概要
- ファイナルファンタジーシリーズに登場する武器。初出はFF6。
- 同シリーズに登場するモンスター。初出は同上。
- キングダムハーツシリーズに登場する武器。
武器
FF1
GBA版以降のリメイク版で追加された剣。
全ての上級ジョブが装備可能で、使用者の残りHPに拠るというFF6譲りの仕様となっている。
ただし残りHPは割合判定ではなく絶対量で決定されるので、HP999に満たない場合は巨人の薬を用いた最大値ドーピングが有効。ちなみに武器威力に大きくバフをかけられる作品であり、重ねがけすると残りHPによる威力変動はあまり気にならなくなる。
命中率の高さも大きな長所。
FF3
DS版以降のリメイクで登場。
モグネット関連のイベントで、アイオンというモンスターを倒すと入手できるオリハルコンを伝説の鍛冶屋に渡すともらえる剣。
総合的な能力はオニオンソードに劣るものの、それでも強力な武器である事には変わりない。
FF4TA
終章後編に登場するモンスターの方のアルテマウェポン(iOS版ではルナバハムート)を撃破すると入手できる。
やはり武器としては最強クラスの性能を誇る。
FF5
GBA版以降のリメイクで登場。
追加ダンジョンの「神竜の祠」に登場する神竜改を倒すと入手できる。
FF6
リメイク版を除けば、ナンバリングタイトルの中では初登場となる。
魔大戦の頃に作られた二つの「アルテマウェポン」のうち、「装備者の生命力を刃に変える剣」。
使用者のレベル、力、残りHPに比例して威力が上昇する特別な剣として登場。その見た目はまさにライトセーバー。キャラクターが強くなればなるほど武器も強くなるタイプであり、物語中盤から手に入る最強武器の一つ。封魔壁の洞窟の宝箱に入っており、取り逃すと入手できなくなる(ただしラストバトルに登場する「ねむり」から盗むことはできる)。
数値上は攻撃力255だが前述の通り使用者のHPが減ればダメージもダウンする。また「ビームサーベル」のため魔封剣も必殺剣も使えない。更にバーサク、トランスによる攻撃力/防御力の補正も受けない。
こう聞くと大したことがないように思えるが防御無視、後列に配置しても与ダメが下がらないという効果を持つ。パーティーのレベルが高くなる終盤から真価を発揮するタイプであり、十分に最強武器足りえる性能を持つ。
以降のシリーズでは主人公などが持つ最強クラスの武器としての登場が定番化しているが、ライトセーバー状にはなっていない。
FF7
後述のアルテマウェポンを倒すとクラウドの最強武器である同名の武器を入手でき、古えの森に徒歩で入れるようになる。(チョコボを育成しておくと先に入ることも出来る)
FF9
ジタン専用の武器で最強の盗賊刀。本作では剣ではなく盗賊刀(ダブルセイバー)として登場。
本作のみ名前はアルテマウエポン。
入手にはDisc4(ラスダン出現)までストーリーを進める必要があり、加えて海チョコボに乗って輝く島跡まで探索しなければならない。
FF10
七曜武器の一つで、ティーダ専用の最強武器。本作で再び剣に戻った。
入手には本作の苦行要素の一つでもあるミニゲーム「とれとれチョコボ」で限界スコアを叩き出す必要がある。
入手直後は使い物にならないが、日輪の印と日輪の聖印を入手すれば一気に化ける。こいつを倒さないと解放できないのでストーリー終盤からとなる。
なお、一応「アルテマウェポン」なるモンスターも登場するが、武器の方とは一切関係がない。
FF13
ライトニングの武器の一つ。
ライオンハートを強化してヒヒイロカネを使って改造すると入手できる。
本作では最強武器ではなく、ここからさらに強化改造を施すことでオメガウェポンへと進化する。
キングダムハーツ
主人公が使えるキーブレードの一つ。
ほぼ全てのタイトルに登場しているが、作品によってデザインが異なる。
入手するのに合成屋を利用する必要があるのがほとんどで、さらに必要な合成素材も入手難度が高いものばかり。
苦労して手に入れるに値する強力な性能ではあるが、作品によってはさらに強力なキーブレードが登場する事もあるので、本シリーズでは一概に最強武器として扱われている訳ではない。
ちなみに、358/2Daysのみキーブレードではなく攻撃力を底上げするアビリティとして登場しており、代わりにオメガウェポンが武器として登場。
モンスター
中盤を締めくくる敵としての登場を初め、以降の作品でも多くは巨大かつ強大な敵として描かれている。
巨大なため当時のドット絵や3Dモデリングのクオリティが映えることでも評価が高い。
FF2
HP | 15000 |
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MP | 500* |
追加シナリオで、究極魔法アルテマを守るモンスターとして登場する。風景がミシディアの塔そっくりかつ、あちらでは単純にアルテマを手に入れることができたので、簡単にアルテマが手に入ると思い込んだプレイヤーを驚かせた。挑戦するのは本編で途中離脱したメンバーで結成されたパーティだが、HPが本編の皇帝と同じ多さで、容赦のかけらも無い威力のフレアを無遠慮にぶっ放す。このシナリオ前半における実質的なボスというにはあまりに強過ぎであり、ラストダンジョンに挑戦できるようになってからじゃないと厳しいだろう。
FF4TA
HP | 230000 |
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終章後半、FF1〜6までのクリスタルが集められた区域で、破壊されたクリスタルから再生されたボス。これはFF6のアルテマウェポンをクリスタルの記憶からよみがえらせている形。
フレア、クエイク、バイオなどのFF6を再現させたものに加え、クラッシュダウンまで使ってくるが、一番危険なのはメテオ。間違っても満月で戦ってはいけない。
FF6
LV | 37 |
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HP | 24000 |
MP | 5000 |
初登場作品。魔大戦の頃に作られた二つの「アルテマウェポン」の片割れであり、「破壊のために作られた魔獣」。
魔大陸の三闘神の前に立ちはだかる、事実上の世界崩壊前ラスボス。
崩壊前ではまずお目にかかれない高度な魔法を多用してくる。
フレア、特技版メテオ、トルネド、グラビガ、クエイク、バイオなど。
威力は崩壊後の敵が使うよりは圧倒的に弱いが、それでも喰らえばHP全快状態でも大半は削られる。
まともに戦えば体感的な強さは崩壊前および崩壊後の敵と比較してもトップクラスに入ると思われる。
また、フレアスターやマインドブラストも使用。
戦闘時のBGMは普通のボスの『決戦』ではなく、『死闘』。この曲が最初に使われるボスでもあり、それまでのボスとは一線を画す存在であることを示す演出であった。
「力であり、生命にあらず」という台詞の通り、魔法で形作られた存在なのか、MPがゼロになると死亡するため、ラスピルでMPを削るという倒し方もある。
色違いの上位種にアルテマバスターが、ゲームボーイアドバンス版では更なる上位種オメガウェポンが存在する。
バハムートラグーンのアイスドラゴンの聖属性最終進化形態『セイントウェポン』はこのアルテマウェポンとそっくりの姿をしている。暗属性の『ブラックバスター』はアルテマバスター。
FF7
LV | 60 |
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HP | 100000 |
MP | 400 |
四足の魔獣だった6と違って、7は翼のはえた人型の上半身と四足の下半身を持った姿。
星が自らの危機に対抗するために生み出す生物兵器「ウェポン」の一体。
オリジナル版では唯一戦闘の機会があるウェポンで、ミディールにて強制戦闘があり、その後ワールドマップを飛び回る奴を飛空艇で追いかけながら戦う。
こちらは姿が見えるため不意にエンカウントすることはないが、どこにいるかわからずに世界中を飛び回ったプレイヤーも多いのではないだろうか。
HPが0になると強制的に最終決戦地に移動、最後にシャドウフレアを放って消滅する。
(攻撃を受ける人に敵の技マテリアを複数つけておくと1個ずつ習得できる)
FF8
HP | 61100~160000 |
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6と7のデザインを組み合わせたような姿をしている。要はゴーゴン大公。
大海のよどみの最深部に居座る隠しボスで、アルテマをドローできる数少ない敵でかつ最強のG.F.であるエデンをドローできる。
ここから9999の固定ダメージを与えるリヒト・ゾイレを放つ。また、7の武器であるアルテマウェポンを連想させるような半透明の剣を持っている。
FF10
~HP | 99999 |
オメガ遺跡に潜むオメガウェポンの影武者として登場。
同ダンジョンにおける中ボスポジである。
何故かこの作品ではわいろが効いてしまうらしく2500000ギル以上支払えば貴重なアイテムペンデュラムを99個手に入る上で帰っていく。
続編となる10-2では普通に雑魚敵として登場する。
FF14:新生エオルゼア
詳細はアルテマウェポン(FF14)の記事を参照のこと。