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第一世界

だいいちせかい

第一世界とは、ファイナルファンタジー14:新生エオルゼア「漆黒のヴィランズ」の冒険の舞台である。
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概要編集

アルバート達「闇の戦士」の故郷だった「鏡像世界」の一つ。

「鏡像世界」とはいわゆる平行世界であり、13ある鏡像世界の中で最も原初世界に近いのが「第一世界」である。

対極に位置する第十三世界で「闇の氾濫」が起きた影響により常に光の力が溢れやすい、不安定な状態に陥っていた。


しかし、闇の戦士がアシエン・ミトロンアシエン・アログリフを含むあらゆる闇を祓ったことが原因で「光の氾濫」が発生。

光の力が強くなりすぎたことで、現在は「完全な無」になりかけている。

その結果、夜が訪れなくなっただけでなく、「罪喰い」と呼ばれる異形の存在が徘徊している。


漆黒のヴィランズ」では第一世界に僅かに残された地域「ノルヴラント」を冒険することになる。


種族の呼び方や扱いなど細かい所で差異はあるものの、原初世界との共通点がいくつか見られる。

ノルヴラントは原初世界で言うところのエオルゼア地域に該当する部分らしく、原初世界のグリダニア・リムサロミンサ・ウルダハ・クルザスの各地方に相当する地域がそれぞれ存在する。

また原初世界におけるNPCと酷似したNPCが複数確認されており、分断された「もう一人のNPC」と言えなくもない。



国家がほぼ崩壊しており貨幣制度が機能していないが、原初世界の「ギル」が使用可能。

これは国家に保証される貨幣としての価値は無いので、金属そのものの価値を基準にして取引を行っているからとのこと。

遺物「トームストーン」も同様の理由で使用可能。


ノルヴラント編集

「光の氾濫」が発生した後、かろうじてそれに飲み込まれず残った地域。発生前の全土の約1割にとどまる。

原初世界におけるエオルゼアに大まかな地形が酷似しており、いくつかのリージョンに分かれており、都市も存在する。

  • レイクランド

ノルヴラント中央部「始まりの湖」の岸辺一帯をさす、岩山と森が連なる地域。原初世界のモードゥナに相当する。

古くはレイクランド連邦という国家の勢力下にあったが、光の氾濫に伴う混乱の中で崩壊する中、100年前に突如として「クリスタルタワー」が顕現。その周囲に都市クリスタリウムが創建された。


  • コルシア島

西の海上に浮かぶ岩がちな島。原初世界のバイルブランド島に相当し、巨大な崖で大きく二分される。

海上には第一世界に残された都市国家の一つであるユールモアがあるが、選ばれた住民は元首ドン・ヴァウスリーの施策により、緩やかに滅びを受け入れつつ享楽に興じている。


  • アム・アレーン

南に広がる乾燥した岩石と砂漠が広がる地帯。原初世界のザナラーンに相当し、同様に鉱山も点在する。

元来の地勢・気候に加えて「光の氾濫」で無と化してしまった地域との境界にあたる過酷な環境。

かつての中心都市・ナバスアレンも、半分近くが「光の氾濫」に飲み込まれた結果廃墟と化している。


北に広がる山岳地帯。原初世界のクルザスに相当する。

かつてはフッブート王国と呼ばれる国が栄えていたが、ある事件によって王族が断絶。直後に「光の氾濫」によって罪喰いの襲撃を受け、大半の国民は逃げ出してしまった。

その後ピクシーやフーアを始めとした妖精族が住み着いた。花が咲き乱れる美しい草原が広がる、夢のような光景が広がるが、悪意なく「イタズラ」をしかける妖精族の存在により、見た目に相反した危険地帯である。


  • ラケティカ大森林

東に広がる森林地帯。原初世界の黒衣森に相当する。

独自の信仰を持つ「夜の民」が戒律を守り暮らしている。巨大な木々によってある程度の影が差しているものの、ここでも光の脅威は深刻な問題となっている。

大森林の東にはかつてこの地に栄えた古代帝国・ロンカの秘密を守護するヴィース族が暮らしており、余人が踏み入る事を許さない。


  • テンペスト

終盤に訪れる西方の海中のエリア。ある存在と契約する事で一時的に巨大な泡が形成された結果、普通に海底を「歩いて」散策できる。

オンド族(原初世界のサハギン族に相当)が暮らす集落の南西部には、「古き人」と呼ばれる者が築いた都市が廃墟となって広がっていた。しかし……


エデン編集

クロニクルクエスト「希望の園エデン」の舞台となるノルヴラントの外側の大地。別名「無の大地」。

かつて「光の氾濫」によって街や自然だけでなく、土壌までもが消滅。停滞した環境エーテルは正しく循環せず、それらが復活する兆しすら一切観測されていない。

見渡す限りの白い大地は生命の一切を拒絶し、体内エーテルに悪影響が及ぶ為に長居は出来ない。


物語の中心人物はリーン

第一世界に生きる者として、無の大地を再生する未来を願い、停滞している六属性(水・土・雷・火・風・氷)の環境エーテルを励起していく事を決意する。

プレイヤーはリーンに協力し、原初世界で討滅してきた蛮神とは似て非なる者を象徴として想起・召喚、これを倒す事で環境エーテルを励起。相互作用によって、無の大地の環境は少しずつ変わり始める。

「共鳴編」からは謎の少女「ガイア」の秘密も大きく関わり、100年前に滅びかけた第一世界の真実を目の当たりにする事となる。


関連タグ編集

ファイナルファンタジー14:新生エオルゼア 蒼天のイシュガルド 漆黒のヴィランズ 暁月のフィナーレ 罪喰い(FF14) ハイデリン 鏡像世界 第十三世界 アーモロート


アシエン・ミトロン,アシエン・アログリフ:かつて第一世界で活動していた。

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