概要
ファイナルファンタジー6のダンジョンの一つであり、世界崩壊前の最後のダンジョンとなる場所。同時に、多くのプレイヤーにトラウマを残したダンジョンである。
何かの生体組織のような有機的で歪な外観の地形が広がる三闘神の力で浮遊する大陸であり、魔大戦以後は封魔壁の奥地にある幻獣界に封印されていた。しかしガストラとケフカによって復活させられ、再度浮上することになった。
ティナ達もこのダンジョンに挑む際には飛空艇で空から侵入せねばならず、乗り込むまでにボスクラスのモンスターと連戦させられることになる。
低レベルプレイ時のスピットファイアが高確率で放つ絶対零度はトラウマものである。
かなりの強敵がうようよしており、レベルアップが足りなければ苦戦を強いられることになるだろう。
ランダムエンカウントで出てくる忍者にいたっては、素早さが高く火力もある上に逃げられないという鬼畜っぷりである。
乗り込んだ地点には帝国に殺されかけたシャドウがおり、パーティが三人ならば話しかければ仲間に加えることが可能。
その後進んでいくと、崩壊前最強の敵といってもいいアルテマウェポンが配置されている。
それまでのボスと比べて体力も高く弱点もないため、結構苦戦させられる羽目になる場合も多い。
そして無事撃破して先に進むとイベントが発生。魔大陸は崩壊を始める。
この時点から6分以内に魔大陸を脱出するイベントが発生し、脱出に失敗した場合はゲームオーバーとなってしまう。
脱出もそう簡単な事ではなく、ネラパがボスとして登場。本作中では唯一の常時リフレク状態のボスであるため、魔法で一気に片付けようとすると逆に全滅させられることも珍しくない。
ただしボスなのに即死系の攻撃が効く。味方にリフレクを掛けた上で倒してしまってもよいだろう。
脱出地点に到着すると、トップ絵のような選択肢が出る。
ここで「飛び降りる」を選択すると脱出成功となるのだが、シャドウを見殺しにしたことになりシャドウは死亡してしまい以後仲間にできなくなってしまう。
多くのプレイヤーは時間制限があることや、直前のシャドウの言動が敵を食い止めて「先に行け!必ず追いつくさ」という死亡フラグそのものであったこともあり、急いで脱出しなければと思い、選択した後、イベントを見てトラウマとなった場合も多いだろう。
しかも脱出イベントに際してセーブポイントがないのでやり直せなかった、という場合も多いだろう。
しかも正確なシャドウ救出条件は、脱出ポイントで脱出する選択肢を1回出してキャンセルし、もう1回出して「やっぱりシャドウが気になる」と2回目のキャンセルをした上で残り数秒まで待つというもので、ただ待つだけだと待機している飛空艇を目の前にしながら魔大陸の崩壊に巻き込まれて普通にゲームオーバーになってしまう。
よって魔大陸とシャドウはみんなのトラウマとして数えられるケースもある。
このダンジョンをクリアすると世界は崩壊し、物語は崩壊後の世界へと続く。
FF14:新生エオルゼアでは
追加ディスク『蒼天のイシュガルド』にて「魔大陸アジス・ラー」として登場。
アラグ帝国の人造浮遊島であり、領空に展開された強力なバリアによってあらゆるものの侵入を拒絶。アバラシア雲海に封印されていた「鍵」により座標の特定および通行が可能となっている。
天候は常に荒れており、エーテルの雲が渦巻く不穏な光景が広がる。アジス・ラー旗艦島を中心に、各種魔科学の研究施設が4つの管区に分かれて浮遊している。
旗艦島最奥には強力な3体の蛮神、通称「三闘神」が封印されており、メインクエストクリア後に開放されるクロニクルクエストの舞台となる。
蒼天メインクエストの掉尾を飾るダンジョン「蒼天聖戦 魔科学研究所」のほか、クリア後に開放される「博物戦艦 フラクタル・コンティニアム」「暴走戦艦 フラクタル・コンティニアム(Hard)」が関連している。
特に後者は「善良なアラグ帝国市民の豊かな生活に欠かせない、魔科学製品の数々を展示・紹介する施設」である。キメラ兵器やガードシステムが暴走する中、見学を想定したアナウンスが流れており、倫理観皆無にして往年の栄華を誇るアラグ文明の残滓を僅かに見る事が出来る。
アシエン・ラハブレアとの決着がついた因縁の場所でもあり、『万魔殿パンデモニウム』では魔大陸から反応があったクリスタルの波形を追ってクローディエンが調査に向かうが……
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