカの主人公のかずみとの関係はまったくの別人。
——以上。
同じ容姿で同じ必殺技の名前で性格も同じでかずみの名前とミチルのあだ名が一緒でもサキさんがかずみの事をミチルと呼んだりしても別人である。誰がなんと言おうと別人である。
聖団の何人かは認めないだろうが、別人である。かずみ当人が言うのだから間違いない。
それでも詳細が気になる方はプレイアデス聖団とかずみの記事をそれぞれ参照しよう。
ちなみによく見るとかずみにあるアホ毛は彼女にはなく、前髪の一部が長くない。
マギアレコード
2021年10月20日に開催されたイベント「The Cuddly Despairs」で NPC として登場。専用 Live2D が用意された。
オリジナルのミチルはすでに魔女化しており、再生されたミチルをめぐるストーリーになっている。
宇佐木里美がかずみシリーズを放つが、原作とは異なり4号が他のクローンたちに命を分け与えた後自ら再び眠りにつく。命を与えられたクローンたちは恩返しに4号を和紗ミチルとして再生することにした。
まず自分たちをかつてのプレイアデス聖団メンバーに作り替えてから13号昴かずみを眠らせた。そして本物のメンバーがあすなろ市を離れている間に聖団に成りすまし、新生ミチルにオリジナルの追体験をさせながら、絶望ではなく希望を見出すように手を尽くす。
途中本物の聖団メンバーに出くわすというハプニングもあったが、目的を達成するとミチルをかずみのもとへ案内してかずみを目覚めさせた。そして2人は役目を終えて限界を迎えたクローンたちを願い通り倒し、クローンたちの計画は完了した。
最後に4号ミチルは13号かずみに後を託して、自身はイタリアにいるグランマのところへ旅立つ、という設定になっている。