概要
MMORPG「ファイナルファンタジー14:新生エオルゼア」のVer.3.0「蒼天のイシュガルド」に登場する蛮神。またはその内部を舞台としたレイドダンジョンのこと。
レイドダンジョンとしては2弾目になる。
前回のレイドダンジョン「大迷宮バハムート」がその難易度の高さからストーリーを見たいライトユーザーへの敷居が高かったことを受け、今回から新たに「ノーマル」と「零式」の2つの難易度が用意された。
ノーマルはある程度装備を整えてさえいればそれほど難なくクリアできる難易度、零式は従来通り高難易度のエンドコンテンツとなっており、これは以降のレイドダンジョンでも定番の形式となっている。
後にパッチ5.11にて、零式を超える最高難易度のエンドコンテンツ「絶シリーズ」のひとつとして「絶アレキサンダー討滅戦」が実装された。
あらすじ
イシュガルドでの騒動が一段落ついた頃、低地ドラヴァニアにてゴブリン族の集団「青の手」が召喚したと思しき蛮神「アレキサンダー」が出現。
彼らの野望を阻止すべく、光の戦士とシド達は、青の手の目的を知る謎の女性「ミーデ」と共にアレキサンダーの内部へと突入する。
だがそこでは常軌を逸した現象と、とんでもない真実が待ち受けていた…
蛮神アレキサンダー
サイズは全長20~40メートルあり、蛮神の中でも特に大きい。
出現時は球場の結界によって抑えられているが、完全起動すれば惑星中のエーテルをあっという間に吸い付くし、死の星に変えてしまうとされている。
「理想郷に行きたい」という願いから生まれた蛮神であり、内部は空間拡張によって都市を内包できるほど広く、完全自給自足できる仕組みとなっている。
本来は一つしかない核も3つあるなど規格外だが、それ以外にもエニグマコーデックスという魔石とそれに認められたものが揃うことで、外部からコントロールできるという特性を持つ。
だがその真価は「時を操る能力」である。
アレキサンダーは時間を自由に進めたり巻き戻したりでき、損傷すれば損傷箇所の時間を巻き戻して無かったことにし、敵対者の時間を止めて一方的に攻撃でき、過去にもどって歴史改竄をも可能とする。
つまりアレキサンダーを支配したものは、時空を支配できるのだ。
余談
各層ではボーカル付きのBGMが多く、その中でも天動編4層後半の「ライズ」は、
アラートから始まる重厚感あるSFチックな曲調、テンションの上がるボーカルなどが最高にカッコよく好評。
また、曲の途中で少しの間、時間停止の電子音が入り、カウントを刻むように鳴るという細かい演出も存在する。