概要
漆黒の法衣と、禍々しい仮面に身を包んだ邪なる存在。別名「天使い」。
エオルゼアの各地に出没し、歴史の裏で暗躍してきた。
戒律王「ゾディアーク」を崇めている。
目的
彼らの目的は「霊災」によって引き起こされる「次元圧壊(アーダー)」によって原初世界に幾つもの鏡像世界を統合することであり、それによってゾディアークの封印を解こうとしている。
そのため人間や蛮族を唆して蛮神召喚に必要な「神降ろし」の儀式を授けるなど、霊災を引き起こすためなら手段を選ばない。
不滅なる者
彼らは肉体を持たない不死なる存在であり、普段は物質界とエーテル界の境界に存在する「次元の狭間」に存在するが、闇のクリスタルを触媒として人間が認識している現実世界へ現れ、それを手にした人間もしくは遺体に憑依して活動する。
肉体を持たないが故に普通の人間には見えず、光の戦士のような「超える力」の持ち主でなければ彼らの姿を正しく認識することができない。
なお憑依する際に肉体を再創造することで容姿を本来の自分の姿に変えているが、肉体をそのまま使い続けていると記憶や魂が変質してしまうらしい。
闇のクリスタルや依代を破壊しても、それは物質界での活動限界を迎えたにすぎず、その本体は次元の狭間に退避するため意味はなく、完全に倒すには、「白聖石」などの魔器によって魂を捕らえた後、高密度のエーテルの刃で対消滅させるしかない。
サハギン族の長老はエリディブスによって不滅なる者へと昇華したが、闇のクリスタルを持っていなかったため水神リヴァイアサンに吸収されてしまった。
階級
アシエンには階級があり、上位のアシエンは「赤い仮面」、下位のアシエンは「黒い仮面」を着けている。
また、上位のアシエンにも階級があり、「オリジナル」と「転生組」に分かれている。
赤仮面
オリジナル
3体しか存在しない上位のアシエン。
「転生組」のアシエンを従えており、場合によっては彼らと行動を共にすることもある。
アシエン・ラハブレア | アシエン・エリディブス | アシエン・エメトセルク |
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転生組
鏡像世界から原初世界に渡ってきた上位のアシエン。
複数存在するが、「オリジナル」のアシエンより力が劣っている。
アシエン・ナプリアレス | アシエン・イゲオルム | アシエン・ファダニエル |
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アシエン・ミトロン | アシエン・アログリフ | アシエン・ウルテマ |
アシエン・デュダルフォン | ||
黒仮面
各地で暗躍する下位のアシエン。
上位に比べて力が弱いのはもちろん、魂の無い肉体にしか憑依できない。
その他のアシエン
アシエン・プライム
2体のアシエンが超える力を用いて融合した形態。
トラヴァンシェー
旧FF14に登場したアシエン。
「神降ろし」に必要なシールロックの宝「角笛」をミーデに授けており、それが後に機工城アレキサンダーの召喚に繋がることになった。
「トラヴァンシェー」とはヤ・シュトラによると、アシエンの現身が使っていた名前らしいが、正体はアシエンの誰なのかは未だに不明。
関連イラスト
関連タグ
ファイナルファンタジー14 ファイナルファンタジー14:新生エオルゼア 蒼天のイシュガルド 紅蓮のリベレーター 漆黒のヴィランズ 暁月のフィナーレ
ハイデリン エオルゼア イシュガルド ガレマール帝国 アラグ帝国 魔大陸 鏡像世界 第一世界 第十三世界 ゾディアーク(FF14) FF14種族一覧 蛮神
闇の異形者
ネタバレ
オリジナルアシエンの正体はハイデリンによって分かたれる前の世界に生きていた人間「古代人」であり、アシエンとしての名前は本名ではなく、かつて古代人達を収めていた「十四人委員会」の職責を司る「座」の名前に過ぎない。
転生組のアシエンは魂ごと14に分断された人物をオリジナルが引き上げ使命と力を取り戻させた姿であり、一体が消滅した場合、オリジナルが別の誰かをそのアシエンの「座」に就任させることができる。ちなみに転生組も元古代人で14人委員会の一員であったが、現在は魂が14分割されているためオリジナルに比べて見劣りする存在。
そのためオリジナルからは「なりそこない」と見下されている。
オリジナルにとって転生組は替えの効く幹部であるが、転生組をアシエンにできるのはオリジナルだけであり、オリジナルが全滅した場合はそれ以上アシエンを補充することができなくなる。
イシュガルドでの戦いでラハブレアが消滅、第一世界での戦いでエメトセルクやエリディブスが倒されたことでオリジナルが全滅し、残る上位のアシエンは転生組だけになった。