プロフィール
本名 | ユユハセ・ルルハセ |
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年齢 | 45歳 |
二つ名 | 金眼のユユハセ |
役職 | クリスタル・ブレイブ第三分隊隊長 |
種族 | ララフェル |
部族 | デューンフォーク |
CV | 中田譲治 |
概要
光の戦士が、ガレマール帝国の野望を挫いた後、エオルゼア全土で活躍する義勇兵の集まり「クリスタル・ブレイブ」が結成された時に参加したララフェルの男性。
クリスタル・ブレイブに参加してる中でも、「クリスタル・ブレイブの制服を売って荒稼ぎしよう」とか「特別手当を支給して欲しい」とか、「給料を上げてくれ」とお金に関する台詞が多い。
一方で、仕事はキッチリこなしており、慣れない寒冷地域のクルザスでも異端者を追い詰めたりしている。
ウルダハ貧民街の出身であり、儲かりそうと言う理由で銅刃団からクリスタル・ブレイブへ加入した事になっているが、ロロリトからの密命を受けて潜り込んでいる人物。
彼の目的は二つ名のとおり『金』であり、ロロリトから十分な資金が提供されていたと思われる。
また、同時にロロリトの意向を受けたイルベルドとも繋がっており、表向きはエオルゼアと金のために動いていたが、裏ではクリスタル・ブレイブにロロリトからの裏金を入れる事に腐心していた。この動きを知ってしまったアラミゴ難民の若者、ウィルレッドはイルベルドとユユハセによって殺害される事になってしまう。
一部の隊員はイルベルド率いる第一分隊と、ユユハセ率いる第三分隊の怪しい動きを察知しながらも、何も手を打つ事が出来なかった。
結果、ウルダハの祝勝会でナナモ女王暗殺事件が発生し、イルベルドによるクリスタル・ブレイブの乗っ取りが発生してしまう。
この時、アルフィノに対し見た目に似合わぬ渋い声で語り掛けるのが、ゲーム内で聞ける彼の唯一の音声である。
そのギャップに数多くのプレイヤーは驚くらしい。(そりゃ驚くよ!)
イルベルドの作戦は成功し、ラウバーンを牢獄に繋ぎ光の戦士を追い落とした後も、イルベルドやローレンティスと組み度々光の戦士を妨害。特にラウバーン救出作戦では、毒霧まで使用した。
しかし、イルベルドと長く組んでしまったために、ラウバーンとロロリトの手打ちによってイルベルドが一転して指名手配されると、彼も同時に指名手配されてしまった。
ロロリトの冷酷な切り捨てにより寄る辺を無くしたユユハセはイルベルドに付き従い、ローレンティスと共に正体を隠してアラミゴ解放軍に転がり込んでいた。
その後、暫く表に出てこなかったが鉄仮面と化したイルベルドの作戦である「バエサルの長城」攻略の真の目的のために、帝国軍としてバエサルの長城に潜入していた。
そして、あらかた同盟軍に扮したアラミゴ義勇兵側に勝利が確定する流れの中、ローレンティスと共に帝国の魔導兵器を起動させ、アラミゴ義勇兵の虐殺に加担した。
アラミゴ義勇兵の祈りにも似た絶望に加え、イルベルドの持っていた「竜の目」のエーテル。
そして、イルベルドの命と憤怒に似た妄執で神無き蛮神「神龍」を呼び出してしまう。
その後の動向は紅蓮のリベレーターのメインクエストでNPCからの話で聞けるが、「あやしい帝国兵」としてアラミゴ領内をローレンティスと共に点々と移動。
しかし、アラミゴ山岳地帯にいる時に帝国兵として捕らえられてしまい、尋問の最中に正体が判明。
ローレンティスと共にバエサルの長城での虐殺実行犯としての裁きを受ける事になってしまった。
この連絡に対し、プレイヤーは極刑か助命かの一票を投じる事は出来る物の、結果はわからずじまいである。
どちらにせよ、大量虐殺に加担したため、命が助かったとしても相応の刑罰を受ける事は確定的である。
何故彼はイルベルドに加担したのか?
金だけに執着する彼が、金にもならないイルベルドのアラミゴ解放に加担した理由は今もって謎である。ほぼ成り行きで指名手配犯になってしまったので、ズルズルと流されただけかもしれない。
一方で推測となるが、彼の選択肢がそれ以外に無かった可能性もある。
イルベルドと共に指名手配された際、イルベルドとローレンティスを売り、自分だけが助かる道はあるように思える。しかし、少なくとも戦士としての能力が高いイルベルド相手にそれが成功するとは思えず、仮に勘づかれればユユハセの命は無い。
仮に無事にイルベルドとローレンティスを売って自身は無罪及び、減刑が受けられたとしても実は彼は無事では済まない。
彼はロロリトの密命を受けてクリスタル・ブレイブの乗っ取りに加担していた人物である。
ラウバーンとロロリトが手打ちを行い、指名手配犯となった時点でロロリトからすれば彼は用済みである。むしろ裏金の資金流入の事実が表に出れば失脚はしないまでもロロリトにとっては邪魔であり、ウルダハに戻る事が出来ても、口封じのために殺害される可能性は高い。
蒼天のイシュガルドの中盤以降は比較的大人しい描写が多いロロリトであるが、元々彼は邪魔になる者の殺害に躊躇しない性格であり、周辺の被害も自身に不利益が無ければ気にする事は無い冷血さを持っている。
そんな性格をユユハセが知っていても不思議ではなく、どちらにせよ詰んでいるのである。
と、なるとイルベルドの目的である「アラミゴ解放」に助力すれば少なくともアラミゴに貸しは出来るため、相応の扱いを受けられると言う打算があったのかもしれない。
しかし、味方諸共虐殺すると言う重大犯罪が如何に国を救うためとはいえ許される訳も無く、引き続き犯罪者として追われてしまう事となった。
牢獄の住民になるか、刑場の露と消えるかはわからないが、結果として彼はロロリトとイルベルドに使い潰された側とも見れる。
ユーザーからはその渋い声と見た目のギャップで多大なインパクトを残し、度々金の事だけを口にすると言う金の亡者感が強い。
その行動はイルベルドと同様に好かれているとは言い難い物の、求めていた「金」を手にする事は出来なかったと言うのは哀れである。
余談
実は、旧FF14ではウルダハのエーテライトを警護していたNPCであった。