「我が名はアシエン・ラハブレア。
真なる神の僕……。」
プロフィール
概要
天使い「アシエン」の中で強大な力を持つ上位の存在。
光の戦士との初対面時には独自の言語で喋っていたが、彼(彼女)が自分の存在を認識できることに気づいた後は同じ言葉で話している。
「オリジナル」と呼ばれる上位のアシエンの一体であり、他の2体「アシエン・エリディブス」「アシエン・エメトセルク」が存在する。
彼の紋章は闇の異形者「背徳の皇帝マティウス」の獣印が元になっている。
性格
他者を唆して利用するという策謀を得意としており、協力者を霊災を引き起こすための駒としか見ていない。
憑依した人間になりすましている間は、彼の仲間たちに気づかれないほど自然に振る舞っていた。
本編での行動
次々と蛮神を倒していく光の戦士に興味を抱いており、その行動を監視している。
また、ガレマール帝国軍第XIV軍団の軍団長「ガイウス・ヴァン・バエサル」に接触し、アラグ帝国の対蛮神兵器「アルテマウェポン」を完成させるよう仕向けた。
その狙いは古代魔法「アルテマ」の発動であり、アルテマウェポンの完成はアルテマの真の力を取り戻すために過ぎなかった。
暁の血盟の一員であるサンクレッドに憑依しており、彼の肉体であることを利用してガイウス達に情報をもたらしていた。
「ハイデリンの、光の使徒よ!
闇に抱かれて消し飛べッ!!」
魔導城での戦いでガイウスが敗れた後は光の戦士に自ら戦いを挑む。
あらゆる炎魔法で光の戦士を苦戦させるが、サンクレッドから切り離された挙句に消滅した。
関連タグ
ファイナルファンタジー14:新生エオルゼア 蒼天のイシュガルド 漆黒のヴィランズ 暁月のフィナーレ
ガレマール帝国 アルテマウェポン(FF14) アルテマ ガイウス・ヴァン・バエサル サンクレッド
ネタバレ注意!!
実は消滅しておらず、サンクレッドへの憑依に使った闇のクリスタルを破壊しただけであり、物質界とエーテル界の間に退避していたのだった。
『蒼天のイシュガルド』では転生組の「アシエン・イゲオルム」と共ににイシュガルド教皇トールダン7世に神降しの手法を教え、魔大陸で光の戦士との再戦に挑むが、光の加護を取り戻した光の戦士の力に苦戦する。
その後「超える力」によってイゲオルムと融合し「アシエン・プライム」へと姿を変えるが、敗北し、イゲオルムが消滅する。
最期は「騎神トールダン」へと変貌したトールダン7世の聖剣に魂ごと吸収されたことで消滅した。
その結果、エリディブスが光の戦士の抹殺を決意し、眠りについていたエメトセルクが活動を再開するなど、彼の消滅はオリジナルにとって大きな打撃となった。
『漆黒のヴィランズ』では彼の古代人としての情報もわずかに得ることができる。
……滅びに抗うときがきた。
星の理を、我らの意志で敷き直すのだ……。
ラハブレアはラハブレア院の院長にして創造魔法の第一人者であり、最高傑作中の最高傑作と謳われた「イフリート」「フェニックス」を創造した事で知られる、炎系創造を得意とした、古代人達に一目置かれた研究者であった。また古代人達を統治する十四人委員会の議長でもあったらしい。
同じオリジナルであるエメトセルクからはよく「爺さん」と呼ばれていたため、古代人の中でも年長者であったことが窺える。
アシエンは物質界に干渉するときにその世界の人間の身体に憑依する必要があるが、通常は本来の自分の姿に再創造するものらしい。だがラハブレアは依代の社会的地位を利用するためにそのまま行動することが多かったらしく、エメトセルクの言から数多の依代をそのまま使ってきた影響で、記憶や魂がかなり摩耗していたことが窺える。事実、以前と比べて仕事一辺倒の人柄に変わってしまったらしく、その様はエメトセルクから炎の様だと形容されている。
そして、『暁月のフィナーレ』から実装される新高難易度レイド「万魔殿パンデモニウム」のイメージアートにはラハブレアの姿が写っており、彼の更なる情報が明らかになった。
当代のラハブレアは「パンデモニウム」の長官でもあり、先代の長官だった妻のアテナから引き継いだ。
息子にエリクトニオスがいるが、ラハブレアがアテナの死について何も言わずに長官の地位を引き継いだことで彼からはよく思われていない。
パッチ6.2「禁断の記憶」にて実装された『煉獄編』からついに登場し、「ヘファイストス」という真名が明かされた。
更には彼から分かれた半身である分断者ヘファイストスが登場し、その言動が現代のラハブレアと似ているが今の所関連性は不明。