ウェッジ(FF14)
うぇっじ
CV:KENN
『ファイナルファンタジー14』に登場するララフェル族男性のNPC。ちなみに「ウェッジ」は偽名。
ガレマール帝国属州出身の、元帝国軍魔導技師。現在はシド・ナン・ガーロンド率いる「ガーロンド・アイアンワークス」の一員。
慌て者だがピュアで人懐っこい性格で、語尾に「~っス」とつける独特な口調の持ち主。
15歳で軍に強制徴用され、そこで相棒となるビッグスと出会い意気投合する。
その後魔導アーマーの暴走事故を起こして軍を脱走し、反帝国組織と接触。当時既に亡命していたシドと連絡を取り、エオルゼアに逃げてきた。
「新生」では、ビッグスと共に試運転中の新型飛空艇「タイニーブロンコ」が、帝国軍の砲撃を受けて不時着。各国グランドカンパニーの要請を受けて調査に向かった光の戦士と出会う事になる。
その後「暁の血盟」に保護され、技術者として参加した。中盤、「砂の家」襲撃に際しては難を逃れ、ビッグスと共に脱出を果たすも「タイニーブロンコ」はクルザスに不時着。寒さで凍え死ぬ寸前だったが光の戦士にビッグスともども救助され、帝国軍に捕らえられたミンフィリア達の救出作戦に参加する。鹵獲した魔導アーマーを用いて帝国軍基地に潜入し、これが反攻作戦の始まりとなった。
「蒼天」「紅蓮」でも、引き続きガーロンド・アイアンワークスの一員として登場。
「蒼天」では一人乗りの新型飛空艇「マナカッター」を開発しており、光の戦士たちが「ドラゴンズエアリー」へ突入する手段となる。その後マナカッターは普及し、空の世界を席巻する「空賊」が生まれるさきがけとなった。
「次元の狭間オメガ」では主要人物の一人。オメガによる実験に強制的に参加させられた光の戦士を支援するが、「心」を解明しようと考えたオメガから「光の戦士の心の強さを高める為」として攻撃されてしまう一幕もあった。
その一方で「ヤーンの大穴」から飛び出した不思議なチョコボ・アルファを可愛がり、オメガを解析する為に作ったプチオメガと共に、アルファが探求の旅に出るきっかけを作った。
「漆黒秘話」において、未来で起きる「第八霊災」を生き延びた数少ないうちの一人だった事が判明。
しかし難民の村に井戸を建てに行った帰り、野盗に襲われて致命傷を負う。怪我は回復する事なく、ビッグス、アルファ、プチオメガに看取られ死亡した事が語られた。
後に「第八霊災」が回避された事により、この運命をたどる事はなくなった。
常に黒いレンズのゴーグルをつけているため、鼻黒ララフェルであるくらいしか顔が分かっていなかった。
その後、2022年のプリンセスデーで、初めてその素顔が公開されることとなった。