概要
初出はFFT。
遥かなる太古においてオキューリアたちが下界と異界を統合するべく創造した異形者たち(ただし例外者あり)。
そのためそれぞれに何かしらの役割が与えられている。
ある日、異形者の中でも最高傑作とされる魂を天へと運んで転生の手助けをする役割を与えられていた聖天使アルテマが堕天使アルテマと出会った事から暴走を始め、創造主であるオキューリアに反旗を翻し、反乱を起こし千年神戦争が勃発。
戦いはオキューリアの勝利に終わり、その魂と肉体を獣印に封印され、第三者が獣印によりその魂を召喚しない限りは外へと出ることが出来ない状態へと陥ってしまった(FF12の時代には一部の者が膨大なミストの影響で復活した者もいたようだが…)。
しかし、FF12の時代、とある事が切っ掛けとなり創造主であったオキューリアは、イヴァリースへの影響力が衰えてしまい、その結果かどうか定かではないが、勢力を盛り返していったらしく、FF12本編からさらに月日がたったころ、聖アジョラなる人物(男または女両方の説あり)が獣印(FFTの聖石?)を使い、血に濡れられた聖天使アルテマを召喚、彼女と契約を結び、(不完全とはいえ)融合を果たす。融合した(おそらく)アルテマが元々魂を天へと運んで転生の手助けをする役割を与えられていたためか、封印された同胞たちの魂の封印を自由に打ち破ることが可能となり、同志たちを次々に現世へと解き放ち猛威を奮い、世界を破壊と絶望が支配する混沌とした世界に染め上げた。
しかし、これを阻止せんと彼女たちに戦いを挑んだFFTの主人公であるラムザの祖先たちの活躍により再び敗北、魂を狭間の世界へと追い返され封印されていた。
しかし、FFTの時代において、衰退した権力を再び取り戻そうと暗躍するグレバドス教の重鎮達の画策によりいつの頃からなのか定かではないが、神殿騎士団のヴォルマルフの肉体を依代にハシュマリムが復活(それ以前よりも現世に舞い戻って来た者もいたようだが再び世界に混乱をもたらそうという気はないらしく、またその詳細も不明)、主と崇めるアルテマを再び現世へと降臨させ、世界に破壊と混乱を齎し、混沌とした世界にしようと暗躍する。
なお、FFTにおいての伝承では不死身の悪魔とされるが、上記のように例え斃されてもアルテマが健在な限り、何度でも(融合に適した人間の体を解さなくても)現世へと召喚され、舞い戻ることが出来るため、はたから見れば倒された怪物が何度でも蘇ってくるように認識されているだけであり、決して完全に不死身という訳ではない。
FFTに登場したものはアルテマを筆頭とした7体のみだが、後のFF12にて先の7体を含めた全13体が改めて登場した。
最初のFFTでは全編を通して“滅ぼすべき邪悪な敵”という扱いでしかなかったが、FF12およびFFTAにおいては一部の(あるいは全ての)ルカヴィをシリーズおなじみの“召喚獣”という形でプレイヤーが利用可能になっている(ただし、FF12は召喚獣のシステムが従来とは微妙に異なっているため注意)。
さらに後に追加されたメンバーには明らかにFF1からFF5までの過去作のラスボスを意識したような名称、デザイン、設定のものも存在していたりする。
一覧
聖天使アルテマ |
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左の画像はFFT時の姿。右の画像はFF12の姿。 |
聖大天使アルテマ |
聖天使アルテマの第2形態にして本性(?) |
統制者ハシュマリム |
FF12(イラスト左)、FFT(イラスト右、背後の怪物) |
密告者シュミハザ |
不浄王キュクレイン |
FF12(イラスト左)、FFT(イラスト右) |
魔人ベリアス |
イラストはFF12のもの。FFTの姿はメインイラストの中央右下の怪物 |
死の天使ザルエラ |
イラストはFF12のもの。FFTの姿はメインイラストの中央右端の怪物 |
憤怒の霊帝アドラメレク |
輪廻王カオス |
背徳の皇帝マティウス |
暗闇の雲ファムフリート |
断罪の暴君ゼロムス |
審判の霊樹エクスデス |
戒律王ゾディアーク |
???
悪魔王サーペンタリウス |
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