ホワイトホール
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ほわいとほーる
ホワイトホールとはブラックホールの反対として考えられている存在である。
ブラックホールがあらゆるものを呑み込み外部へ逃がさない領域と考えられているのに対し、あらゆるものを外部に放出する領域と考えられているのがホワイトホールである。数学的にはブラックホールの引力の符号を逆転させたものである、と考えられるため存在する可能性はあるが現時点では発見されていない。ブラックホールと真逆の性質であるため、ブラックホールに吸い込まれたものがホワイトホールから放出される、という説もある。
2006年にインディアン座で観測されたガンマ線バースト(ガンマ線が数秒から数時間にわたって閃光のように放出され、そのあとX線の残光が数日間見られる現象)が発生源となる超新星が見当たらなかったことからホワイトホールではないか?という説がある。
フィクションでの扱い
ブラックホールを通りホワイトホールから出てくることで不可逆的ではあるがワープができる、という考えがなされることもある。
- 『宇宙刑事シャリバン』…宇宙犯罪組織マドーの領域幻夢界が人工的に作られたホワイトホールとされている。
- 『ファイナルファンタジー5』…真の姿を現したエクスデスの使用技。単体を「石化+戦闘不能」状態にするとんでもない代物で、対象を戦線復帰させるためには両方回復させる必要がある。
- 『銀河鉄道物語』…銀河鉄道が運行する宇宙とは別の次元に存在する星団国家「アルフォート星団帝国」は異なる次元間を移動するためにホワイトホールを開く事が出来る。
- 『キン肉マン』…ブラックホール戦にて、キン肉マンが編み出した技。ただのおなら。アニメではイエローホール。
- 『遊戯王OCG』…ブラック・ホールのピンポイントメタカードとして登場。同じく表記は中点入りのホワイト・ホール。
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