概要
フラタニティ(fraternity)とは、英語で友愛・兄弟愛などを意味する言葉。
兄弟・同僚などを意味する「frater」に由来する。
一般的には組織名・団体名などに使われることが多い。
同義語はブラザーフッド(brotherhood)
アメリカ合衆国の大学では学生が中2病を爆発させ作ったそれ(女性系はソロリティと言う)が1つの大学に複数存在する。通常、名前はΚΚΨなどギリシャ文字を連ねるので「ギリシャ文字クラブ」と俗称される。この組織は排他的で、組織間の交流は一切ない(映画『ドラムライン』でいくつか出てくる)。またこのお約束に入らない、「FHC(ラテン語の略称)」や、「スカル&ボーンズ」(「呼称にドイツみがある」点が指摘されている他、創始者がドイツへ留学に行った際、フリーメイソンリーに関する勉強をして帰国後その筋の儀礼をぶっこみ、若干普通であった「エウロギアクラブ」を改名し「野生のフリーメイソンリー」のようなものにしてしまった)と言ったものもある。これらのうちの一部は、CIAの長官や大統領を多数輩出しているため、成員にとって「恥ずかしい青春の1頁」に過ぎないこれらが、陰謀論界隈ではこれのOB会が世界経営者秘密結社として機能しているとかなんとか言われる。
ファイナルファンタジー10のフラタニティ
主人公のティーダが装備できる武器の一つ。
龍の頭部を模した鍔から水で出来たような刀身が伸びていて、切っ先が銛(あるいは釣り針)のようになっている。
ティーダ=フラタニティの図式なのか公式イメージイラストで手にしていることが多く、OPおよびザナルカンド決戦前のムービーではユウナの杖とブリッツボールの球に寄り添うように地面に突き立てられており、全体的に南国や水のイメージが多いFF10という作品を象徴する武器と言えるかもしれない。
ゲームシステム上でも他の武器とは異なる特徴を持っている。
FF10の武具は基本的に入手したものに改造を施して特殊効果を付与しながら使っていくのだが、フラタニティは改造ができずに入手時点で「物理攻撃+5%」、異界でのイベント後に「物理攻撃+10%」「水攻撃」「見破る」が付く。
最終的に「攻撃力+15%」になるのでダメージソースには事欠かず、「見破る」もついているので相手の状況を見ながら戦況を立てやすくなるのだが水攻撃が微妙に足を引っ張っており、雷平原を抜けてからは水属性を弱点とするどころか耐性・吸収持ちの敵が増えるので使い勝手としては相当悪くなってしまう(一応、機械の敵には有効ではある)。
また、改造できる武具は付与されている特殊効果によって見た目が変化するのだが、フラタニティは見た目が一切変化せず、他の武器で同じ武器効果を揃えても見た目はフラタニティと同じにはならない。
エクスカリバー(ダメージ限界突破)・アクアセイバー(水攻撃)・アイスブランド(氷攻撃)がフラタニティと同じ見た目になるので代替品を求めるのであれば覚えておこう。
その他、売却もできず、同じ武器を複数入手することもできない一品物である。
これらの特徴は各キャラ毎にイベントをこなすことで手に入る最強クラスの武器「七曜の武器」以外では唯一フラタニティのみが有している。
英語圏では「fraternity」が組織名の印象が強いためか、同義語の「brotherhood」が剣の名前になっている。
続編の『ファイナルファンタジーX-2』ではユウナが戦士のドレスフィアを装備した時に使用。
モーションもティーダを意識したものになっている。