ファイナルファンタジーシリーズ
イヴァリースシリーズにしばしば登場する召喚獣およびモンスター。
「アルテマ」の名の由来はFFの最強魔法「アルテマ」から。
ちなみに主に描かれるのはFFTのアルテマである。
FFT 聖天使アルテマ/聖大天使アルテマ
本作のラスボス。
第一形態の聖天使アルテマは血塗られた聖天使と呼ばれる。アルマを器としたアジョラ・グレバドスが復活した姿。真っ赤なレオタード(ハイレグ?)と銀髪、天使の羽、ナイスボディと官能的。
しかしルカヴィであることとその点から考えても、
しかし、第一第二形態共にウィーグラフや赤チョコボほど脅威ではない。
アルマと聖アジュラが分離した際に苦し紛れにアルテマデーモンを4体召喚して襲い掛かってくるが、第一形態を倒せば第二形態に変身した時に第一形態で召喚したアルテマデーモンを除去してくれるのでまともに相手にする必要がない。
アルマを最優先に狙って攻撃してくるが、アルマが戦闘不能になってもゲームオーバーになったり、アルマを再吸収して強くなったりせず、アルマが戦闘不能になってもクリスタル化しない為、無理に守る必要がない。
そして詠唱チャージ中は防御力が下がり無防備で隙だらけである。
第一形態曲名が「Ultima, The Nice Body」(「アルテマちゃんはナイスバディ」)であり、別名「アジョラさん大回転」の方がマシなタイトルというのも拍車にかけている。
ルカヴィ「憤怒の霊帝」アドラメイクと同じく復活したばかりで不完全で弱かったので公式も最初から弱く設定したのだろう。
ちなみに聖アジョラの性別は、FFTでは男性であるかのような描写がされているが
関連作のFF12の未来だと「聖女アジョラ」と書かれている。
別次元のFF14だとラスボスの意地でラムザに封印されると引き換えにラムザを倒して引き分けに持ち込んでいた。
関連イラスト
理想(FF14次元?)
現実(FFT次元)
関連タグ
他FFシリーズの召喚獣アルテマ
FFTA 堕天使アルテマ
「聖天使アルテマ」でなく「堕天使アルテマ」が登場する。
上半身は清楚そうな乙女だが、下半身は巨大なレーザー砲になっている。翼が複数生えている。
敵として戦う時は結晶体であり、召喚するとMPダメージを与えてくれる。
恐らく(時間軸的に考えても)こちらは本当に女性だと思われる。
FF12
「聖天使アルテマ」が登場し「堕天使アルテマ」によってオキューリアに刃向かうよう仕向けられたという。
ホーリジャなど聖属性魔法を多用し、召喚で「完全アルテマ」を見るのは難しい。
姿はFFTAと同じだが、堕天使と聖天使の違いは不明。処女宮を司る。
FF12RW
「聖天使アルテマ」で、回復属性の幻獣。倒すと使えるようになる。
この属性で唯一攻撃ができる。技は「完全アルテマ」と「リザレクション」。
姿は前作と同じ。
FFTA2
「聖天使アルテマ」が登場する。姿はFFTA・FF12に同じく。
使う技は「アルテマ」。敵にはダメージ、味方には回復と強い。
FF14:新生エオルゼア
紅蓮のリベレーターにおける24人レイドダンジョンシリーズ「リターン・トゥ・イヴァリース」の第3弾「楽欲の僧院 オーボンヌ」のラスボスとして登場する。
デザインは雨宮慶太。
FF12の聖天使アルテマをベースにしたデザインで、神々しくも禍々しさを感じさせるものとなっている。
攻撃は何れも苛烈であり、履行技「究極幻想(アルティメット・ナリファイア)」を発動する。勿論、きちんとした方法で受けきらないと全滅する。
こちらの作品では外宇宙から飛来した星外生命体であり、作中時間から12000年以上前からその存在が仄めかされていた。
「ゾディアックブレイブ」始祖の一人にして「ハイデリンの堕天した使徒、ハイデリンを憎む者」聖アジョラによって召喚されたと伝えられており、死都ミュロンドの地下に封じられながら「聖石」と呼ばれる白いクリスタルを無尽蔵に創り出し、それを原生生物に与えていた。
この「聖石」にはエーテルエネルギーを吸収・貯蔵する機能があると同時に、所有者の願望や感情を肥大化させ、暴走させた上で最終的に異形「ルカヴィ」へと変身させる機能がある。その為極めて危険な存在である。
旧ダルマスカ王国における宗教集団・ゲルモニーク派では「聖石」を奇跡の遺物とし、悩みをすべて解決し、神たるアルテマによって天国へ導かれるとした結果、甚大な被害を生んだ。更に国教ヨクス教と対立した為に邪教として弾圧され壊滅したが、その禁術に目をつけたある人物がガレマール帝国軍第Ⅳ軍団に参加し「魔導僧兵大隊」が結成。狂信的なゲルモニーク派による「聖石片」を媒介として命と引き換えにルカヴィを召喚する死の部隊として恐れられる。
更に「新生」においてアルテマウェポンのコア・黒聖石サビクが、聖天使アルテマに関連するアイテムとして登場。アラグ帝国でも表層しか解明できなかったサビクには究極魔法アルテマが封じられており、アシエン・ラハブレアの詠唱によって発動した時には要塞一つを軽く吹き飛ばしてしまった。
最終的にアルテマウェポンは光の戦士によって破壊されたが、ラハブレアが持ち去った黒聖石サビクは巡り巡って「暁月のフィナーレ」クロニクルクエスト「万魔殿パンデモニウム」で再登場。
12000年前、世界が分かたれる以前にある人物が入手した聖石を調査するうち、彼女を狂わせた元凶である事が判明する。
関連タグ
アルテマ(FF16)(同じシリーズのラスボスつながり)