鏡像世界
4
きょうぞうせかい
「鏡像世界」とは、ファイナルファンタジー14における並行世界である。
1万2千年前、ハイデリンがゾディアークを封じた際に生じた原初世界と対になる13の並行世界。
元は同じ世界だったものが鏡写しのように分裂したため、地理や生態系などにはある程度の共通点はあるものの、1万2千年もの間それぞれ独自の歴史を歩んできているため、あくまで共通点が見られるだけの別世界である。
アシエン達の目的はこの分割された世界を統合し、再び一つの世界に戻す事で、その手段として用いられているのが「次元圧壊(アーダー)」である。
鏡像世界側でエーテルのバランスを世界規模で崩し、原初世界側でその属性に関する災害が起きると、世界を隔てる壁を破ってエーテルが原初世界に向けて流れ込む現象が起こる。
これにより、世界に存在するエーテルが根こそぎ流れ出してしまう鏡像世界側は世界そのものが消滅して無くなり、原初世界に統合される。原初世界はこのきっかけになった災害の規模がけた違いに拡大し、「霊災」として語られる世界規模の災害になる。
これにより、作中ストーリー開始時点までで7つの鏡像世界が統合されている=霊災は7度起こっている。
また、第十三世界はこの手法が採られるようになる前の話ではあるが、「やりすぎた」結果、闇の氾濫が起こって無の世界「ヴォイド」と化してしまった。
なお、全部で14ある世界が「第一~第十四」と呼ばれているのではなく「原初世界と第一~第十三」という呼称であることから分かる通り、原初世界とそれ以外が明確に区別されている。
次元圧壊が起こった時にエーテルが流れ込んで統合されるのは必ず鏡像世界から原初世界に向かう方向のみであり、必ず鏡像世界側が消滅して原初世界に統合される。また、何らかの理由で原初世界が滅亡すると連鎖的に全ての鏡像世界も滅亡するが、逆は無い。
- 第一世界:「光の氾濫」により「無」になりかけている。本来ならば第八霊災によって再統合される筈だった。活動していたアシエンはミトロンとアログリフ。
- 第二世界:第三霊災によって原初世界に再統合。
- 第三世界:第四霊災によって原初世界に再統合。
- 第四世界
- 第五世界:第一霊災によって原初世界に再統合。
- 第六世界:第五霊災によって原初世界に再統合。
- 第七世界:第七霊災によって原初世界に再統合。
- 第八世界
- 第九世界
- 第十世界:第六霊災によって原初世界に再統合。
- 第十一世界
- 第十二世界:第二霊災によって原初世界に再統合。活動していたアシエンはナプリアレス。
- 第十三世界:「闇の氾濫」が起きたことで「ヴォイド」化。再統合には適さなくなってしまった。活動していたアシエンはイゲオルム。
関連記事
親記事
子記事
兄弟記事
コメント
コメントが未記入です