デルタアタック
でるたあたっく
デルタアタックとは、ファイナルファンタジーシリーズに登場する特技、または戦術の名前である。4では後者、それ以降の作品では特技として登場している。
しかし、タグとしてこの意味で使われているものは少なく、デルタ（三角形）を思わせる攻撃にシャレ的につけられているものが大半である。
リフレクで跳ね返した魔法は再度反射しないという仕様を逆手に取った戦術であり、味方をリフレク状態にして攻撃魔法を味方に掛け、反射させて敵にダメージを与える、という戦術。ファイナルファンタジー4のメーガス三姉妹が発祥。その後、ラストダンジョンに登場するフェイズもこの戦術を利用してくる。こちらについては敵にもリフレクをかけ、回復魔法を反射させるという、メーガス三姉妹以上のテクニックを見せてくる。
この戦術のメリットとしては、リフレク状態の敵に魔法攻撃が行える点の他に、FF5以降であれば全体攻撃の魔法威力は半分になる、という仕様から4人で跳ね返せば0.5×4で2倍のダメージに出来る、という点である。但し敵が複数居る場合はランダムで反射するため上手く決まるかは分からない。
一方デメリットとしてはリフレクを味方に掛けてしまうとケアルなど回復魔法も反射してしまうため回復などが難しくなる点である。これらはホワイトウインドなどリフレク無効の回復魔法を使う等対策はある、抑もそこまでデルタアタックが必要となる作品は少ない。
主に石化の効果を持つ特技で敵が使用する。ファイナルファンタジー5で初出。
5の場合はダメージ＋石化の効果であり古代の兵器を除けば3体のモンスターが協力して利用する技であり1体でも欠けていると利用出来ない。利用する敵としてはムーバと大海溝のアンデッド3体のボス、後はオメガである。
リフレクで反射可能であるためリフレクを使えば防止出来る。しかしながらダメージ＋石化の効果であるためデルタアタックのダメージでキャラクターが戦闘不能になってしまうとラスボスのホワイトホールのように石化＋死亡という2つの状態になるため復活が面倒臭くなる。リボンなど石化を無効化出来るものがあればダメージのみで済むので対策しておきたい。
6では石化効果のみとなったが何気に必中であるため魔法回避率がいくら高くとも回避不可。石化対策をしていないと防げない為さり気なく性能が鬼畜である。インフェルノ等の敵が使ってくる。5と違い石化対策をしておけばノーダメージなので対策をしていればそれ程恐い技ではない。
10では召喚獣メーガス三姉妹のオーバードライブ技として登場。敵を三角錐の中に閉じ込めてボコボコにする技である。メーガス三姉妹は4でデルタアタックという戦略をとったキャラクターであり召喚獣としてもその戦略をとる場合があるが今作ではそれをデルタアタックと呼んでいるところはない。
ディシディアFFではエクスデスのHP攻撃として登場（原作ではエクスデスはデルタアタックは使わない）。魔法陣を作り攻撃をガードした後に波動を放ちダメージを与える。意外と射程が広くエクスデスのHP攻撃としては非常に使い勝手が良いためメインの攻撃手段と言えるかも知れない。
またディシディアFFではメーガス三姉妹を召喚した時にもこの技が発動。相手のブレイブを1/2にした上で基本値もしばらくの間1/2にする。
ファイファルファンタジー用語辞典より、特技/【デルタアタック】・裏技・バグ/【デルタアタック】
