FF6におけるトランスティナ
幻獣と人間のハーフで生まれながらに魔導の力を持つ彼女は一定の力をためるとトランスアビリティで変身が出来る。
変身中は全身が淡いピンク色に発光し、全身きめ細かい体毛が生え揃い、耳が大きくなり、足もネコ科の動物のように変形、総じて獣のような姿となる。
発売からしばらくの間はゲーム中のドット絵と天野喜孝のイラストくらいしか描写がなかったためVジャンプのFFコーナーや同人誌には作家ごとに異なるトランスティナ像が描かれていた。
ティナがヴァリガルマンダと共鳴して飛び立ち、ロックとセリス(とレイチェル)が親睦を深めている間にも、NPCたちから「全身が光る空飛ぶ女の子」の話が聞けるなど、ティナが物語のキーパーソンであることが強調されていた。
NPCの何名(女性と子供が多い)かはトランス後のティナを「動物やモンスターではなく人間の女の子」「凶暴ではない優しい性格」と解釈している。特に、止まった時の姿が分かりやすいようだ。
ゾゾの建物でこの姿のまま眠り続けていて、人間の姿で目覚めたことがあり、EDでも近い演出がされた(余談で、セリス、リルム、レイチェルにも眠り姫的な演出がある)。
パパとの体格差は突っ込んではいけない(親子なので、髪と耳とパワーはそっくりだったりする)。
動物やモーグリふかふかが好きな理由は、本人がふかふかしているからだった!?
DFF&DdFFにおけるトランスティナ
DdFFでは、体色が4種類に増えた。
ティナのトランスアビリティ
ティナの固有コマンドアビリティとして使用可能。
初使用時は暴走状態で制御できていないものの、ストーリー中盤から使用可能になる。
トランス中は魔法防御力が上がり、魔法&物理共に攻撃力が大幅に増加する。
また行動速度が加速し、ほぼ毎ターン動けるようになる。
特に魔法の威力は凄まじく、後半レベルが高くなっていくにつれて上級魔法で簡単に9999を叩きだすようになり、Lvを最大まで上げるとファイア1発で9999になる。
使用中はATBゲージ(行動可能までの時間を示すゲージ)が緑色(通称『トランスゲージ』)に変化し、行動を起こすごとにゲージが減少し、空になると元に戻る。
トランスゲージが空になった後に再度トランスするためには、FF6で魔法習得に必要な『魔法経験値』を一定値以上貯める必要があり、この魔法経験値が蓄積した分だけゲージを伸ばすことができる。トランス状態は自発的に解除する事もでき、自発解除すればゲージを温存することも可能。
終盤で世界が崩壊してからは、2倍近くトランス状態でいられる。
また、トランス状態中にストップをかけストップ中にゲージを空にしてストップを解除するとトランス状態を維持できる。
DFF・DdFFでは、EXモードにて、グライド(滑空移動)と連続魔が使用可能になる。
ちなみにその姿が全裸に近いため、CEROランクがCになった。