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俺は帝国……「ガレマール帝国」で生まれたんだ。

そして、親父の背中を追うように、魔導技術を学び、機工師になった。


CV:小山力也

概要

ガレマール帝国出身の機工師。ガレアン人。

エオルゼアにおける魔導技術開発の最大手「ガーロンド・アイアンワークス」の代表(社長) 。

ヒゲや白い髪のせいで壮年に見えるが、実は34歳


技術は自由のために」をモットーとしており、魔導技術が争いに使われることを嫌う。


技師としての腕は超一流だが、研究に没頭すると周りが見えなくなる悪癖がある。

加えて上記のモットーから慈善事業にかまけっぱなしで、会社の経営は副社長のジェシーに投げっぱなし。そのために度々小言を言われている上、会社の実権をほぼ握られている。

とはいえジェシーを始めとした従業員の多くはシドを尊敬して付き従っているため、活動に支障はなく、ほぼほぼ慈善事業のために会社の資産を使い倒している。


メインクエスト以外にも、「クリスタルタワー」「機工城アレキサンダー」「次元の狭間オメガ」など、アラグ帝国や異界の技術が絡むサブクエストに主要キャラとして登場する。

そしてこれらのイベントで得た知識や経験が、後に「漆黒のヴィランズ」において非常に重要な役割を果たすことになる。


来歴

帝国筆頭技術士官「ミド・ナン・ガーロンド」の息子として生を受ける。

幼い頃からその才能を発揮し、弱冠12歳にして魔導アカデミーに入学。周囲からは天才だともてはやされる。

だが当の本人は周囲の評判になど興味はなく、偉大な父の背中を追いかけるのに精一杯だった。


ネロ・トル・スカエウァとは同い年、かつ魔導アカデミーの同期。前評判とそれに違わぬ才能に、初対面の時から一方的にライバル視されている。

魔導アカデミーではシドが主席でネロが次席だった事、お坊ちゃん育ちという事もあって自活力が皆無だった事がネロの口から語られており、ガレアン人なら知っているおとぎ話や物語の類にも疎い。

そのネロに対しては「テストのスコアで自分を上回られると、少し悔しさを覚えた」と語っており、ライバルだが友人として認識していた節がある。

「紅蓮秘話」第8話「少年たちの魔導展」では、そんな当時の彼らの姿が描かれている。


しかしミドが「メテオ計劃」に携わってからは人生が一変。

なにかに取り憑かれたかのように危険な、人命を顧みる事のない研究を行う父との間に確執が生まれ、やがてシドは孤立していく。

この頃にガイウス・ヴァン・バエサルは彼の才能に目をつけ、後見人となる。

しかし本編開始の15年前、シド19歳の時、父との確執の果てに銃で撃たれてしまい、治療の為にシタデル・ボズヤを離れる。その直後に発生した「シタデル・ボズヤ蒸発事変」により、10万人を超える属州民が駐留していた帝国軍や研究者もろとも、文字通り地上から消え去ってしまう。

外ならぬ実の父が引き起こしたこの惨事は重大なトラウマとなり、長らくシドを苦しめ続けた。


そして自身の開発した魔導技術が侵略戦争に使われ続ける事に嫌気がさし、遂にエオルゼアへ亡命。

魔導技術が発展していないエオルゼアに技術を提供する「ガーロンド・アイアンワークス」を立ち上げ、青燐機関や飛空艇をはじめとした魔導技術をエオルゼアへと流入させた。


だが第七霊災直後、帝国からの追手の襲撃によって記憶喪失となってしまう。その後ウルダハの聖アダマ・ランダマ教会で墓守「マルケズ」として匿われていた。

記憶はなくとも手が技術を覚えており、複雑な機構の懐中時計を修理し、周囲を驚かせていた。

新生編中盤、蛮神ガルーダ討伐のために飛空艇を必要とした光の戦士達の働きかけによって記憶を回復。以降、暁の血盟の協力者として様々な場面で力を貸してくれる。


ちなみに旧FF14のサービス終了時に申し込みを行い、新生に移行したプレイヤー(メテオサバイバー)は一部のストーリー演出が異なっており、誰もが光の戦士を忘れてしまった中で、シドとミンフィリアだけは彼/彼女の事を覚えていた。


漆黒のヴィランズ」では、未来に起きた第八霊災の数少ない生き残り。

ネロと共に晩年まで「第八霊災を回避する方法」を探し続けていた事が、プチオメガの記録という形で「漆黒秘話」第3話「第八霊災叙事録」にて語られている。


武器製作コンテンツ「セイブ・ザ・クイーン」にも主要人物の一人として登場。シタデル・ボズヤの研究所に保管されていた「グンヒルドの剣」の銘文を再確認する為、当時を知るシドに対して催眠セラピーが行われる。

悪夢のように捻じ曲がったシタデル・ボズヤでは、彼のトラウマを具現化した、様々な怪物が襲いかかってきた。

そしてミドが豹変したのは、衛星ダラガブに封印されていたバハムートによるテンパード化が原因だと判明。当時は蛮神やテンパードに対して知識がなく、結果シタデル・ボズヤが消滅した事が明らかとなった。これにより、父との確執に一応のケリをつける。

「セイブ・ザ・クイーン」終了後、戦勝と解放に沸き立つボズヤ・レジスタンスが宴を開く。そこから一人離れ、満天の星の下で酒を口にするシドの傍らには、胸から下げていたロケットペンダントが置かれていた。

そこには幼い自分と並んで笑う、懐かしい父の写真があった......。


クロニクルクエスト「ウェルリト戦役」にも登場。

「ウェポン計画」を巡り、アラグの遺構から発掘されたアルテマウェポンと同タイプの機体を改造・修復、人型決戦兵器「Gウォリアー」としてリリースする。その中でガイウスと再会する事となるが、互いのわだかまりを捨て、ガイウスの養子である孤児達を救う為に共闘する。


暁月のフィナーレ」では終盤、「最果ての地」を目指す魔導船を完成させる為、満を持して全社を挙げて登場。

光の戦士と、暁の血盟がこれまでに結んだ様々な「縁」により、多数の協力者が運んできた物資を元手に、シャーレアンの技術者やレポリット達と協力して魔導船を完成へと導いた。


余談

旧FF14では、セリフはないが姿だけ登場。

この頃はヒゲを生やしておらず、かなり若い印象を与える。


記憶喪失時の仮初の名「マルケズ」は、ファイナルファンタジー6のシドの苗字と同じである。

またミドと同名のキャラクターがファイナルファンタジー5に登場しているが、こちらではシドの孫になっている。


イベント戦闘等で共に戦う場面もあるが、登場した当時はまだ機工士がジョブとして実装されていなかった。そのため、攻撃モーションは格闘士のものになっている。


ユニクロコラボではヒートテックを愛用していることが判明している


関連タグ

ファイナルファンタジー14:新生エオルゼア シド(FFシリーズ) エオルゼア ガレマール帝国 ネロ・トル・スカエウァ

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