結菜「感情に飲まれる…」
概要
折檻のドッペル
その姿は、獄卒。
この感情の主は、内に溜め込んだ感情を支配できず、膨れあがった感情に取って代わられるように支配された。
その影響で、本来生じるはずだったドッペルは感情を表す赤子の肉芽に支配され、成長を助けるようにエネルギーを常に吸われている。
その肉芽は理性の欠片もない本能の塊で、気に食わないものを感情のまま潰し、自由にエネルギーを蝕むだけの存在。
言葉で説明しようとする時もまれにあるが、洞窟から空気が漏れるような声しか出ず、何かが伝わることはない。
満腹時はご機嫌だが、少し食べすぎると口からエネルギーを吐いてしまうらしい。
(『マギアレコード』内アーカイブ「ドッペル一覧」より)
プロフィール
外見
結菜の頭部以外ドッペル化。無数の胎児を混ぜ合わせたようなグロテスクな姿で、結菜の頭が巨大な頭部の額に埋め込まれている。
また、背後には翼を生やした首なしの痩せた上半身がいる。
特徴
背後の上半身の腕が対象を掴み、口から黄色い液体を吐き出す。妙に生々しいため食事中の閲覧は控えることをおすすめする。
ゲーム上の性能
レアリティ | 効果 |
---|---|
★5 | 敵単体に属性強化ダメージ[Ⅸ]& 攻撃力UP & マギアダメージUP & 光属性攻撃力UP & バリア(15000)を付与(自/5T) |
その他
真名のTiracchanaはパーリ語で畜生を意味する。
一般には侮蔑の言葉として扱われるが、仏教用語としては人間以外の動物を意味し、また六道の下層三道(三悪趣、三途)の一つである畜生道をも意味する。
通常、このように全身が変化するのは主に「魔法少女としての年季が長い者」「魔法少女として因果が大きい者」であり、彼女の場合は確認できる辺り契約したのはひかるの後なので、魔法少女になってから長くて一年あたりだと思われるので、この場合は後者に当たる。おそらく彼女の「神浜に対する強い憎しみの感情」を反映し、文字通りドッペルを形づくる「感情」が暴走した結果、あのような姿になったのではないかと考えられる。